2013年8月24日土曜日

Microsoft TechNet の終了と、Microsoftはどこに行くのか

私は、以前からTechNetというMicrosoftのOSやアプリケーションの評価サービスを利用している。これは、Microsoftのサイトからインストールメディアのイメージをダウンロードして、評価、運用、開発用として利用できるというものだ。通常1年間の契約となっており、毎年更新していた。しかし、Windows 8の出来にどうしても納得がいかず、今年になってからの更新をしてなかった。

ところが、なんと、このTechNetを今年の8月いっぱいで止めるというお知らせが届いた。そうなると逆に、最後ならばと再度新規購入することにしたのだが、更新ならば18,000円なのだが、新規だと23,000円となる。それでも、以前よりもだいぶ低価格ではある。

いままで、Microsoftすらダイレクトに購入していたのだが、パッケージという手段もあり、調べるとなんとMicrosoftから購入するよりも低価格なのだ。しかも、更新パッケージもあるのだ。

今回はその中でも最も低価格だったNTT-Xから購入した。なんと、価格は19,425円と、ほとんど更新と同じだった。今までもこんな低価格で売っていたのなら、高いMicrosoftから購入することも無かったのにとちょっと悔しい思いをしている。

いったい、パッケージに何が入っているのだろうとちょっと興味津々だった。これがそのパッケージだ。サイズは、縦180mm、横107mm、厚さ16mmというもので、DVDパッケージよりもだいぶ小さい。


裏には、StandardとProfessionalとの比較などが記載されている。

紙のケースの中にはプラスチックのケースが入っている。

取り出すと、透明で中にカード(紙)が入っている。

それを取り出す。

開けると、プロダクトキーが印刷されている。

パッケージになっているが、実態はプロダクトキーだけだ。これで、指定のURLでアクティベートすると、TechNetのサブスクリプションサイトにログインして、OSやアプリケーションがダウンロードと、それぞれのプロダクトキーを得ることが出来るようになる。

販売は8月までと言うことだったが、アクティベートは9月までとのことなので、いまからパッケージを購入しても、大丈夫だ。

ただ、Microsoftはいままでハードウェアも少しはやっているとは言え、基本的にその名の通りソフトウェア会社だと思っていたが、どうやら今後はAppleの真似をして、ハードウェアとそれを使ったサービス全体を提供する会社になると言っている。そのため、アップルストアならぬMicrosoft ストアを展開するとのこと。

どこかの会社の真似をして行くのがMicrosoftの今後の方針だとすれば、大変残念なことだ。それを超える何かを提供して欲しいものだが。Appleのやっている事は、Appleがすればいいことだ。

しかし、AppleやGoogleなどの真似を以前からしていると思っていたが、Windows Phoneにしても、Windows 8にしても、なんだか失敗しそうな臭いがぷんぷんするのだが。

実際Surfaceを見ても、ハード的になにか見るべきものがあるかと言えば無さそうな気がする。デザインセンスが光るとか、テレビが見れるとか、スピーカーがいいとか、裏も表もタッチパルダとか、「おおっ」というものは無い様に見える。価格的にも、最近のAndroid端末の安さに比べても、たいしたことは無い。

本当に、これがAppleや、Androidや、PlayStationや、Wiiよりものすごく売れるようになるのだろうか。私には[?]マークだらけだ。