2013年4月15日月曜日

SUZUKI Bandit 1250S 4月ツーリング

今回のツーリングは、ファームロード経由で、阿蘇ハーブファクトリーでランチして、雲厳禅寺を回って高速で帰ると、なかなか走れるコースだ。
緑色が今回のコースだ。出発は、道の駅「英彦山」だ。そして、南下して阿蘇、熊本方向に東進して、雲厳禅寺。

朝8時に集合だった。自宅を出るのが少し遅くなって、ぎりぎりに到着したら、もうほとんど集まっていた。


今回は22台ととても多かった。やっと、バイクで走れる季節になったからだろうか。そして、新しいバイクも何台か有った。



トライアンフのT595。排気量955ccで130馬力のSSカテゴリだ。


こちらは、SUZUKI B-Kingだ。初めて見た。エンジンはハヤブサと同じ1300ccだ。

シートが、ハート型で広く座り心地が良さそうだ。オーナーはシートがいいと言っていた。うらやましい。跨がってみたが、Bandit1250Sとほぼ同じようなシート高だ。ただ、シュラウドで張り出したタンクが異常に大きく感じる。

特徴的なリアビュー。エンジンの下からシート下へ登った排気管は、ナンバープレートの上から排出というレイアウト。タンクは巨大に見えるが、実際の容量は16.5リットルとBandit 1250よりも少ない。航続距離が長くないようだ。それと、ネイキッドなので、高速は辛いだろう。本人も辛いと言っていた。


次は、B-Kingと同じエンジンを積むハヤブサだ。幅はワイドだが、意外に低く見える。でも、跨がると意外に足つきは良くない。足が開くためだろう。


こちらも、特徴的なリアビューだ。人の顔にも見えなくはない。

さぁ、出発。

最初は、おとなしく走っていたが、ファームロードも終わろうかと言うところでパフォーマンスランがはじまった。

先頭は、あっという間に見えなくなった。当然ながら、排気量では負けないし、Bandit 1250Sはこのような道では、最強では無いかと思えるほどに楽しい。余裕で追いつくことが出来た。考えて見れば、この前を行く奴らは、100ccのバイクとは言え、レースに出て表彰台に上ったこともあるのだ。速いのは当たり前だ。パフォーマンスランとは言っても、まだまだ余裕の走りなのだろう。
中に、Z400で参加のものが居て、私の前を走っていたが、途中でつっかえてしまい、追い抜いた。後で聞いたら、レッドゾーン入りぱなしでついて行けないとの事。確かに、INAZUMA 400の時には、いつもレッドゾーンだった。吹けきってしまうのだ。ところが、Bandit 1250Sで、せいぜい5000回転程度までしか回っていない。それでも、回したなと感じるのだが。通常でも、回したと思っても4000回転くらいだったりする。

マフラーを替えているので、エンジンを5000回転まで回した後にアクセルを戻すと、時折アフターファイヤーでゴボゴホ言っているのが聞こえる。

パフォーマンスランの後は、最初の休憩だ。

ここで、走りについて色々と話したりして楽しいひとときだ。



出発して阿蘇に近づくにつれて気温が下がってきた。


その上、雨まで降ってきた。気温は14度まで下がり、風も強い。ペースはがっくり落ちた。


そして、昼食の阿蘇ハーブファクトリーに到着。

炭火で、地鶏を食した。いろりを囲んで座って、

このように、銘々自分のものを網の上に乗せて焼いて食べる。なかなか嚙み応えのある地鶏で味もうまかった。

雨と寒さで震えるくらいだったので、炭火はとてもありがたかった。でも、夏来たら暑くて大変かもしれない。

土産物も売っている。さすが熊本、今話題の「クマモン」の付いたものが色々と置いてあった。日曜一人で楽しむ悪いお父さん(私のことだ)は、ここで土産を当然買うのだった。


昼食前に降った雨と、寒さはどこへやら。平地に戻ると、日も照って、

気温も25度にもなっている。気持ち良いを通り過ぎて、もはや暑い。
特に、町中では、信号で止まると、ラジエターファンがぶんぶん回って、熱気が上がってくるため、暑くてかなわん。NEOTECなので、フェイスプレートを跳ね上げてなんとかしのぐが、やはりジェット型の方が涼しい。今の季節(25度)で、これでは30度超える真夏は、どうなるのか恐ろしい。

