2013年3月25日月曜日

SUZUKI Bandit 1250S サイドボックスが外れにくい

左リアに付いているパニアケースが外れにくいという状況を対策した。左リアには、シートを外すためのキーを刺すところがあり、これにキーを刺すにはパニアケースを外す必要があるのだ。なので、付けたままには出来ない。もちろん、ツーリング中に外す事はあまり無いとは思うが。

まずは、状況説明を動画で見てもらおう。

ボタンを押しても、なかなかリリース出来ない状況。感じから押してもちゃんとロックが解除されるまで押せない感じがする。動画の最後で示したようにボックスの受け部分がかなり削れている感じがする。


そして、外した状態でのロック解除操作を行うと、簡単にロックが外れる。つまり、ロック機構そのものがおかしいのではなさそうだ。


グリスを色々とつけて見たが、改善していない。

 どうも、この部分が削れている事が原因のようだ。

そこで、段ボールの切れ端を用意して、

テープで借り留めして試してみた。そうすると、外れやすくなったようなので、本格的にこの削れた部分を再生することにした。

利用するのは、プラリペアだ。

まずは、ブレーキクリーナーで脱脂してプラレペアが着きやすくする。

こんな感じだ。

ちょっと、わかりにくいが、プラリペアが垂れないように、ビニルテープで壁をつくってからプラリペアを盛った。

こんな感じで、削れた部分をリペアした。



で、その結果だ。簡単にリリースできて外す事が出来るようになった。ただ、強度的にどうなのか。また、荷物が空の状態だからまだいいが、満載したらどうなるか。また外れにくくなるかもしれない。プラリペアだけだなく何か補強材をいれてやり直す必要があるかもしれない。

また、ついでに今度は、右リアのパニアケースの修理も行った。こちらは、扉が全開しないようについているワイヤーの留め部分の木ねじの穴が馬鹿になっている。その為、このワイヤーが外れてしまうのだ。

これがその部分だ。馬鹿になってしまったネジ穴に、脱脂した後でプラリペア を盛って、ネジをネジ込んだ。こちらは、フタの荷重しかかからないので、意外に簡単に修理できた。

乾いてから、さらにネジをネジ込んでみたが、意外にきつくねじ込めたので、簡単には外れないだろう。

それにしても、このブラリペアというのは本当に便利なリペア剤だ。強力にお勧めする。