2014年3月18日火曜日

SUZUKI Bandit 1250S 青海島ツー まる天うどんを食らう...またもやトラブル その1

天気がとても良く、気温も高めと絶好のツーリング日和。

ソロツーで、青海島に行くことにした。

コースはこんな感じだ。いつもは、34号線を北上していくのだが、今回は新下関駅で左折して新たにできた道を少し走りってみることにした。また、美祢JCTから北に無料の高速道路ができているのでそこを走って、長門、青海島に向かう。昼食は、仙崎港で、まる天うどんというのができているとのことなのでそこに行ってみるつもり。

 まずは、先日取り締まりにあったので安全運転の為に、探知機を付けることにした。電源が必要ないソーラーパル付きの物を以前Tsurugi 150に乗っているときに買ってそのまましまい込んでいた物があり、それを使うことにした。ちゃんと動くか心配だったが、車のダッシュに数日乗せておいたらいい天気だったことも有り、充電されたようで、とりあえず動作していた。

 ただ、取り付けの部品が無くなっている。

両面テープで固定するにはなるべく平面がいいので、やすりで出っ張りを削ることにした。

プラスチックなので意外に簡単に削ることができた。

 両面テープを貼り、

リザーバータンクに貼り付けた。

さっそく出かけた。天気も良く、気温も20度近い。関門トンネルを通過。

 下関に入る。新下関駅方向に左折。


少し走ると、広いオープンな交差点が現れるのでここを右折する。

これが新しくできた道だ。なかなか綺麗だが、すぐに終わってしまう。247号線にぶつかるので左折する。

 「深坂自然の森」方面に右折する。

途中で、再び 「深坂自然の森」方面に右折する。

この道もなかなかいい道だ。ここを行くと、内日第一ダムでいつもの34号線にぶつかる。これを左折する。

34号線からは、なんども走った道だ。華山ツーリングでも走った。


そして、華山ツーリングで昼食を取った「月輪」のあるセブンイレブンに入った。ここで、100円のコーヒーを飲んだ。

これが、今日の私の出で立ちだ。実はジャケットは普通のジャンパーだ。だが、安全のため、

 このようなプロテクターを下に着ているのだ。これは、だいぶ前に購入していたが、いままで出番が無かった。暖かくなってきたし、一人で走るのに、ライダーズジャケットも、昼食時など浮いてしまうので、こんな格好にした。

実際に、これを着ていると胸にもプロテクターがあるので、いざと言うときには心強い。

 そこを出て34号線をひたすら走る。途中から、435号線に右折する。

この道は初めてだったが、なかなかいい道だ。お勧めルートだ。この道を、美祢JCT近くまで走って行く。取り付けたレーダーは強い日光でLEDが光っているのが全く見えないし、音も全く聞こえない。あまり役立ちそうにない。レーダーにはイヤフォンジャックが無いので、聞きたくても聞けない。スピーカー端子から取り出してイヤフォンジャックを取り付けたほうがいいだろうか。また、考えよう。

途中で何度も、「石柱渓」という看板が出ていて気になっていた。

それで、ちょっと行ってみることにした。曲がったのは、「美祢社会復帰促進センター」を通り過ぎたところだ。


これがまたくねくねとしていて楽しい道だ。

しかし、すぐに田舎道になった。看板を見ると石柱渓まで12kmも有るらしい。今回は、パスしてUターンしてもどの道に戻った。

さて、無料の高速道路の入り口は、やや複雑だ。当然ながらナビにも載っていないので、看板を頼りにぐるぐると回らねばならない。一つ前の美祢ICから乗ってしまえば簡単なのだが。ここは、無料区間を走ってみることに意義があるし、別段急いでいるわけでもないので下道を行った。

435号線から途中で31号線に右折し、美祢JCTを通り過ぎてから490号線を北上していると、看板が見えてきた。

 400m進むと看板が出てくるので左折する。

手前を左折すると、中国自動車道に入ってしまう。無料高速道路は、見えている高架をくぐって右折する。

右折して登っていくと、高速道路に合流する。

当然だが、高速道路なのでいい道だ。信号も無い。萩までつながると有料になるのだろう。無料なのは今のうちだろう。制限速度は、70km/hの表示が出ていた。

ナビを見ると、道の無いところを走っていることなっており、リルートを何回も繰り返していた。

滑らかな道路だ。Bandit 1250Sはとてもスムーズでコーナーも思った通りにトーレースできる。NANKANGのタイヤは私には十分な性能だと感じる。いままでは、峠道などのコーナーに入るのは、いつも少々不安がぬぐえなかった。でも、タイヤを交換してからは、不安感はほとんどない。もちろん、無茶な運転をしているのではない。ちゃんとコーナー手前でブレーキをかけて減速して通過している。そんな普通のコーナーリンクに不安を覚えていたのだ。おそらく、現状がBandit 1250Sの本来の性能なのだろう。

そして、終点に到達した。

出口の看板にしたかっ゛て、左折して、またすぐに、右折して28号線にはいる。

この28号線もなかなかいい道だ。車も少ない。バイクを何台かみかけたので、ツーリンクーコースになっているのだろう。

今日はなるべくエコランを務めた。いままでは、リッターバイクのパワーを試したくてうずうずしていた。そんなことでは、免許がいくらあっても足りない。なるべく6速を使って走るようにして、アクセルワークもゆっくりと開けるようにしていた。その為、ギヤチェンジは1速、3速、5速、6速と言う感じでシフトアップしていった。まったくこれで問題ない。6速も必要なのかわからなくなる。だんだん慣れてくると、当然だがこんな走りでもSRV250よりも速いことがわかる。6速アイドリングからでもじんわりとアクセルを開けると加速するし、少々の坂も上ってくれる。強大なトルクを感じる。

