2012年10月20日土曜日

SUZUKI INAZUMA 400 ツーリンク後

先週のタンデムツーリングでは、帰りに雨にあってしまいバイクもだいぶ汚れてしまった。
 メーターを見ると、300キロほどのツーリングだった。この後ガソリンを入れたのだが、燃費は、19.98km/lと、20km/lを切っていた。やはり、タンデムということで、燃費はそんなによくなったが、それでも、ほぼ20km/lという値は悪くない。

よく見てみると、左のスイングアームも、

 エキパイや、

 フロントフォークなど、汚れている。

リアタイヤをみとると、かなり擦れている。

 フロントタイヤは、かなり溶けていた。たしかに、グリップに不安は感じなかった。タイヤが溶けてグリップしてくれていたのだろう。

 それで、洗車を行ってさっぱりと綺麗になった。Bandit250では古いので水で洗車するのを躊躇して1度しか洗車しなかったが、INAZUMAでは大丈夫そうだ。

洗車が終わった後、ディスクブレーキパッドを見てみた。フロント左は十分残っている。

フロント右も十分。

リアは、キーキーと鳴くので心配だったが、パッドは問題なかった。

もう一つ気になっていたのが、グリップとグリップエンドだ。どうも、過去のオーナーがこかしたらしく、グリップエンドが曲がっている。また、グリップも握っていて滑りやすく気持ちが悪い。

そういえばと探したらBandit250用にと買っておいたグリップとグリップエンドが見つかったので、交換することにした。


グリップエンドのねじを緩める。

引き抜くと、中にゴムが見える。これも、取る。
取ったボルトを見ると、曲がっている。このために、グリップエンドが曲がっていたのだろう。

 そして、グリップを取るが、接着剤で止めてあるのでなかなか外れない。

潤滑材を吹きつけた。

気持ちいいほど、簡単に引き抜けた。

次に、アクセル側のグリップも外そうとしたが、こちらは、アクセルの筒に抜け防止の段差があって、潤滑材を吹いてもなかなか取れなかった。

少し、切って広げて端はなんとかなったが、一番奥が全然抜けない。ラジオペンチを使って....

 かなり苦労したが、なんとか外せた。

接着剤は、これを使うことにした。

潤滑剤を取る為に、

 クリーナーを吹いて、拭き取る。

 ピカピカになった。

グリップを見ると、内径が大きいものと小さいものがある。大きいものが、アクセル側だ。

で、これを洗浄済みのアクセルの白い筒にいれるのだが、滑らないので本当に入りにくくて、10分以上悪戦苦闘して、なんとか挿入できた。

クラッチ側には、接着剤を塗ってから、

挿入した。接着剤が潤滑材代わりになって意外に簡単に挿入できた。

グリップエンドも取り付けた。

でも、グリップより小さいので少々不細工だ。

完成の状態。

さっそく、試しに走ってみたが、グリップ力が上がって、とても操作しやすくなった。

もしかすると、今回つけたグリップは凸凹しているので、痛いかもしれないと思ったが、グローブを付けると全くそんなことは無くて、逆にしっとりした握り心地で、かつ摩擦が大きいので大変握りやすかった。ただ、グリップエンドがアルミ製で軽い為か、ややハンドルがぶれ易い気がした。