2013年12月9日月曜日

SUZUKI Bandit 1250S 今年最後のクラブツー

とうとう、今年も12月だ。そして、今年最後のツーリングクラブのツーリングに行ってきた。

会員2年目の私がなんと今年最後の幹事なのだ。そして、コースは、今年の初めから色々と計画しており、年末といえば、年末ジャンボ宝くじだろうと、佐賀県は唐津にある高島という島に行くことを考えていた。この島には、寶当神社があり、全国からの参拝者が宝くじ当選祈願にやってくるので有名なところだ。

しかし、私はそこに行ったことが無く、初めての幹事で行ったことも無い所では、何かあるとせっかくの今年最後のツーリングが台無しと言うこともあり得る。心配だ。そこで、最もよく走った道のコースを取ることにした。昼食もいい加減なところはだめだろうと、行ったことのある有名温泉宿にしたら、たくさんの予約がすでに入っており、1週間前には予約が必要と言われてしまった。それでも、それで行こうかと思ったのだが、食事まで予約しなければならないと言われたとところで、やはり気軽に参加できないだろうと、そこを取りやめて別の所で昼食を取ることにした。

気軽に参加できるようにしたのだが、参加者は8名で、1名が当日参加で、結局9名となった。我がツーリングクラブは15年の歴史があるが、7名は私より後に参加した人たちというメンバーとなった。

まあ、これはこれで、それこそ気軽ではあるが、コースを把握しているのが私だけなので、必然として私が先頭を走ることになってしまった。

さて前置きが長くなったが、初めての幹事&先頭はうまくいったのか....


 集合は、8:15で、8:30出発だ。見送りにも数名来てもらって、とても心強かった。今回は、ほとんどがリッターバイクで、2台が400と350ccだった。なぜかKAWASAKIが5台と最も多かった。残りは、SUZUKI が2台、YAMAHAとHONDAが1台づつだった。やや、偏りのある構成だ。

まあ、走る事に関しては、メーカーは全く関係ないのだが。

コースは、ツーリングクラブで何度も走ったことのある京築アグリライン、宇佐広域農道、まほろばうさ物産館(休憩)、そして県道50号で湯布院へ、道の駅ゆふいんで時間調整の後、210号線沿いにある由布院館で昼食、県道11号で狭霧台、その後国道500号線沿いにある明礬温泉につかり、十文字原展望台で展望を楽しんで後は来たときの道を戻るというものだ。私のような慣れない者でも、道を迷う可能性は限りなく0に近いコースだ。

 出発して車の多い国道を抜け、京築アグリラインに入るとほとんど車もおらず、軽快に走れる。気持ちいい。それでも、Bandit 1250Sが久しぶりなので、どうも他人のバイクに乗っているような乗れてない状態だった。ただ、それなりにパワーがあるので、遅いという事は無いのだが。

 ヘルメットに、バックカメラを取り付けて撮影しながら走った。先頭を走っていると皆が撮れるのでよい。しかし、雲一つ無いいい天気だ。日頃の行いが効いているのだろうか。

そして、あっと言う間に山国川だ。ここを渡ると大分県だ。

そして、宇佐広域農道も車が少なく、いい感じだ。だいぶバイクにも慣れてきた。

そして、気がつくと、今日一回目の休憩所であるまほろぼうさ物産館に着いた。

ここで、少しだべったりして、休んだ。

そして、国道387号線を走る。

そして、県道50号線を走っていると、先日家族旅行でも見た、仙の岩が見えてきた。

思わず、停車して写真を撮った。

急に止まったので、後ろのメンバーはどうしたことかと狼狽えている。

そして、50号線を気持ちよく走って、これまたあっという間に、道の駅ゆふいんだ。

道の駅としては珍しくバイク専用の駐輪場があるのでありがたいが、もう少し収容台数を増やしてくれるとありがたい。

ここで、30分近く休んで、腹も減ったというので出発した。

210号線を下るとすぐにコーナー中に見えてきたのが、由布院館だ。

瓦そばが有名らしい。瓦そばといえば山口なのだが。

少し坂になっているのでバイクを止めるのはちょっと苦労した。そして、三々五々中に入っていくが、振り返ると...

