2013年1月17日木曜日

最近見た映画 Part2

実は、腰を痛めてしまって歩くのさえも容易ではない状態になってしまった。病院で調べてもらったら、ヘルニヤではないそうで一安心。でも、腰の筋が切れているらしく少しでも、腰を曲げて負荷を与えると激痛が襲ってくる。幸いなことに座っていることは何とかできるので、自宅療養している。

というわけで、こういうときには通販のレンタルが本当に便利だ。出かけなくても、映画が見れる。

ということで、ここ数日は映画三昧だ。というか映画でも見ていないと痛みを忘れられない状態なのだ。で、それの感想を簡単に記載したい。

バットマン3部作を見た。最近見たなかでもなかなか面白く見た映画だった。アメコミものとしては、ストーリーがみなよくてかなり気合の入った映画だった。


BATMAN BEGIN
なんでもそうだが、始まりの物語というのは、謎解きのような感じで面白いものだ。スケールもかなりのもので、ビジュアル的にも3部作の中では一番の出来だ。物語的には、かなりどろどろした感じで完全に大人向けだ。個人的には、三部作の中では一番よかった。

THE DARK KNIGHT
第2部だが、なんといっても適役であるジョーカーの出来がよすぎる。第一部はどちらかというとビジュアルで攻める感じだったのに対して、これは物語でぐいぐいと引き込まれた。その分、街中の景色などはやや手抜きとまではいかないが、コストダウンしている感じはした。


DARK KNIGHT RISES
最終章だ。特撮ではなくて、物量で攻める感じの映画になっていた。ビジュアル面ではさらに後退しているが、その分ストーリーがなかなかよかった。というか苦労している感じが見え隠れした。今回はキャットウーマンが出てくるが、実際の映画ではキャットウーマンという呼称は出てこなかったようだ。そして、強力な適役ペインが出てくる。が、それが本当の親玉ではなかったのはちょっと本当かよと思わずもらしてしまった。原作でもこうなっているのかはよくわからない。そして、最後にはバットマンの後継者となる男が出てきて終了なので、完結編ではなくて、もしかすると第4作目が出てくるのかもしれない。


GONE BABY GONE
青年探偵事務所に甥の誘拐事件を捜査してほしいとおじとおばがやってくる。母親は薬漬けのあばずれだった。というところから物語が始まる。私は知らなかったが、原作が人気ミステリー作品ということもあって、ストーリーがしっかりしていて見ごたえがあり、最後はなかなか考えさせられた。特に同じく子供を持つ親としては、感慨深い。ハリウッドものは、特撮というかビジュアルでだまくらかすようなものが多いが、最近見た中では、一番心に残った映画だった。お勧めだ。


赤ずきん
 いわゆるグリム童話の「あかずきん」をベースにした大人向けの映画だ。これは童話ではない。こういった剣と魔法の世界みたいな映画は好きなほうだ。題名に惑わされて子供と一緒に見たりするとエロチックなシーンもあるので注意したほうがいいだろう。大人の映画としてみれば、エロチックといってもたいしたことはないのだが。ストーリーはやや薄いのだが、それでも、だれでも知っているこの物語をどう料理して大人向けのちゃんとしたストーリーにしたのかは興味がわくだろう。

ウォッチメン
  だいぶ前に北九州市にもウォッチマンという時計店があったが、時計ではなくて監視者の意味だ。これも、バットマン同様にアメコミを基にしたいるのだが、バットマン以上に暗い映画だ。最近このようなものが多いので、能天気な米国映画が懐かしく感じてきた。さて、物語は、完全空想世界の物語だ。でも、過去の現実世界というか歴史上の人物も多数出てくるので、それも面白い。

THX_1138
これは古い映画自体をリフォームしたものだ。新たに撮った映画ではない。これが、Blu-rayである必要性は全くないと思う。だって古い映画なのだから。なんとか我慢して途中まで見たが、あまりに面白くないので、最後まで見なかった。