2014年4月1日火曜日

多入力サウンドミキサー

レーダー探知機にイヤフォン端子を取り付けた。これによって、バイク走行中の音声ソースが3つになった。

いままでは、ナビとトランシーバーの2つだったので、
 このミキサーケーブルを使っていた。

単なる分岐ケーブルのように見えるが、もう何年も使ってきており、音質も良く、耐久性も非常に高い。バイクで使うと危険なくらいの張力がかかったりすることがあるが、いまだに問題無く使えている。


バード電子 サウンドミキサー DJシリーズ

それも、そのはずでとても高いのだ。なんと5,000円程もする。

これをもう一つ購入するのは高すぎる。それで、多入力に対応するらしいこれを購入の候補にしていた。


belkin ベルキン MixIt UPシリーズ マルチイヤホンスプリッター ロックスター

これならば、2,000円以下で購入できる。今回入力ソースが増えたことで、これを購入するつもりでAmazonに見に行ったのだが、



マルチ イヤホンスプリッター

似たような感じのこの製品が目に留まった。価格もさらに安く、1,200円だ。それで、試しに購入してみることにした。
 届いたのが、これだ。星形で、6つの3.5mmメスジャックが付いている。基本的な用途は、1つの音楽ソースを多数のヘッドフォンで共有して聴くというスプリッターとして使うのだが、逆に多数の音声ソースを1つのヘッドフォンで聴くこともできると説明書きに書かれていた。送られてきたのは、これだけで説明書も何も無い。ちょっと心配になった。

また、すべてメス端子なので、音声ソース側も同じメス端子が普通なので、標準添付されているような、オス-オスの変換ケーブルが必要になる。

それで、手持ちのケーブルを使って実際に3つのソースを1つのヘッドフォンで聴いてみた。やや、音がなまるが、バイクで使うことを考えれば、高音質な製品で無くてもそこそこの音質で有れば問題無い。十分実用的な音質だった。音楽も聴いてみたが、安いヘッドフォンで聴くので有れば十分だった。

これで、将来さらに音声ソースが増えても、十分に対応できる。低価格でなかなかいい製品だ。お勧めしたい。ただし、耐久性に関しては、これからなのであしからず。




F1 2014 第2戦 マレーシアGP

月曜の新聞を見ると、またもやF1が載っていた。やはり日本人ドライバーがいるととりあげられるのだ。少しでも、F1の認知度が上がってくれるとありがたい事だ。

さて、結果だが。
ちょっと見にくくて申し訳ないが、優勝はハミルトン(メルセデス)、そして2位がロズベルグ(メルセデス)、そして3位がベッテル(レッドブル)と、なっている。ハミルトンは予選でもポールポジションを取っており、ファースティストラップも取り、ハットトリックとなっている。

前評判通り、メルセデスが他のチームに比べて20秒近く速くなっており、圧倒的だ。ただ、前回は、このハミルトンもリタイヤしているし、前回優勝のロズベルクが2位だが、1位のハミルトンとは20秒以上も引き離されて、3位のベッテルとはほとんど差がなかった。

やはり、ベッテル(レッドブル)は上がってきた。メスセデスに続く2番手と目されていた前評判の高かったウイリアムズは、レッドブルどころか、フェラーリよりも下の7位、8位だった。

しかも、7位のフェリベ・マッサ(ウイリアムズ)は、前を行くバトン(マクラーレン)を追いかけ回していたが、結局追い越せず、18番手スタートから追い上げてきて、タイヤを交換して間もないチームメイトのボッタス(ウイリアムズ)に追いつかれてしまった。チームは、調子のいいボッタスに、先に行かせてバトンを攻略させようと考えたのは無理も無いことのように思われる。

そのため、マッサに対して「ボッタスは、おまえよりも速い。彼を妨げるな」とチームは無線連絡した。それは、マッサにとっては、ひどいショックだっただろう。何しろ、古巣のフェラーリで万年No2だったマッサは、同様に「フェルナンドのほうが速い」と、順番を譲るように言われて、No2待遇というか、そのような見方が決定的となったのだ。

