2014年9月29日月曜日

KAWASAKI ZZR250 英彦山方面を走る

今週末は、とても天気が良くて、8月、9月の低温を吹き飛ばすかのような陽気だった。特に友人たちとも予定が無く、午後も少し遅くなってからZZR250で走り出した。
しかし、天気が良い。まさしく快晴だ。雲一つ無い。

まずは、試乗とか近所を用事で走ったりなどしていたのでガソリンが少なくなっているから給油を行った。155km走っていて9.06リットル入った。近場だけを走り回った結果なのでたいそう燃費が低いだろうと思ったら、17.1km/lだった。まあまあだ。

気温は28度。半袖のTシャツにDUHANのメッシュのジャケットを着ていった。湿度も低めてとても気持ちいい。しかし、直射日光は強く、走っている時は良いが、信号停止すると気温以上に暑さを感じる。

いつものようにアグリラインを走り、

途中から496号線に右折する。しかし、良い道だ。


だんだんと、山道になってきてくねくね走っていると、なんだか道が以前より綺麗になっている所に出た。

途中で道が塞がれ、新たな道が迂回路としてできていた。綺麗な道だ。これは走ってみなければ。

急な登りを上がっていくと、すぐに巨大な建造物が見えてきた。

道は、新たに作ったのだろうか。

かなり高いところまで上がってきた。工事しているのが見える。

この道は、直線と緩いカーブのみかと思ったらこんな直角カーブが数カ所突然に現れた。

そした、また下ってきた。先ほど間近に見た建造物が見上げる位置にあった。なんとなくだが、道を作っているのだろうか。こんな山の中に?  現場の看板には橋だと書かれていた。しかし、こんな高い位置に橋を作るということはかなり良い道を作っているとしか思えない。

そして、下ってきて、通行止めとなっていた本来の道に戻った。かなり大回りの迂回路だった。


そこからは、本当にくねくねした道が続く。

500号線に入ってからも、同様だった。

そしてやっと、高住神社に着いた。Uターンして元来た道の方向を向いている。SR400と思われるバイクが1台止まっていた。ライダーは見えなかった。ここから登ったのだろうか。

気温は20度になっていた。

ふと高住神社の前に設置されている警告灯に表示される温度を見ると15度だった。寒いはずだ。バイクの温度計は、あまり敏感ではないので、この温度を表示するのでは大分時間がかかる。

平地では暑かったのでなにも用意してこなかった。山を走るなら、薄手のジャンパーくらい持ってくれば良かった。

アイドリングしているZZR250だが、かなり回転が高くなっていた。途中ですでに気がついていたが、登ってくるに従って下がるかもしれないので弄らないできたが、ずっと高いままなので本当に高いのだろう。調子が良いのでアイドリンクが高くなっているのかもしれない。今までは、アイドリングが一定せず、落ちそうになることもあったが、そういう感じは全く無い。

 高いままなので、アイドリング調整つまみで回転を下げることにした。

2,500回転くらいだったのを1,500回転まで落とした。これで安定している。

余り寒いので、すぐに帰ることにした。スピード上げると冷たい風がメッシュジャケットを素通りして直接腕や腹を冷やすので、ゆっくりと走った。


同じ道を帰っているのだが、行きにも気になっていたものがあった。ちょっと止まって写真を撮っておいた。帆柱しゃくなげの里直売所と書かれている。日曜なので閉まっているようだ。時計を見ると5時を回っていたのでそのためかもしれないが。行きに開いていたかは素通りしてしまったのでわからない。気になっていたのは人形だ。どうも、右が招き猫で、左が狸のようだ。素人が作ったのだろうか。なかなか良くできている。

そして、農道から一般の道に戻ってきた。寒かった気温も30度近くまで上がり、大分暖かくなってきた。もう少しくらいスピードを上げても大丈夫だ。

すでに6時近くなっていた。

しかし、購入直後のZZR250とは全く別物だ。本当に走りやすくなった。低速もそこそこはしれるし、エンジンも驚くほど回る。ローやセコンドでは、一気に1万5千回転まで回ってしまう。レッドゾーンが1万4千回転なたのだが、リブリミッターは付いていないようだ。1万5千回転も、私がアクセルを戻すからそれ以上回らないだけで、アクセルを全開のまま保ったら1万6千回転以上回っておかしくないくらい、伸びやかだ。購入直後は、1万2千回転がせいぜいでそれ以上は、詰まったような感じになって回らなかった。

そして、4千回転程度で流していても、そこからアクセルをひねればちゃんと加速する。これも、購入直後は、アクセをひねっても無反応もしくは、逆にアクセルの開度についてこれずに失速して仕舞いそうになったりしていた。

また、ZZR250で初めて英彦山方面に来たときは、エンジンが吹けないのでくねくね道が辛くて、もう良いですといいたくなるくらいだった。それが今日は、とても調子よくくねくね道を登って来れた。

かなりエンジンは理想的な状態なのでは無いかと感じる。Bandit 1250Sに比べたらそれは、トルクも馬力も無いのが当然だが、それでも、不満はあまり感じないくらい走ってくれるようになった。

帰宅途中で給油したら、125kmで5.98リットルで、燃費は20.9km/lだった。初めての20km/l越えだった。

以前乗っていた高回転型のBandit 250よりも高回転でのパンチは少なく、フラットな特性に感じるが、低速は断然ZZR250の方が扱いやすい。Bandit 250は、とにかく5,000回転以下は、すぐに失速してしまう感じだった。

