2014年5月7日水曜日

SUZUKI Bandit 1250S ゴールデンウィーク 四国2泊ツーリング 2日目

四国ツーリングの後、4日、5日と出勤し、6日は家族サービスディということで、ゆっくりする暇が無く、なかなかブログの更新も出来ないが、ボチボチと行きたいと思う。

二日目のコースは、宿毛のホテルを7時に出て、まずは四万十川の有名な沈没橋である佐田橋に向かう、その後56号線を北上し、四万十町中央ICから高速に乗る。高知自動車道、徳島自動車道路と走り、終点の徳島で降りて、大毛島に渡り、うずしお観潮船に乗る。その後、島田島に渡り、11号線で、高松に向かい、屋島ドライブウェイを走る。その後は、ホテルに向かうという四国をほとんど横断する長距離で、約400キロのコースとなる。

朝7時にホテルを出て、56号線を東に走る。計画では、車専用道路を走るつもりだったが、入りそびれてしまった。しかし、 56号線も車はほとんど走っておらず軽快に走ることが出来た。

途中で、田んぼの中に長い橋のようなものが永遠と続いているのが見えた。どうやら、くろしお宿毛線という鉄道のようだ。残念ながら車両を見ることは出来なかった。

 そして、四万十川に到着。橋を渡る。

そして、北上して、道案内に従って左折して小道を行くと、有名な沈没橋である佐田橋が見えてきた。

こうやって、写真を見ると、橋が大きく感じるだろう。
しかし、欄干も何も無い橋だ。一歩間違えば、川に転落してしまう、危うさがある。

ここでは、色々な角度からバイクの写真を撮って楽しんだ。

これが私のベストショット。

 当然記念写真も撮っておいた。

時計を見ると、25度となっている。今日は少し暑いようだ。

ここまでは、連れの二人に先頭をお願いしていた。ので、これからのコースを打ち合わせするが、よくわからんと、結局私が先頭で出発することに。

ひたすら56号線を北東方向に進んでいく。四万十町中央ICに入る直前に、ガソリンを補給した。

自分が付いていく立場だと、ただ前を見ていけばよいのだが、先頭となると、後ろが付いてくるか、道は間違いないかと、色々と考えていかねばならない。大変だ。その代わり、ペースは自分で勝手に走れるので気がらくだ。だが、だんだんと後ろを気にするのが面倒になってきた。

四国の高速は、片側1車線が多く、車に詰まってしまう事がほとんどだが、時折2車線になるので、そこで一気にごぼう抜きして前に進む。少々暴走気味で、リッターバイクの加速力を如何なく発揮する。私が先頭走ったら、後から付いてくる人は、ゆっくりかと思ったら、突然暴走したりと、ペースが一定でないので大変だろう。

とはいっても、6速でせいぜい6千回転程度。ギヤダウンして最高出力付近まで回転を上げて加速したら、どうなるのだろう。まだ試したことはない。自分が制御できない範囲は、まだまだある気がする。機会があったら、また試してみよう。

 高知自動車道路から、徳島自動車道路に入り、吉野川SAで昼食とした。

 車は、それほど多くなかった。

相変わらず、二輪の駐輪場は少ない。

ここでは、塩豚骨ラーメンを食べたが、九州のラーメンに比べるとあっさりしているというよりも、うすい感じだ。ただ、まずくは無かったので完食できた。

1時間ほど休んで、再び高速をひた走る。ナビは、終点手前の藍住ICで降りて、その上を走る高松道の坂野ICから入って鳴門北で降りるコースを示している。だが、時間的に早めに着ているので、高松高速に乗らずに下道で行くことを考えていた。だが、以外に時間がかかってしまい、そのプランは取りやめた。かといって、高松道に入ると今度は早く着きすぎるようだった。

ので、終点の徳島ICで降りることにして、あとは下道で行くコースにした。

急遽コースを変えたため、本来ならば11号線から28号線て行くべきだったが、走行距離が220キロを超えており、スタンドを探していたりしていたら、その分岐点を見過ごしてしまった。

そのため、高松道の下をくぐってから、右に入り、県道42号線で戻った。

そこから、高速道路に併走している橋で大毛島に渡った。

大毛島を左回りにぐるっとまわって走っていくと、鳴門大橋の麓から南下したところに、今回乗る観潮船乗り場がある。

 売店の中に入っていく。

奥に乗船切符売り場がある。

船には大型船と小型船と二種類あり、小型船は予約が必要で、料金も2,260円と高めだが、大型船は1,580円とリーズナブルだ。しかも予約が必要ない。なにしろ399人も乗れるのだ。