由布岳が見えている。いい景色だ。

店内は、意外に広く、席もたっぷりあった。

私は、瓦そばではなく、焼き肉重を頼んだ。1,300円という価格は微妙な所だ。ただ、ご飯とタレがとてもうまかった。しかし、肉はちょっと固くて、噛み切るのは難しかった。肉がもう少し軟らかければ満点だったのだが。

見ると、ストーブが焚かれていた。気温は10度近くあったのだが。ただ、ストーブが焚かれていて暑いということは無かったので、これが無いと寒々としていのかもしれない。

今回、一枚目の記念写真をパチリ。

そこを出て、県道11号線を走っていると、今年の秋に走り出した「ななつ星」が止まっていた。ここは、南由布駅なのだが、ここにも止まるらしい。

そして、東に上っていく。いい景色だ。

そして、由布岳の下を回って行く。

すぐに、狭霧台が見えてくる。

ここでまた休憩。なんだか休んでばかりだが。

真っ青な空に、由布岳がそびえ立っているのが見える。ちょっとの間見とれていた。

そして、皆でちょっと写真を。なんてやっていたら、なにやらどでかい音で音楽が流れてきた。

いったいなんだろうか。この人たちは。音楽からしてインドのようなのだが。

そして、バイクを止めたのと反対側に行くと、湯布院の町が見下ろせる。絶景だ。

当然ながら、ここでも記念写真を。

県道11号線を東に進む。そして、別府ICの横を通って国道500号線にはいり、上っていくと、すぐに明礬温泉にたどり着く。

別府側から行くと一番奥にある、湯の里という露天に行った。

奥に駐車場が有り、さらに奥の高台に露天はあった。

外に休憩所があり、

土産物などが少し売っていた。自動販売機で600円支払って、さらに奥に行くと、残念ながら男湯と女湯に分かれていた。

男湯は、脱衣所が手前に有り、奥はすぐに風呂場だ。写真は禁止だったので撮影できなかった。そんなに広くは無かった。温度もちょうどいい湯加減だった。

湯を楽しんで、上がってから、この温泉卵を食べることにした。

熱々をもらったのだが、熱くて持てない。しかし、食べてみるとたいしたことは無く、口と手ではだいぶ熱さの感じ方が異なっていてびっくりだ。固ゆで状態で、ほくほくとしてうまかった。

暖まってから、少し500号線を走ると、右に十文字原展望台の看板が見えてくる。ここから右折する。

すこし入っていくと、行き止まりとなっており、そこが展望台だ。

別府の市街がすべて見渡せる。絶景とはこのことだ。

ここで、最後の記念写真を撮った。

今回の今年最後のツーリングは思い出になるようにと、記念写真をなめべく撮った。皆楽しんでくれていたらうれしいが。

そして、道は間違えなかったものの、やはり先頭はペースがなかなか難しい。あまり安全運転過ぎて遅くては楽しめないだろうし。そうかと言って、危険なほどオーバースピードという訳にもいかない。まあ、正直に言って、にわか大型乗りの私なので、私より下手な人はいないだろうから、私が楽しめる様に走ればいいかと、最後は適当に楽しんで走った。それに、久しぶりのBandit 1250Sにもだんだん慣れてきた。やはり、あまり乗らないとだめだ。

燃費は、15..7km/lとあまり良くなかった。フロントのブレーキは、効きには問題無かったが、やや音がする。ひどい音では無いが、ミューと言ったような音だ。今回は、新品のパニアケースを付けていったので、車重も重くなっていただろうし、風の抵抗も高かっただろうから、こんなものかも知れない。それでも、SRV250と比べると半分程度の燃費というのはちょっとつらいものがある。

ガソリンがもう少し安ければいいのだが。