2014年5月10日土曜日

SUZUKI Bandit 1250S NANKANG ROADIAC(ナンカン ローディアック) タイヤ 高速走行後

高速道路を700キロ程走ったタイヤの状態を確認してみた。

交換後の総走行距離は、今回の四国ツーリンクとあわせて、2,900キロほどになっている。減りの早い人のなかには、国産タイヤでも3,000キロでスリップサインが出るという人もいるが、私はそんな過酷な走行では無い、普通のツーリングライダーだ。
リアタイヤだ。溝はまだ十分ある。高速走行が多くて、ほとんどセンターしか使っていないはずなのだが、サイド寄りが毛羽立っているようにみえる。

センター部分はほとんど変化が無く、まだまだ十分に持ちそうだ。


そのサイド部分を拡大すると、まるで消しゴムのようになっている。こんな感じでタイヤが減っていくのだろう。それでも、まだまだ溝自体は十分にあるので、こ倍くらいのライフはありそうだ。つまり、6,000キロ程度は十分持つだろう。

 フロントタイヤ。リアほどでは無いが、こちらもサイド部分の表面が粗くなっている。

拡大したところだ。リアとはやや異なる感じだが、やはりこんな感じで減っていくのだろう。

走行フィーリングに関しては、高速でもとくに変わったことも無く、一時はふわわを超える速度も出したが、何の不安も無かった。ただ、100キロ程度からの車線変更しながらの加速では、少しだけ腰が柔らかいような感じがした。以前の状態をしっかりと覚えているわけでは無いので、前のミシュランでも同様だったかもしれないのだが。

これが不安かと言われるとそうでもない。これが乗り心地をよくしていると感じるし、ハードで堅くて突然滑り出すような不安感は無かった。おそらくは、タイヤがその様な状況で上記写真のようになって地面を食らいついているのだろうという感じだ。

また一般道でも、横線が沢山引いてあるような舗装路では、がたがたと振動するモノだが、このタイヤではその影響は少なくなっている。以前のミシュランだったら、横線舗装の所を避けて走るところだ、しかし、NAKANGではそこまでひどく感じないのだ。それだけタイヤが衝撃を吸収してくれているのだろう。これは、高速道路の橋の継ぎ目などでも感じられ、ショックが小さい。

高速走行を含めて,3,000キロ程度走っても評価は大きく変わること無く、ライフ的にも今のところ問題なさそうだ。

やはり、コストパフォーマンスは高いと言わざるおえない。