昨年調子の悪かったウイリアムズを挽回させようと、スポンサーを引き連れて加入してきたマッサに対するチームの言動とは思えない言い様だ。しかし、ウイリアムズというチームは、選手よりもコンストラクターを第一優先事項としているチームだ。速いほうが、優先的な待遇を得られるチームなのだ。

マッサは、チーム無線を完全に無視して、ボッタスを前に行かせることは無かった。レース後彼は、「ボッタスを前に出しても、私も抜けないバトンが抜けるはずが無いので、譲らないことが正しかった」と、訳の分からない事を言っている。

もしも、マッサが本当に自分がボッタスよりも速いと自信があれば、まだ2年目のボッタスに先に行かせて、挑戦させてやることができたかも知れない。だが、もしも、アロンソが粉に事を言われたらどうだろうか、言い訳はせずに、やはり抜かせることはしなかっただろう。絶対に、だれよりも、特にチームメイトよりは絶対に前でフニッシュするという強い意志があるからだ。しかし、それはそれなりの理由がある。その意志の強さは、実際に速さとなって現れているからだ。

マッサは、いいわけなどせずに、きっぱりと、自分の速さを見せつける必要があったのだ。そうバトンを何が何でも抜いてみせることだ。後ろをガードするのでは無くだ。

マッサは、第1戦でリタイヤしており、チームメイトのボッタスは失敗もしたが6位入賞を果たしている。そう、速さを見せつけたのだ。だから、チームから信頼を受けられてたのだ。

マッサは、今後、絶対に予選、レースともに、ボッタスに先を生かせるようなことがあってはならない。完全に勝つようなレベルを保持しなければならないだろう。そうでなれれば、口先だけの実力の無いドライバーと見なされてしまう。

彼の奮闘を願うのみだ。

対して可夢偉は、初めてケータハムでの完走を果たして13位となった。新人で2レース目のチームメイトとは、歴然とした実力の差を見せつけており、チームメイトは当然ながら、チームからも尊敬の目で見られているようだ。

ただ、チームのケータハムの実力は芳しくない。今回13位となったのも、;レース結果を見ての通り、7台ものリタイヤがあったからだ。完走車の中では、後ろから3番目。そして、前を行く12位のライコネンとは、30秒近い差を付けられていた。しかも、ライコネンは最初にタイヤに傷を付けられて後方に下がっているので、そんなことが無ければ、さらに差が付いていたとみるべきだろう。なにしろ、第3スティンットで、ライコネンと可夢偉の1周のラップには、4秒以上の差が付いていた。去年でさえ、2秒程度だったのに、今年はさらに差が拡大している状態だ。

この差を埋めるのは、容易ではないだろう。確かに、第1スティンットでは、まあまあのタイムで走っていた。これが維持できれば良いのだが。燃料が無くなって、全車のペースが上がってくると、その差が拡大することになる。雨の時のほうが、ペースが遅くなって、もともと速くないケータハムでもなんとか付いていくことができるだろう。

ただ、今回は、フリー走行で、ほとんど走れなかったので、仕方ないことではあるのたが。


話は変わるが、上のレース結果として使っている画面は、FIA公認のAndroid版のアプリだ。去年までは、2,800円ほどもしたが、今年は1,100円と価格が下がっている。

ただ、まだまだ不安定で、起動するたびに、アップデートが走っている。

起動すると、こような画面となり、すでにレースが終わっていると。赤枠で示すように。フリー走行や、予選、決勝、と好きなデータをダウンロードして、
このように、各マシンがどのように走行しているかがビジュアル的に再生してみれる。付随する情報として、使用しているタイヤや、ピットストップ回数、毎周のラップタイムなど、ほとんど必要な情報をレース後に再生できるのだ。録画したレースであっても、テレビでは写らない情報を得ることができるので大変便利だ。

Android用のアプリとしては高価だが、その価値は十分にある。なにしろ、回線さえ繋がっておれば、レースをリアルタイムで見ることができるのだ。

お気に入り選手を中心に見ることもでき、大層よくなっている。

F1を楽しむのなら、購入して損の無いアプリだ。お勧めする。