2012年12月10日月曜日

SUZUKI INAZUMA 400 LED対応ウインカーリレー

INAZUMA 400のウインカーリレーは、多機能な7ピンタイプのためLEDに対応させるのは難しいと思っていた。しかし、調べてみるとマイナー機種であるINAZUMA400では無いが、SUZUKIのバイクでは7ピンタイプは多数使われているようだ。そして、その内部構造図を見つけた。
 これがそれだ。この7ピンのモジュールは、デンソウ製で「FE249JR 066500-4230」というものだ。見た感じは、まさしくINAZUMA400と同じだ。GSX1400や、SV1000、ハヤブサなど多数の機種で使われているようだ。

実はこれを調べる前に、LED対応の2ピンタイプのリレーを購入していた。そして、交換しようとして、頓挫したという状況だった。だが内部構造がわかったので、交換できる目星が付いた。

さっそく交換する事にした。当然ながら簡単にポン付けは出来ないので加工する必要がある。出来れば、元の配線を弄らないで接続するようにしたい。つまり、7ピンの内2つの端子を外して、このLED対応リレーに接続してしまえばいいのだ。

シート下の左側サイドカバーを外すと、リレーとそのソケットが現れる(右側のボックス)。

リレーを外して型番を見てみると、まさしく一致。つまり、他の機種と同じ部品を使っていることがわかった。

ならば、後は、ピンを外して、LED対応リレーに接続すればOKのはずだ。

精密ドライバーの一番細いマイナスドライバーを用意する。

それを、端子部分に押し込んで、爪を浮かせてケーブルを裏側に引っ張ると簡単に抜ける。

こんな具合だ。しかし、見るとピンが小さい。

LED対応リレーの端子とは全くサイズが小さくて合わない。


そこで、配線を変換するケーブルを自作することにした。

まずは、LED対応リレー側に通常のキボシをつけた配線を作って取り付けた。

一応抜けないように、ビニールテープで巻いておく。

そして、近所のホームセンターで小さなキボシを探してきた。意外に無くてやっと見つけた。

 このオスキボシなら合いそうだ。

試しに、当ててみるとばっちりだった。

先ほどのLED対応リレーに付けた変換ケーブの先に購入した小さいキボシのオスを取り付けた。

そして、さくっと取り付け完了だ。新リレーは、とりあえず横に設置した。防水にはならないだろうが、保護のために、変換ケーブルはすべてビニルテープでぐるぐる巻いておいた。

最後に、実際のウインカー点灯状況をビデオにしてみた。


見事ハイフラが解消された。これで、一安心だ。このリレーは、120Wまで対応しているので、もしも、電球に戻してもそのままで大丈夫なはずだ。

これで、ストップランプそして、ウインカー、ポジションとLED化が完了した。