2014年4月30日水曜日

SUZUKI Bandit 1250S パニアケースにプロテクターを

去年のゴールデンウィーク四国ツーリングで思い出すことは、第1日目に転倒してしまったことだ。

特に、パニアケースを付けていたので、ケースに大きな傷が付いてしまった。逆に言うとそのおかげで、ボディは思ったほど傷が付くことも無かった。

そのときのパニアケースの状態だ。そこで、たとえ転倒してもそれをプロテクトして、傷が付きにくくしてやりたいと思った。

 ダイソーで売っていたバンパープロテクター。税抜き500円だった(税込み540円)。

 それを、ケースに合わせてブラックに塗装した。

回りに飛び散らないように新聞紙を強いて外で塗装した。

裏は、両面テープがあらかじめ付けてある。

これが、現在の綺麗なパニアケースだ。

このように貼り付けた。

立てた状態だ。これだけ出ていれば、倒れたら先にこのプロテクターが当たって、ケースを保護するだろう。

このプロテクターがどんなにひどい状態になってもかまわない。

まあ、転倒しない事がいいが、何が起こるか分からない。だいぶ慣れたと思っていた今年に入ってから続けて2回も転倒しているし。

それに、パニアケースに荷物を積むとかなり重くなる。それだけ転倒リスクも増すだろう。

だが、これによってケースの傷はもとより、心の傷も少なくて済むだろう。

役に立たないことを切に願っているが....

と、期待していたのだが、
今朝方、見に行ったら、プロテクターが剥がれていた。


どうも、ケースの表面がつるつるではないので、接着がうまくいかないようだ。せっかく対策しようとしたのだが、今回は無理のようだ。振動も無い状態で、剥がれてしまうようでは、とても走行の振動には耐えられないだろう。

今回は、計画倒れだった。


2014年4月29日火曜日

SUZUKI Bandit 1250S NANKANG ROADIAC(ナンカン ローディアック) タイヤのインプレッション

Bandit 1250Sに取り付けた台湾製の激安タイヤNANKANG ROADIACに付いて気になる人も多いと思うので、走行1,700キロ程だが改めて感想を書きたいと思う。

結論を先に書けば、私のようなツーリング使用では全く問題無い。特にリアのカタカナの「ヒ」の形が許せないとか、恥ずかしいとか言う人は、性能前に拒絶されてしまうだろうが、それがそう気にならないという人ならば、お勧めだ。確かに、安いので検査が緩くて不良が多いなどの事は私のように個人ユーザでは分からない。

しかし、少なくとも、私の個体に限って言えば、全く問題無い。


私は、1万8千円ほどで送料込みで購入したのだが、消費税アップと円安によって値上がりしているようだ。それでも、国産タイヤのリア1本分程度で前後タイヤセットが購入できる価格に収まっている。

これが、現状のフロントタイヤの状態だ。

先日のツーリンクでも書いたが、サイド1cm位を残しているような使い方となっている。

タイヤを近づいてみると、センター部分は堅めの耐久性のある素材でできているだけあって、ほとんど減りは見られないし荒れた感じもない。しかしもサイド側のグリップの良い部分では、ややタイヤが荒れている。それだけタイヤが溶けて路面をつかんでいるからだろう。その分、サイドのほうが減りは早いかも知れない。


こちらはリアタイヤだ。「ヒ」のバターンになっている。

こちらは、フロントよりもさらにサイド部分の溶けている感じが見える。

とにかく、コーナーにでの安定性はすばらしい。全く不安感が無い。少々荒れた路面でも、冬場だというのに滑るようなそぶりは無く、気持ちよく倒し込んでいける。足先を下に向けてバンクしているとつま先が路面でこすれてしまう。

未だ、コーナーのバンクでステップがするような走りはしたことが無いが、そんなサーキットの様な走りはやりたくても出来ないので、十分だ。サーキットでの走りに関しては、未知の世界なので私には分からない。

