2012年8月5日日曜日

気になるバイク

なんだか気分的に、次のバイクの事ばかり考えているのだが。

CB400 Super Four VTECをインターネットで調べたら、まあまあのモノを見つけた。価格もこれならばというものだったので、急遽見に行くことにした。

カメラを持っていったのだが、なんとバッテリー切れで、撮れなかった。
 これがそのショップ。

見せてもらったのは、この赤いCB400 Super Four VTEC。残念ながら、シルバーはなかった。写真は、ショップがインターネットに記載していたモノだ。

エンジンをかけてもらったが、 このアクラポビッチフルエキマフラーが装着されており、アクセルを煽るとなんとも言えないいい音だった。CB400のイメージが変わってしまう。跨がってみると、とても軽そうだ。そして、安定している感じだった。Bandit250は、跨がるととても不安定な感じがしたモノだが、さすがに人気のあるバイクだ。Bandit250に比べて新しいと言うこともあるだろう。タンクは、若干大きいが、全体的なサイズは、Bandit250とそんなに変わらない。

思わず、これでいいかと思ったのだが、店員に「このマフラーいい音だけど、車検通るの?」と聞くと
「わからない」と耳を疑う返事。「じゃ車検の時はどうするの?」と聞くと、マフラーを「純正に変えるとか」と非現実的なことを言う。店員がよく知らないのか。他に400のいいの無いかと聞くと、価格が高い新しいCB400とか、GSXインパルスなどを見せてくれる。同じ価格ではというと、これを見せてくれた。

SUZUKI INAZUMA 400だった。「これ、400なの?」と思わず聞いた。CB400よりも大きい。検定車のCB750位のサイズだった。エンジンをかけてくれたが、CB400よりも静かで、少々迫力に欠けるが、純正のマフラーならこんなモノだろう。跨がってみると、見てくれと異なり足はべたつきで、乗りやすい。CB400よりも重いのかどっしりした感じがする。CB400がコンパクトなのに対峙するかのようなバイクだ。Bandit250が、私が跨がると原付かと思う程に小さく見えた事を思い出すと、これがサイズ的にはいいのかもと思った。リアに回ると、タイヤがかなり太い。迫力がある。太いタイヤは、安定性も高いだろうし、倒しても安定していると聞いたことがある。ツーリングクラブのメンバーで初代のCB750に乗っている人がいるが、そのリアタイヤはかなり細い。後ろについて走ると、250ccかと思う程だ。それに比べるとリアから見たときにも迫力がある。

とりあえず、見ただけで具体的な事は何も話さなかった。

ショップを後にした。CB400を見に行ったのに、このINAZUMA 400の事が気になった。帰ってから調べてみた。不人気車らしいのに、ユーザの満足度は高いようだ。シャーシサイズは、750cc、そして1200ccと同じらしい。なので400ccとしては、大柄だ。シートやタンク当たりの雰囲気は、カワサキぽい感じのデザインだ。エンジンは、珍しい油冷だ。これがいいらしい。エンジン出力的には、CB400には及ばないらしい。でも、カタログスペック的には、ほぼ同等のスペックだ。

店にあったものは、2002年で、走行距離が1万7,000kmとまあまあ。これくらいなら、まだまだ乗れるだろう。大型自動二輪に慣れるためのバイクとしてもいいのではないか。

というよりも、この大柄でシルバーのちょっと大人びたデザインが、気に入ってしまった。ハンドルもアップライトで、楽そうだ。Bandit250のペラペラのシートと比べるととても大きくていいシートだ。これも、長時間のライディングも楽そうだ。実際、ユーザ口コミでも、いいとの記載が多い。なんだか、これしかないような気分になった。

でも、CB400もいい音で、乗っていて楽しそうだし、エンジンは断然CB400の方がいいと店員も言っていた。それに、CB750直系だ。検定の事を考えると、直系の方がいいのではないか。エンジン出力に後から不満が出ることはないだろうか。人気があるということは、それなりに理由があってのことだろうし、逆に不人気車であることも同様だろう。

ほんとに、次のバイクに行ってしまっていいのかという根本問題はどうなんだと自問してみる。

悩ましい。