2012年6月4日月曜日

SUZUKI Bandit 250 タイヤ交換

Bandit 250のタイヤは、前輪はひび割れ、後輪は堅くでコーナーがずるずるとなってきているため、安心して乗るために新品交換する事にした。しかし、元々安く買ったバイクで、日本製の高いタイヤをつけるのももったいない。そこで、色々しらべたら、CB400などに付けて良かったというユーザ評価もあったので、DUROのHF918というタイヤにした。前後の2本で1万円もしないものだ。パターンは、ややとがった感じでしかも溝が多い。雨の日は乗るつもりは無いのでドライ性能があれば良い。


Yahooオークションでは、未使用の日本製やミシュランなどのタイヤが低価格で出ているのを見つけたが、2005年とか古い在庫品のようで、色が少し茶色くなっている。これでもいいかとも思ったが、古いと言うことは、ゴムが硬化している可能性もあり、台湾製の安いタイヤでも新品の方がいいだろうと考えた。

あまり費用をかけたくないということで、自分で交換しようかと思ったのだが、ビートアップとホイールバランスが難しいので、専門家に頼むことにした。頼んだ所は、FUSE WORKSというバイクショップで、費用は7,000円だった。脱着や廃タイヤ料金込みなのでとてもリーズナブルだとおもった。しかも、普通のバイク店に相談すると、持ち込みをいやがるところも多いと聞く。ここでは、どんなタイヤでも持ち込みOKとのことだった。

さすがプロ、あっと言う間に、リアタイヤを緩めてしまった。本当は、後々のこともあるのでじっくりと見ておきたかったのだが。

 フロントはも手早かった。

リアのブレーキを見てみた。まだパッドはあるようだ。フロントも大丈夫だった。

専用の機械で、ビートを落とす。ホイールに傷か付かないように、慎重に何度もやっていたが、機械を使っても意外にホイールとの接着は強くてなかなか落ちないモノだ。

 そして、ぐるぐる回しながら、タイヤを外していく。これはとても簡単そうだった。

これが外したリアタイヤ。二人で作業しているので、手早くて、フロントの写真を取り損なった。

 リアスプロケットもまだ大丈夫のようだ。

これが取り付ける前のフロントタイヤ。

リアホイールを外した後の様子。車に使う、ジャッキを使っていた。

で、新品タイヤが付いた。実は、その場で撮るのを忘れたので、少し走ってからのモノだ。

タイヤの皮むきに、走りに行った。

 行った先は、秋月城跡だ。この時期は、ほとんど人がいなくていい。人混みはあまり好きでは無い。

公衆トイレが、秋月中学校の前にあるので、そこに止めてトイレした。


人は、ほとんどいないが、店はやっていた。暑くてソフトクリームを食べることにした。

店の方に、「ここ特有のモノって有る?」と聞くと、少し考えてバラを勧めてくれたので、それを頼んだ。秋月城って、バラが有名なのか? まあいい。
 で、味は普通のソフトクリームだ。300円は量も少なくて、味も普通で、いまいちだった。まずくはないのだが。

天気予報どうり天気が良くて暑い。今日は、メッシュジャケットのインナーを外してきたが、正解だった。走っていると風の通りが良くていいが、止まるとエンジンからの熱気でとても暑い。それでも、蒸れることはない。なかなかいい感じではある。


 そうそう、タイヤ交換の時に、タンクのプロテクターも付けた。まあまあだ。

そこをでて、少し行くと江川ダムがある。

自販機があったので、飲み物を買って飲んだ。秋月城跡には自販機が見つからなかったのだ。

ここを、出発しようとしたそのときに、目の前を1台のバイクが走っていった。で、後を付いていくことにした。20分近く付かず離れずで付いていった。でも、相手は気持ち悪いようで、一生懸命引き離そうとするので、あまり近づかずかないようにしてついていった。そんなに私のバイクと性能差が無いように思えたので、同じ250ccかと思っていた。


が、T字路で近づいたときに見ると、緑枠が付いていた。機種は、白赤のCB400だった。まだ新しい。きっと慣らしにでも来たのだろう。だから、私でもついて行けるくらいのペースだったのだ。


さて、DURO新品タイヤだが、乗り出したとたんに、グリップ感が違った。安定した感じがした。だが、町中では、速度も遅く、ほとんど倒さないこともあり、差はほとんどわからなくなった。

曲がりくねったダム付近にきて、倒しはじめたが、やはりグリップ感はある。ただ、やはり、まだ皮むきが終わっていないため、コーナーで倒すと、いきなり滑り出すので、ちょっとびっくり。なんどか、そんな感じになった。突然なるのでちょっと怖い。古いタイヤでは、はじめから滑るぞという感じなので、倒そうという気にもならないが、新品は倒せそうな感じなのに、いきなりズリと滑る。でも、滑っても車体が起きるととたんにグリップするので、そのまま転ける感じはしなかった。

ただ、ちょっと気になることがある。いままでも、6,000回転付近で、エンジンのいやなビビリ振動があったのだが、それがひどくなった。カメラやナビがビビリ振動でブルブル震えているのが分かるほどだ。もちろん音も嫌な音がする。タイヤが新しいからひどくなったのだろうか。

ということで、4時間、120キロ以上走った。

帰宅すると、メッシュジャケットを脱ぐと、その下に来ていた長袖のシャツがびっしょりになっていた。


タイヤを見ると、少しは皮むけできたのだろうか。これがリアだ。

 こちらがフロントだ。細かな皺のような表皮が皮だと思うのだが、センターはだいぶいいが、サイドはほとんど削れていない。

リアホイールは、綺麗にしたばかりだというのに、もう真っ黒だ。