また、完全なウェット状態での走行もあまりないので、このタイヤのウェット性能に関しては何とも言えない。ただ、少し濡れたくらいの路面では全く問題ない。

今度の四国ツーリングでは、高速をだいぶ走る予定になっているので、そこでの感想をまた書いてみたいと思う。

とにかく、私の素直な感想としては、全くもってすばらしいの一言だ。このタイヤで、不満を言う人の走りは一体どんな過酷なものなのだろうかと逆に疑問に思う。

もちろん、このバイクで使った事のあるのはミシュランのタイヤだけで、 国産タイヤを使ってみたらまた違う感想となるのかも知れない。しかし、そうだとしても価格の低さがその差を埋めてくれる気がする。ただ、INAZUMA 400では、ブリジストンのタイヤだったが、何度もコーナーで曲がりきれないというよりも、倒すのが怖いと感じで、センターラインオーバーして仕舞うことも多々あったし、Bandit 1250Sでも交換する前のミシュランタイヤでも、同様のことが多々あった。

しかし、 NANKANG ROADIACに換えてからは、全くそんなことが無い。不安無くコーナーで倒せるし、ブレーキをかけても怖い感じがしない。まるでライディングがうまくなった気がするのだ。

SRV250のタイヤは、特にリアがすり減っていて、ひび割れている。先日SRV250で走った時にも、コーナーでやや不安を覚える事があり、センターラインを超えそうになったことがあった。タイヤはかなり重要な命に関わるパーツだ。 NANKANG ROADIACは、自分の命を預けるに問題無い製品だと感じている。

このままの低価格で入手できる様であれば、今後もこのタイヤを使い続けていきたいと考えている。



2014年4月28日月曜日

YAMAHA SRV250 別府に天丼を食べに行った

ゴールデンウィークに入ったばかりの土曜日、明日から天気が崩れるというので、ゴールデンウイークの長距離ツーリング前に軽く走ってくることにした。

今回のツーは、久しぶりに別府駅前のとよ常で天丼を食べに行くことにした。連れは、CB1100のS氏だ。

まずは、いつもの京築アグリラインと宇佐広域農道を走る。

そして、またいつもの「まほろばうさ物産館」にて休憩。今日は、若い女性じゃなくて...ポニーが来ていた。 子供は乗れるらしい。

 気温はすでに23度になっていた。暖かい。

 そこから、今日は別府なので500号線を南下する。

そして、別府市内を走って別府駅に到着した。丁度昼頃だった。

なんども行ったとよ常。

入り口外にあったメニューを見ると、値上がりしていた。

 しかし、中身は、以前どうようにうまかった。確か以前は680円だったはずが、750円になっていた。
消費税分よりもだいぶ値上がり率が高いが。それでも、安めなので許そう。

別府駅前には、手湯がある。

別府からは、湯布院経由で県道50号線で帰ることにした。別府からは、鶴見岳に向かって登りが続く。それで、250ccのSRV250ではきついので、今日の連れのCB1100のS氏に先に行ってもらった。

