2012年8月12日日曜日

SUZUKI INAZUMA 400 初乗り

午後遅くからひどい雨で、諦めかけていたが夕刻に止んだので、我慢できずに初乗りすることにした。

まずは、ガソリンを満タンにした。18リットルタンクだが15.1リットル入った。燃料計は全く動かない状態だったが、まだ3リットル近く残っていたようだ。満タンにしたので、燃料計はFの上まで上がった。

さて、ガソリンスタンドまでは恐る恐る乗って行ったが、Bandit250とは全く異なる乗り心地だった。まずは、出足がそんなにふかさなくても走り出せる。やはりトルクのあるエンジンは楽だ。

で、ガソリンを満タンに入れるとちょっとふらふらする感じがした。これは、18リットルの燃料で、重心位置が上がったのと、若干ながら燃料がちゃぽちゃぽとなるためだろうと思う。

30キロほど走ってきたら、だいぶ慣れてきた。4,000回転も回っているとトップ6速では、60km/hを超えてしまう。Bandit250は、とにかくエンジン回転数が高くて60km/hだと5,500回転くらい回っているので、とにかくうるさかった。対してINAZUMA400では、回転も低いし、ギヤチェンジの間隔も長いので、走り出しが忙しくない。2,000回転も回っているととことこと走ってしまうので、楽な感じだ。

また、ハンドルが高くて手で体重を支える感じがなくていい。それでも、若干の前傾でジェンマよりも風の影響は少ない。それでも、80km/h程度になるとジェンマほどではないにしろ風の影響は無視できなくなる。

それにしても、本当に楽に走れるし、少々高いギヤでもアクセルをひねると加速するところが、Bandit250と大きな違いだ。もちろん、セパハンとバーハンドルというライディングポジションの差も大きい。総じて、とてもいいバイクだ。とくに、以前乗ったことがあるGS400の様な、首がのけぞるような加速はないようだ。エンジン回転を上げたからと言って、鋭い加速が出てきて慌てるという感じはないので、それがとても乗りやすい原因の一つではあろう。これも私にはとても好ましい。

帰宅後のメーター。まだ燃料計は、Fの上にある。アイドリングは、1,000回転程度で安定している。エンジンの始動は、チョークを引かなくても一発でかかった。昨日納車の際にエンジンをかけたのでその影響かもしれない。Bandit250よりも、夜のメーターは透過で見やすい。納車の際の注意として、燃料計があるため、リザーブが無いので早めの給油を勧められた。これは、燃費で大体の航続距離がわかってくれば、給油のタイミングもわかるだろう。

跨がっている感じ。Bandit250の時よりも、バイクが大きくなったので、サイズ的にはバランスが良くなった気がするが、どうだろうか。

また、前方から見るとヘッドライトと同時にフロントのウインカーもポジションとして点灯していて、これもいい。

シートもBandit250に比べて厚くて座り心地がいい。ジェンマよりもいい気がする。


思い出すと検定車のCB750の乗り味に似ている。トルクが少し少ないので、ギクシャク感はかなり少ない。でも、乗車感はかなり似ていると思った。

いい買い物をした。これならツーリングもきっと楽しいに違いない。10月までツーリングクラブのツーリングには参加できないが、ソロツーで少し走ってみたいと思う。