この日は、13:40が大潮で、その時間に間に合うようにやってきた。13:10には乗船のラインに並んだ。もちろん大きな船だ、うずしおが見やすい船縁に陣取るためだ。


これが乗船切符。

乗船の待ち行列から、船着き場を見る。まだ船は見えない。乗船時間は30分だ。

船が帰ってきて、乗っていた乗客が降りると、私たちの乗船の番だ。

乗船すると、船縁に陣取る。

振り返ると、椅子が船室に並んでいるが、当然ながら誰も座っている人はいない。ここに座ったら、観光にならないので当然だ。

そして、鳴門大橋の下までやってくると、まるで海が煮えたぎっているかのように見える。

その周りを観潮船は、ぐるぐると回ってくれる。

大橋の下を見れるのも、この船ならではだ。

ちょっと離れると、本当に橋の下だけに、うずが巻いているのが分かる。

これか、一番よく巻いているのが分かる。それにしても、大自然の営みとはすごいモノだ。実際に渦潮がみれるのは乗船中の15分程度なのだが、なかなか見応えがある。

観潮船のなかには、こんな帆船もあった。おしゃれだ。

それにしても、すばらしい。天気も良かったし、潮も、時間も、一番良かったのだろう。

帰ってきて、次の船を待つ人の数を見たら、激減していた。次の便では、我々が見たのと同じものは見れなかったのかも知れない。

ちなみに、今回乗船した船は以下だ。

十分にうずしおを堪能して、出発だ。


大毛島と島田島との間は、かなり高い位置に道があり、とても見晴らしが良かった。展望台の様な所があって、止まりたかったが、自動車とバイクで一杯だったので通り過ぎた。

11号線を西方向に走っていくが、最初は海岸べりでまだよかったが、内陸部に入ると渋滞がひどくなってきた。ナビは相変わらずこの渋滞した11号線をいくように動作している。我慢がならなくなり、右に折れて海岸線の122号線で行くことにした。こちらは、ほとんど車が走っておらず、海岸で景色もよくスムースに走れた。

しかし、それも長くは続かず、再び11号線に戻った。

なんとか、それを通り抜けて、
やっと屋島ドライブウェイに到着した。1台440円と短い割に、高い。


道も、普通の道で、特に綺麗と言う事も無い。個人的には無料でも良かったのでは無いかと思われた。

特に、この先に、ホテルや観光地があることを考えれば、なおさらだ。

友人とも、ゴールデンウィークなのにこの人の少なさは、有料道路が原因じゃないかと話し合った。

行き止まりに、広い駐車場があった。が、車はまばらだ。

駐車場の正面には土産物屋があり、奥への道が見える。人気は少ない。

ここにバイクを止めて、歩いて行くことにした。

屋島寺がある。

まあ、人が少ない事でゆったりと歩けるという事もメリットとしてあるが。

面白い狸の石象があった。こちらは、メスのおやこ。

そして、こちらがオスの親子だ。

入ってはみなかったが、宝物館があった。

奥にある門には、

仁王像が入っており、

小型ながらなかなか均整の取れた、精巧なモノだった。

展望台があるというので、さらに奥に入っていくと、写真ではわかりにくいが、木からくねくねと曲がる小型の芋虫が糸でぶら下がっていて、体に付いてしまう。気持ち悪い。

展望台に着いた。

なかなか景色がいい。高さが290m程度と書かれていたが、かなりの高さに感じた。さえぎる物がなにもなく、町が見下ろせる。

そこから、引き返して、別の方向に向かう。

途中の土産物屋の店先に、このようにモノが200円で売っているので買った。幸運の円盤だ。


奥の展望所で、この円盤を投げて、ワイヤーで張られた輪っかに通るように投げるのだ。

それが、この写真に写っているのだが、とてもわかりにくい。10枚の内1枚を通過させることが出来た。

こちらの写真のほうがわかりやすいかも知れない。左下に輪っかが見える。

そこから今日のホテルまでは、すぐだった。

これが今日のホテル、フレンドリー高松だ。もともとマンションだったらしい。

ホテルの前に道路を隔てて駐車場がある。一番奥に、止めさせてもらった。

部屋は、まあまあの広さ。床には、電気マットが敷いてあり、一人専用のソファーの真正面にかなり大型の液晶テレビが置いてある。写真を撮っていなかったのだが、このソファーの右手には、流し台が有り、火器として電子レンジが設置されている。ベッドもそこそこの大きさでよかった。
ベランダは見なかったが、洗濯機もあるそうだ。料金は、1泊3,999円でトーストなどの軽い朝食が付いている。朝食は、部屋にもって帰って食べる。以前アメリカの場末のホテルが、こんな感じだったのを思い出した。ただし、シャワーしかなかったが。

夕食に出かけた。少し歩いたところに商店街があった。

その中に、雑誌などにとりあげられたという、店が有り、他の店が閑散としていた中で、待ち行列が出来ていた。これならと、ここで夕食を取ることにした。

店名は「よって屋」だ。

メニュー(裏側)。表は撮り忘れた。

まずは、ビールで乾杯。

名物だという、骨付き焼き鳥を頼んだ。これには、柔らかい若鶏と、地鶏がある。私は一人、若鶏を頼んだが、食べやすいが。味は、地鶏のほうがうまかった。

こちらが、地鶏だ。

それ以外にも、おでんなど頼んだので、そこそこ腹一杯になった。8時半から団体予約が入っているとのことで、8時過ぎには退店した。

が、なぜかM氏がまだ足りないというので、つけ麺を食べることになった。私は、具まで食べられなかったが、なんとか麺は完食できた。腹いっぱいでどうなることかと思ったが、意外にいけた。

高松はうまいモノが多い町だった。


今日は、いままで経験したことのないうずしおを見れたし、なかなかいい1日だった。

移動は、高速だったが、平日の為、ETCにも関わらず割引なしだった。ゴールデンウィーク期間中は全日休日割引にして欲しいものだ。


さて、3日目は前回のリベンジで、讃岐うどんを食べ、瀬戸大橋を渡って岡山にわたり、山陽道経由で、高速をひた走って九州に戻る。3日は祝日のため高速料金は半額だ。