これがそれだ。この7ピンのモジュールは、デンソウ製で「FE249JR 066500-4230」というものだ。見た感じは、まさしくINAZUMA400と同じだ。GSX1400や、SV1000、ハヤブサなど多数の機種で使われているようだ。
実はこれを調べる前に、LED対応の2ピンタイプのリレーを購入していた。そして、交換しようとして、頓挫したという状況だった。だが内部構造がわかったので、交換できる目星が付いた。
さっそく交換する事にした。当然ながら簡単にポン付けは出来ないので加工する必要がある。出来れば、元の配線を弄らないで接続するようにしたい。つまり、7ピンの内2つの端子を外して、このLED対応リレーに接続してしまえばいいのだ。
シート下の左側サイドカバーを外すと、リレーとそのソケットが現れる(右側のボックス)。
リレーを外して型番を見てみると、まさしく一致。つまり、他の機種と同じ部品を使っていることがわかった。
ならば、後は、ピンを外して、LED対応リレーに接続すればOKのはずだ。
精密ドライバーの一番細いマイナスドライバーを用意する。
それを、端子部分に押し込んで、爪を浮かせてケーブルを裏側に引っ張ると簡単に抜ける。
こんな具合だ。しかし、見るとピンが小さい。
LED対応リレーの端子とは全くサイズが小さくて合わない。
そこで、配線を変換するケーブルを自作することにした。
まずは、LED対応リレー側に通常のキボシをつけた配線を作って取り付けた。
一応抜けないように、ビニールテープで巻いておく。
そして、近所のホームセンターで小さなキボシを探してきた。意外に無くてやっと見つけた。
このオスキボシなら合いそうだ。
試しに、当ててみるとばっちりだった。
先ほどのLED対応リレーに付けた変換ケーブの先に購入した小さいキボシのオスを取り付けた。
そして、さくっと取り付け完了だ。新リレーは、とりあえず横に設置した。防水にはならないだろうが、保護のために、変換ケーブルはすべてビニルテープでぐるぐる巻いておいた。
最後に、実際のウインカー点灯状況をビデオにしてみた。
見事ハイフラが解消された。これで、一安心だ。このリレーは、120Wまで対応しているので、もしも、電球に戻してもそのままで大丈夫なはずだ。
これで、ストップランプそして、ウインカー、ポジションとLED化が完了した。