ということは、結局のところ、CBF1000のKW氏と走ったコースとほとんど同じになってしまった。最近このコースばかり走っているなぁ。

さすがにリッターバイク、きついカーブならなんとかついて行けるものの、カーブの立ち上がりからはあっという間において行かれてしまう。

途中で、バッシングがあったと減速して慎重に走る。しかし、取り締まりが無いとおもったら、道端に警官が立っている。だが、特に装置は見えない。

警官が多数いたが、対向車線側だ。

対向車線を取り締まっているのだろうか。よく見ると、丘の上に警官が立っている(写真右真ん中)のが見えた。しかし、装置は見えない。シートベルトの取り締まりだろうか。

パトカーはうろうろしていたので、何かしらの取り締まりをしていたのだろう。

そして、結局狭霧台に止まる。

少し雲はあるものの、天気がいい。由布岳は、綺麗に見える。


そうだ、次回はこれにしようと思っていたのだ。そう、ゴマソフトを食べてみた。

最初の一口は、ゴマラー油を食べている感じがした。これは、失敗したと思ったが、食べ進むと、ゴマ味はあまり感じなくなった。でも、次に頼むときはバニラにするだろう。

湯布院の渋滞を通り過ぎて、右に曲がって県道50号線に入った。

S氏が、どこかバイクの写真を撮れる景色のいいところは無いかというので、50号線といえば、

「仙の岩」だ。

そこに止まって、お互いにバイクを撮り合った。






十分に堪能したので、帰ることにした。

福岡県に入る山国川を渡る前に、何かしら幟が沢山立っていたので行ってみると、道の駅「なかつ」かオープンしたばかりだったようだ。

しかし、駐輪場は設けられていなかった。その代わり、太い斜め線が書かれた三日月型の部分が有り、丁度自転車やバイクが止めやすくなっていた。

いつもの走り慣れた道を先日は、Bandit 1250Sで、今回はSRV250で走った。どちらが楽しいかと言われれば、やはりパワーのあるBandit 1250Sだろうか。しかし、その排気量や馬力差に比べると、十分にSRV250でも楽しめる。

いいコースだ。



ゴールデンウィークの泊まりツーは、去年に引き続いて四国になった。2泊3日で、今回はS氏とM氏と3人で行くことになった。

前回行って、ななかなか良かった観音岩と、四万十川の沈没橋は当然として、まだ行ったことがない鳴門と、讃岐うどんを食す、というプラン。行きは、大分からフェリーで、帰りは、香川県から高速となっている。楽しみだ。

2014年4月22日火曜日

AMD Sempron 3850 + MSI AM1I 低消費電力PCを組む

ここ数年、CPUの速度的進化は止まってしまっており、パフォーマンスよりも低消費電力に軸足を移した感じがある。しかし、そうなると既存のPCをリプレイスしようかというモチベーションが無くなってしまう。

ディスクトップPCの場合、そんなに低消費電力が重要という訳でもないからだ。

そんなことで、ながくPCの組み立てをしてこなかったが、ちょっと気になるアイテムが出てきたので、試しに1台組み立てることにした。というのも、CPUもマザーもそれぞれが5千円もしないのだ。
つまり、1万円以下で主要パーツが購入できるとなればちょっと試したくなる。


それが、AMDのAM1プラットフォームで、もともとノートPC向けとして開発されたAPU(CPUにグラフィック機能を統合したもの)で、CPU部分は4コアなのだ。ただし、クロックは1.3GHzと低い。それが、AMD Sempron 3850だ。そして、それを動かすマザーボードがMini-ITXサイズのMSI製AM1Iだ。

APUのパッケージは非常に小さい。数年前のAMD Athlon 64 X2のパッケージと比較するとびっくりするくらいだ。これで、CPUクーラーまで付いているのだ。

マザーボード。AM1プラットフォームのソケットは、他のCPUソケットに比べてかなり小さい。フルサイズのDDR3 DIMMメモリスロットが2基付いている。最大メモリ搭載は16GBまで。

裏側だ。

マザーボードの説明書は、これだけだ。特に必要なケースの電源ランプや、電源スイッチなどのピン配置は、赤丸に記載されたモノのみで、このピンがマザーボートのどこに配置されているかが知りたいのに、それが記載された説明書がないのには少々困った。ただ、説明書きに、JFP1とJFP2との記載があるのみだ。しかし、マザーボード上にはJFP1はあったが、似たような9ピンの端子が2組隣り合わせで有り、どちらがJFP1か分からなかった。JFP2は無かった。

それで、配線にちょっと手こずった。せめて、マザーボードのピン配置図は欲しいところだ。

これが、APUだ。TDPが25Wと低いので、クーラーもかなり小型だ。

グリスは、ヒートシンクに付いていた。

これがAPU本体。

裏側。最近のCPUは接点方式「LGA」になっているのにたいして、AM1はAPU側にピンが立っていている「PGA」で、剣山のようだ。

APUをソケットに刺した。差し方は簡単で、右のレバーを起こして、CPUを刺せる方向に刺して、レバーを倒して引っ掛けるだけだ。

問題は、ヒートシンクの固定方法だ。こんな感じに、固定具を取り付ける。

形が扇状になっている。

そして、先割れしたとがった方をマザーボードの穴に差し込む。とは言っても、ぎりぎりの長さなのでなかなか容易にさせない。

そして、このピンを扇状の上から差し込んで、先割れしたピンを広げて抜けないように固定する形だ。

実際に、ピンを刺した状態を裏から見ている。だが、本当にこれでちゃんと刺さっているかよく分からず、なんども刺してしまった。ピンや保持具がプラスチックなのであまり力一杯差し込むと容易に曲がってしまう。非常に脆弱なので気をつけなければならない。

