2012年7月1日日曜日

SUZUKI Bandit 250 農道を走る

最近の天気予報はよくわからない。今日の天気予報は1日雨のはずだが、なぜか昼頃には日が照ってきた。
天気が良ければ、それは走りに行かねばと慌てて用意して出掛けることにした。前回のリベンジで、農道に走りに行くことする。

今回は、雨になることも考慮して、ナビを防水ケースに入れて行くことにした。

農道に到着する前に、エンストしたりして、どうも調子がいまいち。と思ったら、吹けなくなってきて...

とうとう、止まってしまった。

セルを何度か回したがかからない。そういえば、ガソリンコックをPRIにしていたのを思いだした。

Bandit250のガソリンコックは、キャブの負圧によってガソリンが流れるようになっているので、1週間も置いておくと、キャブ内のガソリンが揮発してエンジンがかからなくなる。それで、キャブの負圧が無くてもガソリンが出るPRIにして、キャブにガソリンが溜まるようにしてからいつもエンジンをかけるようにしている。それでも、今日はエンジンのかかりは良くなかった。通常では、エンジンがかかったら、PRIからONの位置にコックを戻すのだが、今日はそれを忘れてPRIのままだったのだ。

それで、コックをONに戻して、セルを回したら程なくしてエンジンがかかった。このPRIとONの機構上の違いがまだより理解できていないのだが、PRIのままでエンジンが止まってしまうと言うことは、ガソリンの供給が足りないのではないかと思える。

もしかすると、ガソリンの配管につけているフィルターが原因かもしれない。時々このようにエンジンが吹けなくなったり、止まったりすることがある。それで、ガソリンキャップの分解清掃も行ったのだが、効果が無いので、これが原因では無いのだろう。それ以外に思いつくのは、フィルターのみだ。

正直いうと、タンク内が綺麗でも無いので、フィルターはつけておきたいのだが、このようなトラブルが続くようなら、外さないとだめかもしれない。今度、外して、様子を見ることにしよう。


 さて、今度こそは問題無く農道にやってきた。緩いコーナーとアップダウンのつづくとても気持ちよく走れる道だ。

ジェンマの時に止めた所にBandit250を止めて同じように写真を撮ってみた。

梅雨ということもあり、晴れていても湿度が高く、メッシュジャケットを着ていても、汗が出てくる。走れば、風の通りが良いので、汗が蒸発して少しは涼しくなる。しかし、それでも蒸し暑い。が、この農道は、トンネルが多く、その中は外よりさらに湿度が高い感じで、路面も濡れている。しかし、気温は、明らかに低くて、涼しい。とても気持ちよい。ヒンヤリしている。

ジェンマでは、車高が低く、重心も低いので、本当に丸太に乗っているように、車体が簡単に左右に傾く。ロングホイールベースにもかかわらず、とても小回りがきく感じだ。そのため、リーンアウト(車体の方をより傾ける)がとても楽な走りができる。ところが、Bandit 250で同様のリーンアウトをしようとすると、とても難しい。というのも、車高が高く、重心位置も高いためか、なかなか傾いてくれない。おそらくは、タイヤの径が大きいことも影響しているのだろう。とても、リーンアウトがしにくいバイクだと改めて感じた。それでも、無理してリーンアウトをしてみたが、とても不安定になる。特にリアがふらふらして、コーナーが怖いのだ。

もちろん、かなりくたびれたBandit250と、まだ数年で新しいジェンマで比較するのは無理があるのかもしれないが、断然ジェンマのほうが走るのが楽しい。実際の速度は、おそらくBandit 250の方が速いのだろうと思うが。

アクセルの付きに関しては断然Bandit 250が良い。特に、一般道路では、車の間を縫うようにして走るためには、瞬発力が必要だが、ジェンマではそれが無いので、なかなかそのような走りには向いていないと感じる。もともとそのような走り方をするようなバイクでもないが。

さて、走り回っていたら、しぶきがだいぶ飛んでいた。

そのために、車体がだいぶ汚くなっていた。雨は降っていないのでおそらく、トンネル内の濡れた路面でこのようになったのだろう。

空を見上げると、だいぶ雲が出てきており雨が降りそうだったので、早々に帰宅することにした。

今回は、帰宅するまで雨は降り出さなかったので助かった。走行距離は、100キロ程度だった。時間は、1時間ちょっと。ん~、平均速度が速すぎるなあ。

さっそく帰宅後、汚れを拭いておいた。水をかけて洗うと、水で内部が濡れることで、何かしらトラブルが発生する気がして、まだ一度も水をかけての洗車はしたことが無いのだ。だが、前回雨の中を走っているので、そんなに心配することも無いのかもしれないが。

さて、前回感じた、フロントの違和感は、今回も同様だった。だが、フロントフォークからの油の滲みは、思ったほど無かった。しかし、段差があるとカタカタとなるのはよりひどくなった気がしないでも無い。だが、それが原因でコーナーが良くないのかはよくわからない。修理した方がいいのかもしれないが、このバイクにあまりお金をかけたいとも思わないので、どうしようも無くなるまで、使ってみようかと思っている。

現在は、カタカタなるだけで、明らかに走行性能に影響しているとは感じないし。

天気予報がどうあれ、こうして、走れるようであれば、うれしい。来週は、6月のツーリングだ。走れるといいのだが。今回は久しぶりにジェンマにしようかと思っている。全く、付いていくことができないのかもう一度、走って見たくなった。