2013年2月17日日曜日

SUZUKI INAZUMA 400 オイル交換

昨年の8月に納車されたINAZUMA 400は、
走行距離が17,767キロだった。この半年で、四国ツーリングなどほとんどがツーリングクラブでの走りだった。
 そして、今20,739キロとほぼ3,000キロ走った事になる。ということで、オイル交換を行うことにした。
気温は8度と少々寒い。

用意したのは、オイル処理箱.4.5リットル用。

左から、オイルフィルターレンチ、オイルフィルター、バイク用MA規格オイル、オイル添加剤IXL。オイルは、1缶584円で、オイルフィルターは1個512円だった。

そして、17ミリのラチェット。

オイルフィルターレンチがツールセットのラチェットに合うか確認。

おお、ちゃんと適合した。ちなみにサイズは9mmスクエアだ。たいていのツールセットのラチェットのサイズだと思う。このフィルターレンチは、469円だ。

以上、価格を書いた製品は全部MonotaRoで購入した。しかも、10%引きだったので、さらにお安く購入出来た。時々クーポンコードをメールしてくれるので、そんなときに買いだめしている。みな、とても安いが、評判はいい物ばかりだ。業者も購入しているようだ。


まずは、オイルドレインボルトを外す。エンジンのオイルパンの下面が蜂の巣状になっていてその所にボルトがある。17mmだ。

17mmのラチェットレンチで緩める。これくらい長いと作業が楽だ。

出てきたオイルは、色が黒かったが、これが果たしてどれほど汚れているのかどうかはよくわからない。オイル交換してちょっと走ると汚れはこんなものだ。

オイルドレインボルトは、普通のものだった。特に傷が付いたりなどのダメージは無かったので、このまま再利用することにした。

次にエンジン前方に付いているオイルフィルターを外す。

先ほど用意したフィルターレンチをカパッとかぶせてくるくる回すだけだ。

緩むとオイルが出てくるので、少し待ってから完全に取り外す。

どうやら、純正品ではないようだ。

オイルフィルターは、車でもサードパーティ製を使うのは珍しいことでは無い。バイクもこのてのフィルターはおそらく車と共通部品になっているだろうから、サードパティーの製品も多いだろう。国産だし。

オイルがまだ出ているので、出終わるのを待つ。

オイル添加剤IXLを、最初は5%なので、3リットルの5%ということで150cc入れることにした。

これにオイルを足して、

攪拌する。IXLはとても粘度が高いので、こんな低温の時には、なかなか入りにくい。

新しいオイルフィルターを取り付ける前に、オイルをパッキンに塗っておく。

そして、オイルが抜けたことを確認後、取り付ける。最初からレンチを使わずにあらかじめ手で回してネジ込んで、パッキンが当たったと感じたら、レンチで1回転ほど締める。と、フィルターの表面に記載があったので、その通りにした。


トレインボルトも取り付けた。

オイルの入り口は、エンジンの右側にある。まず最初にこのキャップが緩むことを確認してから作業する事が肝心だ。そうでないと、オイルを抜いた後でオイルを入れることが出来なくなってしまう。オイル投入口の横に、3300mlとの記載がある。

オイル投入口のキャップを取る。

そして、IXLと攪拌したオイルをゆっくりと入れていく。

そして、オイル3本をいれた。

3300mlなので、4本目から300ccのみ取って追加した。

オイル点検窓を見ると満タンになっていた。

エンジンをかけると、オイルが見えなくなる。

そして、エンジンを切って少し経つと、この様に丁度いい量になっていた。これは、メンテナンススタンドを前後に付けた状態だ。オイル交換前には、点検窓の最下端に少しだけオイルが見える状態だったので、もしかするとオイルが少なかったのかもしれない。

エンジンを少し暖機してから、試乗してきた。エンジン音に特に変わりは無く、吹けも申し分なかった。これで、半年は安心して乗れるだろう。


試乗後、スタンドを外して、手で車体を支えながら点検窓を見て見ると、それでも、丁度いい位置にオイルが入っていたので、オイル量は3.3リットルで丁度良かったようだ。


また、先日のツーリング気になった、サイドスタンドのスイッチを再度よく見てみた。

これが、サイドスタンドを立てた状態。スイッチは完全に飛び出している。サイドスタンド上部に飛び出ているステーがスイッチを押す機構だ。(何か油しずくが付いているようだが、これは水だ。少し水をかけたので濡れたのだ。)

サイドスタンドを上げた状態だが、スイッチは半分ほどしか押し込まれていなかった。

手で、スイッチを押して見ると......

完全に押し込む事が出来たので、どうスイッチが完全に押し込まれていない事が原因の様だ。

それで、このスイッチを押しているステー部分をハンマーでたたいて曲げてみることにした。

意外に簡単に曲げることが出来た。

そして、サイドスタンドを上げてみると、スイッチは完全に押し込まれるようになった。これで、おそらく問題解決だ。

それと、新しいメンテナンススタンドは、カバーの紐はこのように巻くことにした。これで風に吹かれても伸びたりしないだろう。