2012年8月20日月曜日

SUZUKI INAZUMA 400 メンテナンススタンド

サイドスタンドでは、リアのホイールの掃除もままならないので、メンテスタンドを生まれて初めて購入してみることにした。よくわからないものは、まずは、お試しで激安品を購入していつも安物買いの銭失いなのだが今回も安物だ。送料込みで4,000円程度の品だ。今回も銭失いとなるのだろうか。
届いたのは、意外にコンパクトなものだった。

開けると、こんな感じた。さっそく説明書を見てみる。

が、日本語は無くて英語だ。でも、十分にわかる英語だ。

 さすがに、安いだけあってちょっと塗装が垂れていたりする。

説明書にしたがって組み立てていく。まずは、U字のパイプに、2つのL字のパイプを連結する。

この様な、留めボルトとネジをつかう。

これを写真の通りに、止めてネジを締める。ところが、ボルトは14mmなのだが、ナットは14mmだとぶかぶかで、13mmだと入らない。中途半端なナットなので、モンキーでネジ込んだ。

次に、車輪を取り付ける。長いボルトにワッシャー、車輪、ワッシャー、軸、ワッシャー、車輪、ワッシャー、ナットの順番で組み立てる。こちらも、ボルトは14mmだがやはりナットが中途半端なサイズで、モンキーでネジ込んだ。

こんな感じだ。

スイングアームに当たる部分を差し込む。

こんな感じだ。

そして、大きなクリップで抜けないようにする。

完成。

で、使ってみると、スイングアームの方が数ミリ大きくて、一番広げても入らない。仕方ないので、L字のパイプ部分をちょっとハの字に広げてなんとか合うように差し込んで、エイヤッとU字パイプ部分を下に押し下げると、なんとかリアの車輪を上げることができた。

 ハの字に開いているのがわかるだろうか。耐荷重200kgと、ぎりぎりのスペックだから、リフトアップした状態で、バイクに跨がると、確実に重量オーバーだ。私が跨がると、きっとL字のバイブ部分が、グニョッと曲がるだろうなぁと思わせる雰囲気だ。

左側スイングアーム部。

こちらが右側。

まあ、なんとか使えている。スタンドで後輪をアップすると、ホイールの清掃など本当に楽にできる。サイドスタンドしか装備されていないバイクでは、絶対の必需品だと断言できるほどの道具だ。

お勧めする。ただし、私の購入した製品は、耐荷重的にも品質的にも、ややひ弱なところが見られるので、この製品をおすすめできるかはちょっと疑問だ。

ただし、私は、今のところ問題無く使えており、大変便利に使っている。いまでは、INAZUMA400を止めているときには、このスタンドに載せてカバーを掛けておいている。意外に安定している。

また、一人で十分に上げ下げできる。もち論慎重にリフトアップしたり、リフトダウンしたりしている。

これで、リアホイールも車輪を回しながら磨けるので、ピカピカになった。チェーンの清掃も楽だ。