2013年9月5日木曜日

雨のまにまにバイク弄り その3 Bandit1250リアブレーキ再分解

どうにもBandit 1250Sのリアブレーキが気になって仕方ないので、少し早めに帰れたので再度分解することにした。

まずは、サイレンサーを外した。前回液体ガスケットを付けてから一度もエンジンをかけていないので、完全に硬化していないようだ。

さて、今回は先にスライドピンのネジを緩めておいてから、取り付けボルト2本を外した。

矢印のパッドスプリングを前回は外さなかったので、取り外した。

黒々していて汚い。

かなり一生懸命拭いて、磨いたが、
 この程度しか綺麗にならなかった。部品を注文して新品に交換しよう。

そして、サポートも同様に磨く。

少しは綺麗になった。パーツリストを調べると、このスプリング板は一つのパーツとしては無く、サポートブラケットとの組パーツとなっている。これを交換するとなると高価になりそうだ。
また、このサポートブラケットについているゴムブーツも破けているのでこれも交換しよう。


ピストンに付けていたパッドグリスを拭き取って、磨いた。しかし、よく見ると傷が付いていて、あまり綺麗ではない。この奥にあるシールも交換した方が良いだろう。

今回は、少しでも動きが良くなるように、粘性の低いシリコングリースを使う。

ゴム部分にも塗った。

前回は、キャリパーにパッドを装着してスライドピンを通して付けたが、どうも先にパッドをブラケットにはめてからキャリパーをはめるのが良さそうだ。実際そのように装着しているブロガーが居たので真似をすることにした。というのも、矢印のところで4か所でパッドは接触し、下の2か所で上下に動かないようにハマるようになっているのだ。なので、先にここを位置決めしておく方がいいだろう。

そして、キャリパーを乗せる。しかし、意外に難しい。時間的に、もう真っ暗なのでよく見えない事もある。

なんとか、組み立て完了。ピストンも光って見える。ヒストンがパッドの裏と接触するところには、パッドクリスを塗っておいた。


そして、ブラケットにちゃんとパッドがはめ込まれているか確認。これは、外側(ピストン側)。


こちらは、内側。

マフラーも取り付け完了。手の汚れた油が付いて汚かったので、装着後少し磨いた。

試しに、ブレーキを踏んで見たが、なんとなく頼りない。かちっとしていない感じがする。そして、前回同様ブレーキをかけた後にピストンの戻りが悪い感じで、タイヤを回すと重い。それでも、前回よりは軽いかなぁ...とブラシーボ効果程度だが感じる。

今度の日曜は、ツーリングなのでぶっつけ本番だ。まあ、前輪がちゃんとしてるので問題があっても、大丈夫だと思われるが。

中華スクーターに比べるとブレーキの構造も複雑で勝手が違う。