ウインカーリレーをLED対応にしたので、さっそく各電球をLED化する事にした。
まずは、ストップランプから。シートを外して、リアカウル内にある工具を取り出す。
シートカウルの中を覗くと、ストップランプのコネクタが見える。これを、押し込みながら回すと外れる。
外してみると...おや? これは電球ではない。
点灯させてみると赤く光った。これは、LEDだ。前オーナーがすでにLED化していたらしい。
ついでに、ブレーキをかけた状態での点灯状態。かなり明るくて、これなら問題なし。
INAZUMA 400と違って、Bandit 1250Sは、ナンバープレートを照らす電球は別になっている。これがまた、とても交換しにくい構造でびっくりだ。こんな整備性の悪いのはいかがなものか。
これは、リアフェンダーを裏から見ているところだ。ここに、配線が入っておりその両脇にナットが見える。これを両方とも外す。リアタイヤがあってなかなか手が入りにくいし、手が入ってもナットが見えないので手探りで外さなければならなかった。
しかし、フェンダーの内側は砂が張り付いて汚い。やはり、インナーフェンダーは必要な気がする。
やっと外れた。でも、まだ電球は見えない。
外したユニットにさらにネジが2か所あるので外す。これでやっと電球が取り出せる。
小ぶりの5Wの電球だった。
用意したLED球がサイドも照らすような構造のものということで、だいぶ大きいが入るだろうか。ちょっと心配になった。
取り付けてみた。大丈夫のようだ。もとにの様に組み立てて完了だ。
次にウインカーだ。ちょっと見にくいが、赤丸にあるネジを1つ外すと簡単にカバーを外せる。
INAZUMA 400と同じ電球だったので、交換するだけだ。後ろはシングル。
フロントは、ダブル球となっているので、ポジションとして常時点灯する。向かって右側がLEDに交換したもの。左がオリジナルの電球だ。LEDの方がやや白っぽく見える。発行色が白いからだろう。
この時に、気が付いたのだが、ヘッドライトユニットの両側上にもポジションランプが付いているのだが、なんだか右が暗い。
こちらが、左側。 あまり明るくないが点灯している。
こちらは、右側。点灯していない。これを交換するのは、カウル内の分解が必要そうなので、今回は交換しなかった。T10球の予備もないし。もっと明るいものを用意して交換する事にしよう。
ということで、電球のほとんどがLED化できた。
もう一つ気になっていたのが、リアのトップボックスのがたつきだ。恐らく、ベースとの間に隙間ができているためだろうとリアボックスを初めて外してみた。
100円ショップで購入したスペーサーを置いて見ることにした。その横に何やらある。これは、おそらくトップボックスについているストップランプを点灯させる配線のコネクタだろう。
リアボックスの底を見ると同様にコネクタが見える。しかし、ベースを見ても実際の配線はされていなようだ。
で、リアボックスを取り付けてみた。ベースとリアボックスはしっかり固定されたが、ベースとリアキャリアとの間にガタがあるようだ。これも、分解しなければならないので、持ち越しだ。
気温は、ここ数日やや低めだ。肌寒いがちょっと試運転に出てみた。ところが、走り出した途端に雨が降り出したので、急遽戻った。
その時に、謎の部品の状況を確認してみようと、2速でフルスロットルにしてみた。人間のビビリミッターがかかって思いっきりアクセルを開けられなかったが、それでもエンジン回転のリブリミッターが効いて吹けなくなるまでエンジンが回った。あまり気持ちのいいものではない。とりあえず、エンジンは問題なくレッドゾーンまで回るようだ。ちなみに、この時の速度は、ぬえわ近くまで達していた。2速でフルスロットルでこれならば、3速なら速度のリミッターがかかってもおかしくない。それにしても、リッターバイクの実力には恐れ入った。2速でぬえわとは。もちろん、一瞬のことで、すぐにアクセルを戻したのは言うまでもない。この時に、エンジンの回転が下がるときに、少しだけボコボコとアフターファイヤーの症状が出た。急激にエンジンの回転を上げてすぐに下げたのでその為だろう。
ただ、下関に行ったときには感じなかったごく低速での粘りがなくなった感じがした。アイドリングから1,500回転程度の時だ。これが、マフラーのせいなのか謎の部品の為なのかはわからない。しかも、駐輪場からバイクを出して走り出そうとしたときに、エンストしたので、やはり低速のトルクが減っている感じがする。ただ、その後は発進の時の感じはあまり変化は感じていないのだが。下関に行ったときには、2,000回転以下は殆ど使っていないので、下関の時からそうだったかは分からない。
もう少し、ちゃんと走ってみる必要がある。だが、今週末も、すでに予定が入っていて、あまり走れそうもない。