先週のタンデムツーリングでは、帰りに雨にあってしまいバイクもだいぶ汚れてしまった。
メーターを見ると、300キロほどのツーリングだった。この後ガソリンを入れたのだが、燃費は、19.98km/lと、20km/lを切っていた。やはり、タンデムということで、燃費はそんなによくなったが、それでも、ほぼ20km/lという値は悪くない。
よく見てみると、左のスイングアームも、
エキパイや、
フロントフォークなど、汚れている。
リアタイヤをみとると、かなり擦れている。
フロントタイヤは、かなり溶けていた。たしかに、グリップに不安は感じなかった。タイヤが溶けてグリップしてくれていたのだろう。
それで、洗車を行ってさっぱりと綺麗になった。Bandit250では古いので水で洗車するのを躊躇して1度しか洗車しなかったが、INAZUMAでは大丈夫そうだ。
洗車が終わった後、ディスクブレーキパッドを見てみた。フロント左は十分残っている。
フロント右も十分。
リアは、キーキーと鳴くので心配だったが、パッドは問題なかった。
もう一つ気になっていたのが、グリップとグリップエンドだ。どうも、過去のオーナーがこかしたらしく、グリップエンドが曲がっている。また、グリップも握っていて滑りやすく気持ちが悪い。
そういえばと探したらBandit250用にと買っておいたグリップとグリップエンドが見つかったので、交換することにした。
グリップエンドのねじを緩める。
引き抜くと、中にゴムが見える。これも、取る。
取ったボルトを見ると、曲がっている。このために、グリップエンドが曲がっていたのだろう。
そして、グリップを取るが、接着剤で止めてあるのでなかなか外れない。
潤滑材を吹きつけた。
気持ちいいほど、簡単に引き抜けた。
次に、アクセル側のグリップも外そうとしたが、こちらは、アクセルの筒に抜け防止の段差があって、潤滑材を吹いてもなかなか取れなかった。
少し、切って広げて端はなんとかなったが、一番奥が全然抜けない。ラジオペンチを使って....
かなり苦労したが、なんとか外せた。
接着剤は、これを使うことにした。
潤滑剤を取る為に、
クリーナーを吹いて、拭き取る。
ピカピカになった。
グリップを見ると、内径が大きいものと小さいものがある。大きいものが、アクセル側だ。
で、これを洗浄済みのアクセルの白い筒にいれるのだが、滑らないので本当に入りにくくて、10分以上悪戦苦闘して、なんとか挿入できた。
クラッチ側には、接着剤を塗ってから、
挿入した。接着剤が潤滑材代わりになって意外に簡単に挿入できた。
グリップエンドも取り付けた。
でも、グリップより小さいので少々不細工だ。
完成の状態。
さっそく、試しに走ってみたが、グリップ力が上がって、とても操作しやすくなった。
もしかすると、今回つけたグリップは凸凹しているので、痛いかもしれないと思ったが、グローブを付けると全くそんなことは無くて、逆にしっとりした握り心地で、かつ摩擦が大きいので大変握りやすかった。ただ、グリップエンドがアルミ製で軽い為か、ややハンドルがぶれ易い気がした。