2012年6月23日土曜日

F1 第8戦 ヨーロッパGP(スペイン) と Android アプリ

たった今 F1第8戦 ヨーロッパグランプリの予選が終わった。

これがその結果だ。
なんと、小林可夢偉がQ3進出の上、7番手になった。今回は何の波乱も無く、実力で取ったものだ。しかも、今回の予選で小林可夢偉が良かったのは、上位陣同様に、ほぼ1回のアタックで決めていることだ。Q1では、堅い方のミディアムでの走行で、1ラップで決めた。Q2は、他の選手同様に2回ラップとなったが、これもぎりぎりだったが、通過。そして、Q3では、本当に最後に1ラップのみで、7番手を勝ち取った。ペレスは確かに速いと思うのだが、まだまだ不安定で調子よく戦略が当たると表彰台だが、当たらないとあまり良くないという感じだ。実際、今回もペレスは15番手とQ2落ちだった。そして、小林可夢偉は今年5回ペレスに予選で上回り、3回下回っている。が、まぁ、これも実力逼迫していると言うことだ。

さて、今回のサプライズは、ポールポジションがレッドブルのベッテルで、Q1落ちしたのは、同じレッドブルのウェバーだった事だ。そして、ケータハムのコバライネンがQ2に進出した。

さて、明日の決勝だが、いままで小林可夢偉はQ3進出してのスタートが良くない。10位以下だとそこそこ回りが遅いので、何人か抜いて1コーナーと言うことが多いが、Q3進出するような車は、スタートもいいことが多く、小林可夢偉遅いわけじゃ無いが、回りが速くて良くないという事になってしまう。ぜひ、明日のスタートをさらによくして、前に出られるような展開を希望したい。特に、有利な奇数グリッドと言うこともある。

さて、今回の予選結果の画面は、実は、Androidのアプリの画面だ。

FIA純正のアプリで、

F1 2012 Timing App - Premium

という。有料のアプリで、2,500円というAndroidのアプリとしてはかなり高価なものだ。しかし、機能がすばらしい。上の画面のようなLive Timing画面だけでなく、

この様に、コース上で個々の車が実際に走るのが見えるのだ。特に、前後関係が、分かりやすいのが良い。

このように、縦にすると上にLive Timingで下に実走状態を見ることもできる。

そしてこのアプリの最大の魅力は、直前のイベントをダウンロードして、再生できる事なのだ。つまり、録画したレースや予選、フリー走行を、見ながら、LiveTimingも見れるという信じられないソフトなのだ。

ただ、残念なのは、記録できない事だ。本当のライブか、直前のモノしか見れない。たとえば、レースが終わって、予選を振り返ると言うことはできないのだ。それだけが本当に惜しい。また、天気や、風向き、気温、トラック温度などの情報も見れない。是非ともそういったデータも見れるとうれしい。
さらに、できる事なら、データの集計や、グラフ化などもできるとうれしいのだが。このアプリは、毎年更新され機能アップしてきた。来年のアプリがそういう機能を持ったらいいだろうなぁと願うばかりだ。

梅雨で、雨気味で、バイクも乗れないし、こういうときには、すっきり諦めて、F1などを楽しむことに。さぁ、明日の決勝が楽しみだ。
F1の決勝は、BSフジで放送しているので、是非見て、唯一の日本人である小林可夢偉を応援して欲しい。