2013年6月28日金曜日

SUZUKI Bandit 1250S H.I.D化 試走で確認

ヘッドライトを低価格なH.I.Dに変更したので、状態を確認するために夕刻から試走に出かけた。

日の入りを調べると19時半だった。もう少しでその時刻だ。まずは、少し走ってバラストなどが外れたりしないか、実走行で確認することにした。車の間をすり抜けしたり、わざと荒い路面を走ってみたりしたが、特に問題はなかった。まあ、こんな短時間で問題が発生するようでは困るのだが。


せっかくなので、夕日をバックにパチリ。

完全に日が沈んでいない状況でもうっすらとヘッドライトの明るさを感じる。残念ながら写真ではわかりにくいが。


車の後に止まると、車の後ろが照らされてまぶしい。

完全に日が沈んだ。ローにも関わらず前から見るとかなり眩しい。

この位置では、直視は目が痛い。

日が完全に落ちると、ヘッドライトの明るさが見えてくる。

そして、完全に暗くなったので、以前LEDを付けたときに確認した場所で比較してみた。かなり前方が明るく見える。右の林も薄くではあるが判別できる程度に照らされている。LEDとは別物だ。しかし、H.I.Dとしてはどうなのか。やや物足りないか。純正のヘッドライトよりは明るいと思うが、H.I.Dの拡散した広範囲に照らされるというイメージには届かない感じがする。これは、リフレクタのデザインも影響しているのだろうか。それに、明るさが均一ではなくてムラがあるのも気になる点だ。


こちらが、LEDでのものだ。やや位置が手前になっているが、照射範囲が狭く、遠くまで届いていない。かつ、明るさそのものもH.I.Dに比べると劣っている。かわりに、ムラは気にならない。

やや、ムラなど気になる点はあるものの、明るさの点では、H.I.Dに軍配が上がることになった。これならば、そんなに速度を出していなければ、十分な明るさだ。でも、やや光軸がまだ低かったのか、前方方向のいきわたりが足りない気がする。もう少し光軸を上げてみよう。

しかし、LEDはまだまだだという事がはっきりした。ファッションならばよいが、いざ暗くなるとやはりLEDでは力不足の感は否めない。ただ、消費電力という点ではかなりの省エネにはなっていたと思われる。

それにしても、低価格なお手軽H.I.Dにも関わらず、そこそこの性能で驚いた。以前WACOXで付けていた時には、点灯の時にチラチラする現象があって、すぐに均一な明るさにならなかったのだが、こんな低価格でもすぐに点灯するし、チラツキも全くないのはさすがだ。でも、明るさが思ったほどでもなかったのは、やはり低価格だからか。何万円もする高級な製品だと、さらに強烈な明るさなのだろうか。

明るさというか、まだらな配光は、ヘッドライトユニットというかリフレクタのデザインが関係しているのだろうと思う。ヘッドライトの明るさでは、純正状態では、イナズマが明るくて良かった。Bandit 1250Sに変わった時に、真っ先に劣っていると感じたのは、このヘッドライトの見やすさだった。

ハイ側は、車検の事もあるのでハロゲンのままにしておこうかと思う。だが、写真は撮っていなかったのだが、付いているハロゲンがあまりよくないのか、柿色で明るくない。このまま使っていてどうしても不満ならば、ハイ側も交換するかもしれない。