2013年6月27日木曜日

SUZUKI Bandit 1250S H.I.D化

LEDバルブに交換してから、見てくれは白いヘッドライトでよくなったものの実使用では暗くて使い物にならない状態だった。そこで、H.I.D化することにした。

そのためには、用意するものがある。LEDヘッドライトを取り付けたときに、バルブソケットが付いているのを発見した。まずは、これを何とかしなければならない。ところが、意外にH7用のバルブソケットというものは普通に販売されているようだ。そこでいつものように通販(Amazonだが)で購入してみた。

価格は、送料込みで880円だった。高いものでは1,600円ほどのものもあったが、比較的低価格なものを選んだ。

見た感じは、よく似ている。

 ケーブルを通すための切れ込みがある。材質はプラスチックで固めだ。

そして、H.I.Dだがこれもピンキリだ。高いものでは4万円などというものもある。私は、当然ながらヤフオクで送料込みで、4,000円程度のものを購入した。メーカーも無く、化粧箱さえもない。もちろん説明書も全くない。

バルブ保護カバーに唯一何かしらの文字がある程度。それにしてもメーカーなどの素性を知る手掛は無い。

バラストは、比較的小型だが最近のものは1cm程度のとても薄いものがあるが、これは1.5cm程度ある。やはりメーカーなどの記載はない。

 こちらも同様だ。

ひっくり返すと、何も記載がない。はたしてまともに使えるだろうか。ちょっと心配になってきた。

アダプタを付けてみる。

固めなので、ドライバーでこじりながら2本の配線を通した。当然だが、先にバルブの保護カバーを取っておかないと、外れなくなってしまうので注意。

付いたが、特にカチッとハマるというものでもないので、手をはなせば外れる。

切れ込みが残っていると、ここから湿気などが入って、ベッドライトユニットの内部を曇らせるなどあるといけないので、隙間を埋めることにした。

 100均で購入した耐水パテを使う。

 粘土のような感じなので、2層になっているのでそれを練って混ぜ合わせる。

そして、切欠きに入れて埋めた。

これで準備が整った。配線は、つながるソケットにつなぐだけで、後はヘッドライトにつながっているソケットに、平端子を接続すればよいだけの簡単配線だ。

とりあえず、バッテリーに直接つないで点灯してみた。特にチラつきなどもなく簡単に綺麗に点灯した。意外に性能はまともらしい。しかも、やはりLEDとは別格の明るさで、とても直視できない。少し焼いてから、取り付けを開始した。

LEDヘッドライトを取り付けたときと同様に、メータ下のヘクサボルト2本を外す。そして、メーターを取り外す。

 メータのすぐ裏に、ロー側のヘッドライトユニットが見える。

ソケットを外して、ゴムブーツも外す。

バルブが見えるので、下に見える押さえバネを外して、バルブを取り出す。

H.I.Dに、先にゴムブーツを通しておく。柔らかいので簡単だ。

 そして、H.I.Dのバルブを取り付けるのだが、これには大層手間取った。なかなか位置が合わないのだ。LEDの時にも位置合わせが難しかったが、こちらは配線が付いているのでなおさら難しかった。かなりイラついてしまって、もうやめようかと思ったほどだった。

それでも、なんと取り付け出来、押さえばねで固定できた。ゴムブーツを取り付け、そこから出した配線に、バイクからきているソケットを接続した。もちろん点灯テストも行って正常に点灯するのを確認した。


バラストなどは、左カウルの裏側に両面テープと結束バンドで固定というか押し込んだというのが正しいか。やや心配な安易な固定になってしまった。

さて、LEDとの比較だ。こちらがLEDだ。正面から。LEDそのものはまぶしいが、ヘッドライト全体は暗い感じだ。

 対して、H.I.Dはバルブは当然ながら、ヘッドライトユニット全体が光っていてまぶしい。バイクのウインカーの点灯の暗さが、ヘッドライトの明るさを表している。

今度は、やや斜めから。ここだとLEDはほとんどまぶしくない。

対してH.I.Dは斜めでもそこそこまぶしさを感じる。全体的に光が広がっている感じだ。これは期待できそうだ。

また、暗いLEDヘッドライトを補助するために、ハイ側のハロゲンライトをかなり下向きに調整していたので、ロー側、ハイ側ともに光軸を高めに設定した。

夜走って確認することにする。

つづく。