2014年6月16日月曜日

YAMAHA SRV250 山道を走ってみた

今日は朝からどんよりとした曇り。今にも降りそうな薄暗い1日になりそうだった。

 しかし、15時頃になると、薄日が差してきたので、少し走ってくることにした。

Bandit 1250Sはゴールデンウィーク以後一度も乗っていないので、本来ならば、こういうときに乗るといいのだろうが、Bandit 1250Sは重くてチョイノリに使おうとは思わない。手軽では無い。

しかも、まだInazuma 400に乗っていた頃に山道を走ってみようとして諦めた事があったのであの山道を再度走ってみたい思ったのだ。そういう用途だと、なおのこと車体の軽いSRV250の出番だ。

蒸し暑いと思ったら、すでに気温自体も30度を超えていた。

今日の出で立ちは、ジェットヘルに薄手のジャンパ-。というよりもウインドブレーカーだ。

だが安全の事も考えて、アンダーシャツの上にプロテクターを来てから、上着を着た。それでも、かなり暑かった。

さて、目的地にやってきた。天気は上々で日が照ってきた。

ほとんど舗装路で、とても走りやすい。くねくねしているので速度は出せないが、SRV250だと気持ちよく左右に振って走れる。

だが、だんだんと林がきつくなり、それらに遮られて、日があまり差さなくなってきた。

砂防ダムが時々見える。中には、まだ作りかけのものもあった。

路面に、「通り抜けできません」と書かれている。クルマできたらきっとこれを見るとUターンしたくなるだろう。いや、Bandit 1250Sでも同様だ。

また、「通り抜けできません」だ。もしかすると、左の林道の事だろうか。

しかし、この後も、何度もこの文字が現れた。

だんだん車の入った跡が無くなってきて、路面に泥や枝、枯れ葉などが堆積ているところも出てきた。

 途中で、道が陥落している所に出くわした。一応車が通れるほどの幅はぎりぎりある。

近づいてみると、えぐれたように道路の下の土が下に落ちていて、重たいクルマで通り抜けるとさらに崩落しそうで危ない。これは車では通り抜けない方がいいだろう。

 少し走ると、二手に分かれていて、1つは林道のようだった。

看板があったので、見てみた。

赤い道を左から走ってきた。このまま右に走っていっても通行止めになっていると手書きで書かれていた。


地図を確認して、林道では無い舗装路の方を行くことにした。それでも、通行止めなのだが、この看板が最新のものかはわからない。

空を見ると、黒い雲がもくもくと出てきていた。

先を走っていくと、このような看板がなんどか出てきた。

そして、結局、看板から8分ほど走ったところで、本当に通行止めになっていた。しかし、前方を見ると民家があり、この山道がここで終わっているのは間違いない。つまり、この通行止めは、逆に民家側から、この山道に入れないように通行止めになっているのだ。

私は、その走ってはならない道を走ってきて、終わりだというところで、通り抜けできなかったという訳だ。なんだか納得いかない気がしたが、仕方ない。

Uターンして元の道に戻った。

途中で、下りの砂利道が左側にあったので止った。

ちょっと、通れそうか見てみた。また、同じ道を戻るのも芸が無い。

 轍ができていると言うことは、車が走っているという証拠だろうし、バイクで走れないようにも見えないので、降りてみることにした。

しかし、だんだんと、細くなり、心細くなってきた。

路面は、単なる砂利道ではなくて、石ころがたくさん埋まっているような、ひどいでこぼこ道になった。足の柔らかいSRV250なので、ごつごつの落差でフロントフォークがボトミングするのがわかるほどだ。

まあ、タイヤが荒いブロックパターンぽいものになったので、ちょっと悪路も走ってみたいと思っていたのだが、すこし後悔した。下り坂なのだまだ良かった。登りだったら、転倒していたかもしれない。

 なんとか、慎重に腰を浮かしながら走って、悪路が終わった。ここも、ゲートがあり、幸いにも開いていたから良かった。ここが閉じていたら、SRV250でもUターンは大変だっだろう。

後は、舗装路だった。綺麗な舗装路という訳でも無かったが、いままでのでこぼこの悪路に比べたらとても走りやすい。

やはり、あのような悪路は、オフロードバイクがいいだろう。

帰ってからバイクを見ると、ひどく汚れていた。

エキパイも泥だらけだ。悪路は、所々清水が流れているところもあって、そのためにこんなに泥跳ねしたのだろう。

 久しぶりに、洗車した。

エキパイも綺麗になった。

結局、2時間弱で、40キロ弱の走行だった。なんとなく、オフロードバイクもいいかもと思ってしまった。あの道には、砂利の林道の入り口がいくつもあった。オフロードバイクでちょっと悪路を走るのにはいいところだ。

だが、いつもこういう所を走りたいかというとそうではない。たまに気が向いたら程度なので、私にはオンロードバイクが合っているのだろう。