2013年4月12日金曜日

SUZUKI Bandit 1250S LEDヘッドライト取り付け






LEDのH7バルブを取り付けてみた。ついでにポジションのLEDバルブも切れているので交換する。

まずは、メータを外す為に、赤丸のヘクサボルトを外す。

こんな感じだ。小さなヘクサレンチL字部分を気をつけないと、メータの下を傷つけてしまうので注意が必要だ。
2つのボルトを取ると、後はメーターユニットを持ち上げると簡単に外れる。

裏に、1カ所コネクタがある。

それを外すと、メーターユニットは取り出せる。簡単になったものだ。これも、スピードの検出がワイヤではなくて、フォトカプラになったからだろう。なお、メータユニットのコネクタをはずすと時計が初期化されるので、元に戻したら、かならず時計あわせをする必要があるので忘れないこと。実はセットし忘れた。でも、私の場合は別途時計&温度計をつけているのであまり影響はないのだが。

これが、メーターを外した状態だ。

まずは、ポジションを交換する。赤丸かその位置だ。ゴムなので簡単に外れる。

これを左側からめくるように外す。

外れた。

取り付けたのは、プロジェクタタイプの5W T10球だ。

で、さくっと交換した。向かって右側が点灯していなかったのが点灯している。やはり、LEDバルブが先端しか光らないので、広がりが少ないが、プロジェクタータイプの先端は強烈に光っていて、かなり眩しい。

が、実際に照らしてみると前を照らすという用途には全く影響が無いようだ。

次に、ヘッドライトバルブを交換する。真ん中にある大きなゴムブーツがヘッドライトのロー側だ。指で触っている配線があるコネクタを外す。

外れた状態。

次に、ゴムブーツを外す。これも単にはめてあるだけなので外すのに何か特殊な工具などは必要無い。

バルブは、針金状のもので押さえてある。この金具の下側を押すと簡単に外れる。

外したバルブ。ソケットがついている。

交換するLEDバルブとの比較。

ソケットを外す。

単なるソケットで、

ロック機構は無し。このようなソケットが付いていると、H.I.Dにするときに問題となりそうだ。たいていのH.I.Dバルブは、ソケット側が出っ張っているのが普通なので、このようなソケットは取り付け出来ない。大体H.I.Dにはソケットに刺すピンは出ていない。H.I.Dバルブは、通常バラストに接続されるので、配線が出ている。


LEDバルブに付け替えた。でも、緩い。簡単に抜けてしまう。ピンの厚さが違うのだろうか。


このバルブ押さえの金具は押す込むと下側のコの字型のフックにはまってバルブを押さえるようになっている。ソケットが抜け良いので取り付けには少し苦労した。慎重に行う必要がある。結局、先にバルブだけを装着して、後からソケットをはめた。そして、抑えの針金状の金具をはめた。

さっそく、点灯させてみた。かなり眩しい。色も、ハロゲンと異なりポジションのLED球と合っている。

しかし、ハロゲンでは照らしていたときにその部分が黄色になって見えたが、LEDバルブだと何も見えない。ちょっと心配になってきた。

夜になって、点灯してみると。壁が白く照らされて、H.I.Dとよく似た感じに見える。

しかし、走り出すと明らかに暗い。5メータくらい手前ならなんとか明るく見えるが、それ以上遠くになると急激に暗くなる。やや広がりが大きい、つまり拡散してしまっている感じだ。

昼間と同じ倉庫を照らしてみるとまあまあの明るさに見える。ただ、ハロゲンの時にも思ったのだが、かなり光軸が高い様だ。ハイビームなど水平より高い位置を照らしている状態だ。

光軸の調整方法をネットで調べて光軸も下げてみたい。そうすることで、もう少し下が照らされるかもしれない。だが、まあ、夜はあまり走らないし、いざとなればハイビームも使える。

昼間の存在をアピールする為にというかファッションとしてのLEDはなかなかいい感じなのだが、この製品に関しては、低価格と言うこともあり、実用的な明るさはまだ実力不足な感じだ。しかし、あんなに眩しいのにどうして明るくないのか。恐らく、実際の消費電力から見ても発光が点なのが問題なのだろう。バルブのように360度全体的に光ることを前提にリフレクターも作成されているのだろうし。プロジェクタータイプのヘッドライトならばまだ可能性が有ったかもしれない。