ピンぼけて申しわけないが、これがピンを刺した側の状態だ。なんだか隙間があるような感じで、ちゃんと刺さったかよく分からない構造だ。

メモリーは、手持ちのモノを使うことにした。

DDR3 1333の2GBを2枚で、4GBだ。これだけあれば問題無いだろう。

メモリーを差した状態。メモリスロットは片方は固定で、もう片方のみにリリースレバーがついている。

ハードディスクは、ノートPCに使っていた128GBのSSDだ。

ケースは、新調した。JMAXのITXケースで、JX-FX100B ITXだ。なんと言っても、300Wの電源が付いているのかいい。

安いだけあって、デザインはそれなりだし、フロントの真ん中にある電源スイッチを押すとフロントパネルがへなへなと曲がる。

裏側。電源は、フロント側に有り、見えているファンはケースファンで8cmだ。かなり低速で回っており、高発熱のCPUで使うのは難しいだろう。安いからか、標準のリアパネルは付いていない。普通マザーボートに付属するので問題無いが。


ケースの蓋。薄くてへなへなだ。

ケース用のケーブル。電源スイッチ、HDDランプ、電源ランプ、オーディオ、USBとなっている。

電源ケーブル。

マザーボードのリアパネルを先に差し込む。

Mini-ITXとしては大型とはいえ、やはり狭い。マザーボードを配置するのにも少し手間がかかった。

ケース用端子の配線。これが分からずとりあえず差してみた。

設置して、電源スイッチを押すが全く電源が入らない。おかしいと見てみたら、リアの電源ケーブルがちゃんと刺さっていなかった。

問題無く起動して、先日購入した外付けドライブにWindows 7 64bit版のDVDを入れてインストールを開始。やはり、1.3GHzとクロックが低いためか、やや時間がかかる感じがする。


なんとか、インストールが完了した。しかし、まだ、ドライバーが入っていないので、解像度は低いままだ。


ドライバーCDを入れて、全部のドライバーをいれる。グラフィックドライバーはチップセットドライバーに入っていた。

解像度も高くなって、普通に使えるようになった。

WIndows 7がSP1に入っていないものだったので、何度もWindows Updateが走った。最初ですら133件だった。

その後も、なんどか更新があって、結局300程度もいれただろうか。これだけで大層時間がかかる。


が、この画面のように何かしている最中に突然に、地デジのノイズのような画面になったかと思うと、ハングアップしてしまう現象が発生した。Windows Updateの最終にも何度かハングアップした。それでまたはじめから当て直しになり、結局別途SP1をダウンロードして、当ててなんとかしのいだ。


チップセットドライバーを最新のベータ版にすると、頻度がかなり減ったが、それでも数時間でフリーズしたり、突然再起動したりする。

やはり、出たばかりのシステムに手を出して失敗したかと思った。

結局、色々弄っても解決しなかったが、このように完全にフリーズするのはメモリの不具合があるときが多いので、DDR3-1600の4GB DIMMを1枚購入してきて試しにつけてみたところ、症状が完全治まった。

問題は、メモリーにあったようだ。ただ、このメモリは別のシステムでは問題無く動作するので、相性と言う事になるのかも知れない。


現在は、とても安定して動作している。これから熱くなってきても、低発熱だし、HDDもSSDだから、今後がこれがメインになりそうだ。ただし、ビデオ編集などの作業にはさすがに力不足で、これでやろうとは思わない。

少し使ってみたが、1.3GHzというクロックから想像するのろさはあまり感じない。Webブラウジングもそんなに遅く感じずに、まあまあ普通だ。4コアというのが効いているのだろう。

フルハイビジョンの動画ファイルも意外に普通に再生できた。さすがに発熱も少なく、動作中にCPUクーラーを触ってもほとんど熱さを感じない。

総じて普通に使用するのには特段問題もない。低価格で、低発熱でなかなかいい感じだ。標準のCPUクーラーのファンもあまり煩くなく、ケースファンも1つなので騒音も低い。