2012年11月25日日曜日

SUZUKI INAZUMA 400 LEDストップランプの変更

先日のツーリングクラブのマスツーで、ブレーキ時のストップランプの点灯状態がよくわからないと指摘を受けた。これは、取り締まりの対象となる可能性もあり、何とか対処しようと思っていた。

対作品としてYahooのオークションで注文していた別のLEDランプが届いたので、さっそく取り付けてみることにした。

 これが届いた電球だ。かなり細長いLEDデバイスだ。

先端のLEDは丸いタイプとなっている。

ソケットは、ダブル球用に二つ端子になっている。

さっそく、交換してみることにした。旧LEDランプとの比較。だいぶ長い。

これが通常状態の点灯。

こちらが、ブレーキをかけた状態での点灯状態。写真だとわかりにくいが、明らかに旧タイプに比べて明るい。これなら、ブレーキをかけたのがわかる。

ついでに、以前WACOX 用に購入していたS25シングルのLED球をリアのウインカーに取り付ける事にした。今回使用したのは、右側のアンバー色のもの。LEDの数が少なく、やや暗いが、それだけ消費電力も少ないだろう。また、左の大きい物は、ホワイトでサイドにも光が出るタイプなので他の用途も考えられるので残すことにした。そして、旧ストップランプはダブル球なので、フロントのウインカーに取り付けることにした。

リアウインカー。
下にネジがあるので緩めて取る。

ソケットになっている。

ねじると球が出てくる。これを先ほどの小さいLED球と交換した。

フロントウインカー。

こちらも、同様に下にネジがある。

ソケットも同様だ。

ねじると球が出てくる。

ストップランプに使っていたLED球に交換して、点滅させてみた。点滅がよくわからないのではないかと心配したが、フロントウインカーは点滅になるとすべてのLEDチップが点灯と消灯を繰り返すので、十分な明るさの差があり電球と全く遜色ない。ただ、やはりLED電球に換えたことで、点滅速度が速くなってしまった。それでも、目に余るほどの高速点滅でもないので、これくらいならまあ実用上問題無いだろう。

右のウインカー点滅状態。

ついでなのでウインカーリレーを確認してみた。サイドパネルを1つのネジを緩めて外す。

2つのBOXが見えるが、左はヒューズボックス。右側がリレーなのだが、

外して見ると....

沢山の端子が見える。

通常のウインカーリレーは2端子もしくは3端子なのだが、これは7端子もある。ウインカーだけてなくストップランプなども兼ねているので、端子が多くなっているようだ。色々とインターネットで調べてみたが、このタイプのLED対応リレーは存在しないようだ。

また、フロントのLED球の問題だと思われるが、ポジションとして点灯しているときに、ウインカー端子用の配線に電流が漏れるようで、薄く両方のウインカーインジケータが点灯している。

本来は、点灯していないはずのリアのウインカーも薄く点灯している。昼間は、あまり目立たないが、夜はやや点灯しているのがわかるのではないか。

これも、LED用のリレーに交換できれば、対策できるのかもしれないのだが。交換すべきものが無いので、仕方ない。

とりあえず、ストップランプとウインカーの電球のLED化が完了した。

最後に、ストップランプの点灯状態と、ウインカーの点灯状態の動画をアップした。