2014年1月21日火曜日

ThinkPad R61e ファン交換 再び

昨年末に紹介したが、このブログでも特によく見られている記事に「ThinkPad R61eのファン交換」がある。

2011年8月17日水曜日 ThinkPad R61e ファン交換

このたび、また、交換したファンが壊れて起動時に、「FAN ERROR」とどて起動しなくなる現象が発生した。それで、自分でも上記記事を参考に再びFANの交換を行った。しかし、以前とは状況が異なっていたので、再度記すことにした。

まずは、IBMの部品センターに電話したのだが、ThinkPadのサポートはすでに終了しており、IBMではやっていなかった。現在ではThinkPadのメーカーであるLenovoがサポートを行っていた。問い合わせ先は以下だ。

Lenovo スマートセンター
0120-000-817
9:00 ~ 18:00
詳細はこちら
http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?&LegacyDocID=SRVC-SMTLNV

こちらに部品番号 42W2779 機種番号 7650A37 で問い合わせると、以前のIBM同様に部品の注文ができる。オペレーター対応を選択すること。そして、IBMの時同様に、FAXにて見積もりが送られてくる。FAXが無ければ封書での投函となり時間がかかることになる。

送られてきたのがこれだ。
だが、見積もりを見て驚いてしまった。以前は4,200円だった単価がなんと、6,937円(税込み)とほぼ7千円だ。送料も、IBM時代は1,000円だったのが、1,575円と約60%も値上がりしていた。

これは、高くないだろうか。確かに古い機種だが、まだまだ現役で使える。しかし、古い機種のパーツをいつもでも供給するのは大きなコストがかかるのだろう。

なので試しにヤフオクを探してみた。

するとどうだろう、この部品番号42W2779で検索すると多数ヒットする。古い機種の部品をいつまでも供給するのは大変だと思ったが、全然そんなことは無かった。しかも、ほとんどが外国からの送付となっていた。考えてみれば、Lenovoは中国企業だった。

そして、この数からすると、未だこの機種は、現役で沢山使われているのだろう。そして、このFANの故障はとてもポピュラーなのではないかと推測できる。

そこで、手頃なものを落札した。

なんと2,900円だった。送料も国際便としては低価格な900円、支払手数料をいれると約4,000円と、以前よりも安くなっていた。

中国からの送付とあってやや時間がかかったが、国内では佐川急便での配達だった。

 以前同様に、マニュアルを見ながら、作業を行った。

今回は、娘にさせてみた。

 このマニュアルのおかげで、少しの手助けで分解して、不具合のあるFANを取り出すことに成功した。

 取り出したFAN。

かなり、埃が付いている。これでは、壊れても仕方ない。構造的に埃が溜まりやすく、FANに負荷がかかりやいのだろう。

 新旧比較だ。今回の部品は、ちゃんとしたパッケージに入っており、おそらくLenovoの純正品だと思われた。見た感じでは、構造も同じだ。

 ただ、グリスが以前のは点々と付いていたのがベタ塗りに変わっていた。

しかも、別にグリスが付属していた。これは使わなかったのだが、もったいないので予備として保存しておくことにした。

交換が完了して、正常に動作するのを確認できた、ただ、以前のものより、ややFANの音が大きい気がしたが、気のせいかも知れない。

後で調べたら、Amazoneではさらに低価格で入手できるようだ。