信号待ちでは、1速まで落としてそのままKILLスイッチでエンジンを止めて、青信号でクラッチを握ってエンジンをスタートさせてそのまま走り出すというのを試してみた。これは、意外といいかもしれない。というのも、エンジンが止まっていてギヤが入っているのでブレーキをしていなくても車体が動かないのだ。しかも、静かだ。そのうえエコだ。Bandit 1250Sはアイドリングが1,100回転と高く、その状態で6速で40km程度で走れるトルクがあるのだ。そいうことは、止まっているとそれだけの燃料を消費しているということで、暖機しただけでガソリンが目に見えて減るのはこのためだろう。

ただ、今回のコースは信号停止は町中だけであまり多くはなかった。これが燃費にどれほど影響したかはよくわからない。ただ、追い越しなどでは、強大な加速で出せる余裕もあり、のんびり走行でも、無理してエコしていると言う感じはあまりしなかった。十分な走行性能だと感じた。

28号線を北上して、日本海側の国道191号線に入り左折する。

 長門に近づいたところで、看板に従って左折。

すぐに右折する。この道は、191号線をまたいで、青海島方向に直接入る。


すぐに、右手に仙崎港が見えてくる。

駐輪場は特にないので、一番ショップに近くて、比較的狭い区割りがされているところにバイクを止めた。

駐車場の前にはお店が沢山並んでいる。一番右には、観光船乗り場がある。家内と結婚する前に、ここで観光船に乗って、すごい岩場に入るなどなかなか面白かったのを思い出した。

目的の、まる天うどんは左側にあった。

基本はうどんで、天ぷらを追加で頼むシステムらしい。

店内。ちょうど昼だったが、あまり人は入っていなかった。平日なので仕方ないのだろう。

私は、生卵のトッピングされた釜玉うどんを頼んだ。天ぷらは、エビとイカの二種類とした。合計、650円だ。

セルフになっている。左の注文受付でたのんで、待っていると呼ばれるので、お会計と書かれたところで、料金を支払う。


ネギや、天かすはサービスで好きなだけかけられる。天ぷらは別皿だ。

うどんは、おそらく讃岐うどんとおなじだろう。腰のあるしこしこした麺で、つゆは少ない。味は、かなりうまい。天ぷらもいい味だ。ただ、普通盛りを頼んだので、少々量が少なかった。大盛りにすれば良かった。まあ、昼飯なので食いすぎも良くないからこれでいいだろう。

味も良くて、生卵がまたいい感じにまろやかで大満足のうどんだった。お勧めだ。

外に出て、お店を見ていたら、上の写真の真ん中の虎屋のおばあさんから、「これ買っていきなさい」と鯖の一夜干しを勧められた。

まぁ、土産にいいかと購入することにしたが、1匹500円とは少々高い。

 昼食を終えて、出発。青海島への橋を渡る。

 渡り終えるところで、上を見ると傘のようなものが見える。展望台のようだ。

せっかくなので行ってみることにした。

王子山公園というようだ。山というほど大きくはないが。

 すぐに上に上がれた。

 下から見えていたのは、これだ。

見える景色そのままの説明でわかりやすい。

いい眺めだ。

記念写真を撮ったがピンぼけだった。残念。

そこに、「お話ガイド」というものがあった。白いボタンを押すと説明してくれるらしいが。何度押してみても、音声は出てこなかった。

そこから、降りて、先に進む。海岸をぐるりと回る。

なんどか、この看板を見た。

これが、そうらしい。

近づくと、大きな鯨の模型と捕鯨のランチャー(?)が飾ってあった。

突端までいったのでバイクを降りてみた。

海に何かある。

拡大すると、鳥居だ。何か祭っているのだろうか。

中学校の時に、青海島には来たことがあったが、たしか崖の下にごろごろした小石が敷き詰められている場所があり、松の木が生えていたりしてなかなか景色が良かったのだが、上の地図のコースを走ってもそれらしき物が無かった。もしかすると、北の方の海岸にあるのかもしれないと考えた。

 それで、ナビには無いのだが、どこか北の方向に向かう道は無いかと、帰りに探していた。すると、上の地図の「細い上がり坂」と書かれているところに道を見つけた。右折してみることにした。

かなり急な上り坂だ。リッターバイクで行けるのかちょっと不安に感じた。

すると、突然通行禁止になっていた。慌てて右にUターンしようとした。


すると、上り坂をUターンしたら、ふらついてしまった。それで、足を付こうとしたが、坂なので届かなくてあっという間に...

 転倒してしまった。

バイクは、坂側に倒れ、私も坂を転がってしまった。肩を打ったが、幸いなことにプロテクターをしていたので、怪我は無かった。しかし、足のひざ下を強く打ったらしく痛い。なんとか立ち上がった。



バイクを起こそうとしたが、坂の下り方向に倒れているため、全くびくともしない。なにやら、ガソリン臭い。漏れているようだ。これは危ない。



なんどか力を振り絞って起こそうとするが、全く歯が立たない。汗が噴き出してきた。起こそうとするたびに力尽きて車体をガシャンと倒してしまう。ミラーやグリップエンドがぐにゃりと曲がっている。

途方に暮れてしまった。行き止まりの道に人が登ってくるとは考えられない。



写真ではわかりにくいかも知れないが、奥の方が下の方向だ。どうしようか....



つづく。