少し、山間部なので涼しいかと思ったが、あまり変わらない。


で、やっと着いた。駐車場にバイクを止めて歩いて行く事になった。


道路から下っていく。

入園料は、一人200円だが、20人以上だと180円に割り引かれる。用事がある人たちが途中離脱して丁度20人だった。

これが、五百羅漢。実際に500個もあるのかはわからないが、確かに一杯有った。

なかには、よそ見したようなユニークなものもある。一つ一つ個性があるので、ゆっくり見ると面白いだろう。

そして、これが、霊厳洞。みなでお参りして、ここで記念撮影。


そこを出発して、菊水ICに向かう。高速に乗る直前に、道の駅に寄る。

ここで、飲み物を摂取。

ここにも、クマモンがいた。高速に乗ってしまうと、容易に止まれないので、ここで注意事項などをリーダーが言う。そして、トイレしたり飲み物を取ったりした。

 高速では、そこそこ込んでいて、とてもリミッター解除の効果を確認する状態では無かった。それでも、先頭の奴らはあっというまに見えなくなってしまった。

しかし、走行中にトラブル発生だ。またもや、フロントカウルがガタガタしだしたのだ。例のネジが緩んだのだろう。どうも、元気よく走ると、風圧でカウルに大きな力がかかり、そのために緩むのかもしれない。

なんとか、古賀SAにたどり着いて
シートを外して工具を取り出し、例のネジを締めていたら...

突然の豪雨だ。雷は鳴るし、ものすごい雨だった。

もともとここで解散予定だったので、みな雨宿りできたが、バイクはびしょぬれだった。特に私は、シートを外していたので、工具袋は言うに及ばす、シート下までびしょびしょになって、慌てて工具を仕舞い、シートを取り付けて雨宿りにサービスの建物に走った。ここで、解散して、少し雨脚が弱くなったところで、銘々出発して帰って行った。

今回の事で、本格的にカウルのネジをきつく詰めつけないとやばい。また、グリップエンドも、全くだめで、走行中に緩んでこちらも大変だった。

温度差が10度以上もあり、服装も大変だった。その上雨も降ったりした。なかなか多彩なツーリングだった。

私の場合、走行距離は自宅to自宅で400kmだった。途中でガソリンを給油して、帰宅後も給油した。燃費は、パフォーマンスランの影響からか、前半が15.6km/l。帰宅後が、17.7km/lだった。

今日、バイクを洗車し、ワックスをかけ、グリップエンドを再度取り付けなおした。それでも緩めなので、ダイソーで購入した練りパテをハンドルバー内に塗り込んで、なんとか緩みが取れた。ただ、これが本当に安定してくれるのかはわからない。

また、カウルの止めボルトもかなりきつく締めた。これで緩むようならば、また考えよう。さらに、ボックスのキーのスペアが無かったので、作ってきた。トップボックスのCOOCASEの鍵は特殊らしく、町の鍵専門店で、ボックスを持ち込んでなんとか合い鍵を作ってもらった。なんと3本も作り直してもらったのに、1本450円だった。なんだか申し訳なくなった。しかし、鍵屋も職人なのだなぁ。作れない鍵は無いと豪語していただけに、珍しいキーだと血が騒ぐのだろうか。

なお、今日は、28度にも気温が上がって、とにかく真夏のように暑かった。そのおかけで、昨日びしょ濡れになったジャケットやパンツ、グローブ、バイクのシート下など濡れたものが一気に乾いてくれた。

付け替えたビレットレバーはかなり有用だとわかった。町中では、クラッチの頻度か高くなり、疲労を心配していたが、ほとんど心配いらなかった。また、ブレーキも、純正ではきつく握らないと強くかからない感じだったのが、真綿を締め付ける感じに変わった。軽いのに、握れば握るほど効く感じで楽だった。また、少しガタがあると取り付けた時に感じたが、再度裏のネジをきつく締めたら、全く問題無かった。かなりお勧めだ。

SHOEI NEOTECHヘルメットは、最初ややきつめだと感じていたが、最後の方ではあまり感じなかった。真新しいときつめなのかもしれない。高速でのぬおわ程度の速度では、問題無かった。軽いこともあり、高速で首を左右に振っても問題無かった。風圧も、風切り音も気にならなかった。特にチンガードに付いている下側のカバーで下からの風の進入を防いでいる。

さあ、四国ツーリングまで後2週間だ。でも、来週の天気は良くなさそうだ。2週間後はどうだろうか。

さらに、どのような服装にするかも悩み多い。