2012年7月8日日曜日

F1 2012 第9戦 イギリス シルバーストンGP

小林可夢偉は、予選に続いて決勝でも失敗して11位に終わった。


今回のシルバーストーンは金曜雨であまり走らず、土曜日のフリー走行3回目はドライだった。しかし予選は再び雨。特にQ2の時に、雨がひどくなって1時間以上も中断したあとでのスタートで、まだ雨が残っており、路面もかなりひどく濡れていたのに、ザウバーは二人ともインターミディエイトタイヤで出走。全くタイムがふるわず、それでも小林可夢偉は急いでタイヤを換えてアタックしたが12位となった。しかし、前回のレースでの事故でのペナルティで5グリッド降格のため、17番手スタートとなった。小林可夢偉は、ウエットタイヤでと言ったらしいが、チームがインターメディエイトタイヤで出走させたと言って憤慨しているようだった。

しかし、決勝では、なんとかスタートを決めて、10位以内を走っていた。そして2回目のピットストップで、気を焦る小林可夢偉は、正しい位置に止めることができずに、クルーをひいてしまい10秒以上ものタイムロスとなってしまい、結局上のように11位となった。このミスが無ければ、9位くらいにはなっていたはずだ。

このような状態だから、小林可夢偉がウエットタイヤを要求してもチームがそれを尊重しないのは、ペレスも同じ事だが、二人のドライバーを信用していない証拠だろう。そして実際に今回ペレスも、オーバーテイクでクラッシュしてそうそうにリタイヤしている。

ザウバーチームは、もっとドライバーを含めたチーム力のアップが望まれる。