燃費も伸びてきて楽しく走れるようになった。不調の原因の多くが、プラグのススによる汚れ、劣化が原因だったのでは無いかと思える。

燃費の伸びは、思ったほどでも無いが、それでも気持ちよく走れるのでよしとしよう。


2014年9月27日土曜日

KAWASAKI ZZR250 整備後の試乗

エアーフィルターとプラグの交換をしたので試乗してきた。

いつもの峠にやってきた。

今日はいつもよりも奥まで走ってきた。

なるべく人の迷惑にならないようにだ。


なかなかの良い景色だ。人気は全く無い。

ここで、アクセルをフルスロットルして排気状態を確認した。



ビデオで確認して欲しいが、黒煙が出ている。燃調が濃い様だ。もしかするとタンク内のゴミが出て、キャブに溜まり濃くなっているのかもしれない。


それ以後も、近所をぐるぐる走り回った。

帰宅してトリップを見たら、120キロ以上も走っていた。

というのも、真っ黒のプラグを高級なイリジュームプラグに交換したのだから当たり前かもしれないが、いままで一番エンジンの調子が良い。6速トップで3,000回転での走行もできたりした。しかし、まだまだ完調というわけではなく、ちょっとだけ詰まったように吹き上がりが悪くなったりすることもあった。それでも、その頻度は低かった。

低速も、高回転もストレスが少なく、回転の上がりもいままでで一番良い感じだった。キャブの分解整備ができれば、さらに良くなるのかもしれないが、これでも十分楽しめる。

そのために、あちこち走り回ってしまったのだ。

とりあえず、このまま、様子見してみようと思う。何しろ、キャブの分解清掃はかなり敷居が高い。特にシングルキャブならばまだ良いがツインキャブだ。どうしても調子が悪くなれば、バイク屋に頼むことも考えたい。金額によるが。

2014年9月26日金曜日

KAWASAKI ZZR250 プラグ交換

次は、プラグの交換だ。

 左側プラグキャップ。

右側プラグキャップ。アクセルワイヤー(手で押さえている)が邪魔だ。

 キャップを外して、中を見てみる。特にゴミなどは溜まっていない。

搭載工具のプラグレンチでプラグを外す。

 左側のプラグ。かなり真っ黒。すすけている。燃調が濃いのだろう。

こちらは、右側のプラグ。左よりは焼けているが、全体的に黒い。

新品のイリジウムプラグを手で締め込んでから、スパナで半周回して締めて取り付け完了。
特に問題は無かった。


 次に、チョークの状態を確認。上の写真は、チョークをかけていない状態。

そして、チョークを引いている状態。なんどか、引いたり戻したりしてみたが、特に引っかかっている様には見えず、正常に動作していた。チョークには問題は無いようだ。念のため。潤滑剤を吹いておいた。

イリジュームプラグに交換するとキャブ調整が必要だそうだが、特にエンジン始動では問題なかった。アクセルをあおっても問題ない。ただ、プラグが新しくなったことで、アイドリングは安定している感じがした。

実際の状態は試乗してみなければわからない。

2014年9月25日木曜日

KAWASAKI ZZR250 エアフィルター交換

エアフィルターの交換を行った。

まずは、タンクからガソリンを抜いた。

タンクキャップから、中を覗いてみたが、特に錆は見えないが...

別角度でよく見ると、錆のようなものがへこみに残っているのが見えた。これがキャブに入り込むとキャブの調子を崩す原因になるかもしれない。

シートを外した。

タンク後方のネジ二本を緩める。12mmだ。

タンク前方の1つのネジを緩める。10mmだ。

このまま、タンクを持ち上げようとしたが上がらない。

左右のサイドカバーがタンクに止めてあったからだ。サイドカバーのタンクに刺さっているのを外す。サイドカバーを外す必要は無い。

給油口のオーバーフローのホースを取る。

タンクを持ち上げて、コックに付いているホースを外す。ちなみに、おそらく下が負圧、右上の太い方がフューエルホースだと思われる。これを間違えると大変な事になる。


燃料用は、なかなか太いホースだ。

タンクが外れた。

エアークリーナーとバッテリーを止めているバンドを外す。

外したところ。

エアクリーナーの上にある金具を外す。

外れた。これで、エアクリーナーを弄れるようになる。

矢印方向に軽く持ち上げる。

と外れる。

白いエアクリーナー押さえが見える。

これは、外れない。ので、写真の右下にずらしておく。左上にエアーフィルターがある。

エアーフィルーを引っ張り出す。

狭い口からは想像できないくらい大きい。すこし毛が付いている。猫の毛か?

上の新品との比較。特にひどく汚れている感じは無い。これならば洗って再利用可能だっただろうが、新品を買っているので当然交換する。

入り口はひどく小さい。

入れる前に見てみると汚れていた。

ウエスで良く拭いておいた。

綺麗になった。

フィルターを押し込む。

押さえをかぶせる。

エア取り入れ口のカバーを見ると少し汚れている。

これも、ウエスで拭いておいた。

そして、もとのようにカバーを取り付けて完了だ。

次は、プラグを交換する。

つづく...。