で、やっとARROWS Tab LTE(F-D)のアップデートが可能になったというわけだ。というのも、Android 4.0のアップデートを適用する条件は、ビルド番号がV28R43Aだからだ。私のF-01Dは、まだ、V23R39Dなので、アップデートできなかったのだ。これを、V28R43Aにするためには、docomoで契約したSIMが必要で、WiFiではなくdocomo回線経由でないとできない仕様なのだ。サムソンやLGなどの端末は、WiFiでも可能なのにどうしてこんな面倒なことにしているのか。WiFiは不安定だと富士通は思っているのだろうか。
まぁ、これも、今回の私の人生で初めてのdocomo契約のSIMを入手したことで可能になった。なお、Android 4.0のアップデートは、容量が大きいためかWifIで行うことになっている。今後アップデートが有った時に、どうようにWifIで可能になるのか、はたまたまたdocomo回線経由に戻ってしまうのかわからない。
富士通製のスマートフォンはすべてがこのような仕様なのだろうか。
さて、Android 4.0へのアップデートだが、まずは、アップデートアプリをタブレット本体か、PCでダウンロードしてF-01Dでそのアプリを実行することで行う。
そのアプリを実行すると、アップデートそのものをダウンロードし始める。
容量が大きいので、すこし時間がかかる。
ダウンロードが完了すると、ダウンロードしたファイルの展開が開始される。
それが済むと、このような注意というか、アップデートをするのは使用者の責任においてすることを了解しないと先に進めない。これは、大きな賭けみたいな雰囲気もあり、責任回避にも思える。しかし、ユーザとすれば安定して不具合も解消するであろうと思われるアップデートをしたいと思うのは当然で、ある意味無意味な責任回避だろう。
この後、すぐに再起動する。
テキストベースの処理が起動して、アップデートが開始される。
そのあと、Androidが起動して、アプリの最適化が行われる。
1時間近くかかって、アップデートが完了した。
起動画面でアップデートされたのはすぐに分かった。まずフォントが違う。細くなった。ロックの解除方法も変わっており、3.xまでは、どの方向でも解除できたのが、左右でのみ解除できるように変わった。
バージョンが4.04になっているのを確認。
以前は無かった「開発者向けオプション」や、「NX!エコ」が増えている。
NX!エコを選択すると..
こちらは、おそらく、富士通独自の機能なのだろう。
全体的に、あまり変わったと思うところは無かった。あとは、安定性がどれほど向上したかが気になるところだ。いままでは、よく固まったり、リブートしたり、電源が切れたり、長く充電しても100%にならなかったりといった現象があるのだが、解消するだろうか。