今まで使っていた128GBのSSDは、廉価版だったが、今回のは、A-DATAの上位版だ。アクセス速度も、SerialATA3(6Gbps)ならば、500MB/sという高速なシーケンシャルアクセスを実現している。これが、128GBのSSDよりも低価格なのだから嫌になってしまう。128GBのSSDだって昨年購入したものだ。
PCをひっくり返して、いままでの128GB SSDを取り外した。
新旧比較。下が、新しい256GBだ。
こちらが表だ。
前回試したプレビューとインストール自体はあまり変わっていない。相変わらず、Windows 7に比べてとても速い。SSDが速くなった為もあるかもしれない。
間もなく再起動して、
今回は、カーソルの初期値テストがあった。おそらく、タッチパネルの調整を想定してのことだろう。
そしてインストールが完了すると、Metro改めModern Styleのスタートメニューが現れる。前回は、テストだったので、仮想環境だったが、今回はノートPCの実マシンでの運用となる。
Windows 7 のゲームのソリティアが実は大好きなゲームなのだが、プレビューには無くてがっかりしていたら、Windows ストアに無料であったので、さっそくインストールしたが、画面表示は綺麗なものの、使い勝手が今一だ。特に、右クリックでの自動プレイが無くなったのは面倒だ。Windows XP時代のソリティアに逆戻りしてしまった。
そして、実はDELLによればこのノートPCは、正式にWindows 8には対応していない。でも、Windows 7のx64ドライバーのほとんどが問題なく適用できている。アプリも大抵大丈夫だ。正常動作していないデバイスは、指紋リーダーとカメラだ。これだけはなぜかまっくだためだ。そのために、未対応なのかもしれない。
さて、それでも、まあ使えないことは無い。Windowsログインを指紋認証で手軽にやっていたが、それが手入力になったくらいだ。指紋リーダーの無いPCが普通なので大きな問題でもない。もちろん、使えるようになれば、さらに嬉しいが。
そして、ある時、USBメモリを付けたまま液晶画面を閉じてしまった。それだけならまだいいが、刺してあったISBメモリをそのまま取り外してしまった。
そして、このことを忘れたまま、液晶を開けたら、USBメモリを外さないでくださいと注意されて、ああそうだったと思いだした。でも、すでにはずしてあるので、気にしていなかった。
そして、Windows ストアを開こうとすると...
と出るようになってしまい、ストアが使えなくなってしまったのだ。AndroidのストアであるAndroid Playが使えないと致命的なようにこれも致命的だ。
このWindows To Goというのが何なのかわからずに調べたら、Windows 8 Enterprise版には、USBメモリにWindows 8をインストールして起動するという機能が備わったらしい。そして、そのまま運用できるらしい。ただ、そうなると、Windows8をUSBメモリに入れて、いろいろなPCに刺して起動できることにり、1台のPCにWindowsライセンス1個というセオリーに反する可能性があるとかで、Windows ストアが無効になるらしい。ということは、内部がおかしくなったのか、我がWindows 8は、自分がWindows To Goで動作していると思っているらしい。しかし、それもおかしい、私のインストールしたのは、Windows 8 Proで、Enterprise版ではない。
いろいろと調べたら、なんとか解決策が見つかった。
ローカルポリシーにその設定があった。
具体的には、コマンドプロンプトで、
C> gpedit
と起動すると、ローカルグループポリシーエディターが起動する。そこで、
コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\ストア\Windows To Goワークスペースへのアプリのインストールをストアに許可する
を、「未構成」から、「有効」に変更して、再起動すると見事にWindowsストアが使えるようになった。
ただ、これも、根本原因の解決というわけではない。単にWindowsストアが使えるようになっただけで、Windows 8がWindows To GOで動作していると勘違いしているのはそのままなので、他に何かしらの問題が発生する可能性はある。