2012年11月13日火曜日

SUZUKI INAZUMA 400 秋月城跡に紅葉を見に行った

紅葉の季節なので、INAZUMAで去年も行った秋月城跡に出かけた。

今日は、秋冬3シーズンタイプのナイロンジャケットに標準装備のキルティングのインナーを着けた。その下には、もし暑くなったら着込んでいると面倒なので下着無しで長袖のTシャツ1枚のみだ。

走る事1時間半。渋滞した町中を通り過ぎて、峠道を走る。少々落ち葉が気になる。コーナーでずるっと行きそうだ。後数十分で到着というところで、道ばたに紅葉が見えたので止まってみた。まだ、山全体は、緑のままで、時折このように色づいた木がある程度だった。


もうだいぶ登ってきた。山の木々も色づいたものが多くなってきた。正直言って、下に長袖のシャツ1枚は失敗だったと後悔した。やや、肌寒い。しかも、首元もすうすうする。

展望所があったので止まってみることにした。

Bandit250の頃に良く立ちゴケしていたのは、適切な場所を選ばないで止めてしまったことが多かった為だ。そのような失敗からバイクが安定して止まられて、跨がって発進するときも具合のいいような場所を選ぶようになった。だから、INAZUMAでは立ちゴケは一度も無い。

INAZUMA 400の方がシートも高いし、車重もあるのだが、Bandit250に比べて取り回しではとても安定していて不安が全くない。Bandit250の頃は、押し回しがとても不安で仕方なかった。重心の位置なのか、ホイールベースの長さなのか。単に私が、ネイキッドバイクの取り回しに慣れたからなのか。いや、一番の理由は、やはりBandit250の低いセパレートハンドルだろう。ハンドルの切れ角も少なく、低いのでバイクを支えるのが大変難しいのだ。

とにかく、Bandit250に比べてスペック上は車重が重いINAZUMA 400の方が軽く感じている。跨がったままでの足こぎでの移動もINAZUMA 400の方が簡単だ。恰好だけで、低いセパレートハンドルを選ぶと操作が大変な事は知っておくべきだろう。

 展望所には、1本だけだが紅葉したモミジがあった。なかなか綺麗だ。

温度は、12度だ。この日一番低い気温だ。それでも、真冬に比べればまだまだなのだが、体がまだ寒さになれていないのだろう。グローブは冬用のロングタイプ(薄手)をしていったが、それで手が冷たいと言うことはなかった。

そして、20分ほどで秋月八幡宮に着いた。

せっかく来たので、記念写真を。

下は革パンだが、裾が長いと思っていたが、跨がると足首が出てきてしまう。Gパンなどと違って伸びが良くないのだろうか。その為、走行中は、足首から風が入り込んで、すねやふくらはぎが寒かった。やはり、寒くなってくると丈の短いシューズでは、だめらしい。ブーツが必要だ。1つ、ジェンマ用に買ったものがあるが、シフトチェンジの所にプロテクターが付いていないので、INAZUMAに乗るときには何か対策をしなければならないだろう。


そこから、数百メートルで秋月城跡の鳥居の前に着いた。車が止まっていたので、その後に止めた。

別のバイカー達も丁度到着したところだった。一番左端は、IBMらしい。その右の、2台のオフロード車は仲間らしいが、IBMは一人のようだった。

この季節は、本当に綺麗だ。

鳥居をくぐって、

石階段を上っていく。


と、綺麗な紅葉が見える。

拡大するとさらに綺麗だ。向こうの瓦屋根とも合っていて、いい感じだ。

そして、この門も。でも、綺麗な紅葉のあるのはここだけで、奥には行かずにすぐに降りて、出発した。

通りは、意外に人が多かった。

すると、前方にIBMが走っているのが見えた。マフラーは左出しで、チェーンは右側と、普通のバイクと真逆のレイアウトだ。回りを見ながら走っているのかとてもゆっくりだったので、追い越していった。

帰宅途中は、渋滞していたのだが、原因はこのトラック達だった。特に、前方のトラックと、右の牽引トラックが、2台でゆっくり走って道を塞いでいるのだ。

 そこで、前方のトラックに近づいて、右のトラックとの間から追い越しをかけた。INAZUMAだと、こんな時にもほとんどシフトダウンすること無く、ただアクセルをひねれば必要な加速が出るのがすばらしい。これが、リッターバイクだとさらにすばらしい加速なのだろうとは思うが。技能の無い私にとっては、これ位いが今のところは丁度いい。

で、追い越すと、さらに、渋滞の原因が判明した。前方を走っている白バイだ。2台のトラックは、この白バイに近づきたくないために、大きく距離を取って走っていたのだ。

私もあまり近づきたいとは思わなかったのだが、信号のため仕方なく近づいた。停車する直前に、左足をかかとから出しているのが面白い。ただ、なんだか止まる時に少々ふらついている感じがしたが。

そして、発進時に、ちらりとバックミラーで後ろ(私)を見ていた。白バイって発進の時に、首を曲げて後方確認するのかと思ったが、そうでもないようだ。本当に白バイだろうか。


ここから右折。前のトラックに続いて止まろうとしているのだが、ハンドルが左に大きく切れているのがわかるだろうか。

そして、今度は右に。いやにふらついている。背中にも、福岡県警と書かれているし本物の様にも見えるのだが。

果たして、本物なのだろうか。それにしては、ちょっと運転技能が心許ない感じがした。今年のツーリングクラブのマスツーでも、偽物の白バイにだまされたことがあった。しかし、服装にしても、アンテナにしても、ここまで本物そっくりにしているのは珍しい。というか、本物かもしれないのだが。


さて、冬にネイキッドバイクに乗るのは風を遮るモノも無いので、防寒の服装が色々と必要な気がした。ジャケットにしても、本当に今のナイロンジャケットで事足りるのか、特に首回りが12度でも寒く感じた。ネックウォーマーなどを用意した方がいいだろう。

色々と物入りなのだが、そろえて行かざるおえないだろう。雪が降らなければ、バイクには乗り続けたいと思っている。とはいっても、今年のツーリングクラブのマスツーは、12月の1回だけなのだが。1月はさすがにツーリングは無く、2月からとなっている。おそらく3月までは、かなり寒いと思われるので、まだまだ、寒さはこれからだ。思えば、今年の4月の最初のマスツーもかなり寒かったのを思い出した。そのときには、確か、防寒ズボンを重ね着し、上はボンレス状態だった。