2012年6月2日土曜日

SUZUKI Bandit 250 エアーフィルーター交換とガソリンキャップの分解清掃

一度、エアーフィルターを外してみる予定にしていたので、やっと実行した。
この前、タンクを外したが、2回目なので素早くできた。まずは、ガソリンコックのチューブ2本を外す。

次に、右側にあるチューブを外す。

シートを外して、タンクのシート側にあるネジ2つを外す。ゴムのダンパーを亡くさないように。


で、タンクをすかっと外す。

外したタンクは、木のすのこに載せておく。

ちなみに、裏を見てみたが、意外に綺麗だった。

さて、問題のエアーフィルターを留めている4つのプラスネジを緩める。

取り付け方向を間違えないように、上向きに矢印が付いている。

新旧比較。どちらが新品かわかるかな? 右が新品。
 中を光に透かして見たところの比較だと、

新品のこちらの方がやはり、綺麗だ。でも、この程度の汚れなら交換する必要は無いかなと思ったが....
 よく見ると、左の古い方は取り付け部のスポンジ状のパッキンがぼろぼろになっていたので、やはり交換する事にした。

エアーフィルターを外したあとのエアクリーナーボックス内をみてみると..

中に、油が溜まっていたので、ウエスで拭いて綺麗にした。

拭いた後。

せっかくタンクを外したので、その下をクレポリメートで磨くことにした。

全体にふりかけてから、ウエスで拭き取った。

リアシート下もだいぶ汚れていたので同様に綺麗にした。

エアクリーナーボックスが綺麗になった。

磨いていたら、なぜか右のシートカウルがガタガタと緩い。後ろに回ってみると、なんとネジが取れて無くなっていた。、

 特殊なスペーサーが付いていて同じモノは無かったので、ワッシャーを噛ましてとりあえず止めた。

次に、ガソリンタンクキャップを外す。8つのヘキサネジがあるが、半分はダミーなので4つのネジを緩める。
 これが緩めた状態。

キーでタンクキャップを開けてすぐにガムテープなどでフタをして、ほこりやネジを落とし込まないようにしなければならない。

 ネジを落とさないように静かにキャップ全体を取り外す。

これが、外したキャップをタンク側から見たところ。実は、タンクキャップをキーでロックするときにとても堅くて、締めるのも締めるのにもいつも苦労していた。キーで回すと2つの突起が出たり入ったりするのがわかる。この突起が白く粉をふいたようになっていて、おそらくアルミ系の錆のように見える。そのために、摩擦が大きくなって動きが渋いのだろう。

キャップ自体を分解する際は、真ん中にある2つのネジを外す必要がある。

横から見ると、錆びがよりいっそうはっきりとわかる。

サイドを見ると、ゴムのパッキンをバネで押しつけて密着性を上げている構造なのがわかる。

 キャップの裏にある2つのネジを外すと、簡単に2つ分けることができる。

パッキンの押さえの金具にマイナスドライバーでこじると....
 さらに、2つに分解される。

ゴムパッキンは、切れていた。部品も無いので、今回はこのまま使うことにする。

ここに、ある金具を

 ピンセットで取り外す。

すると、突起が外れる。

外した突起が白く粉をふいたような状態だったので、ウエスでよく拭いて磨いた。そして、再読組み込んだ。

 その後で、シリコングリスを塗りつけた。

組み立てて完了。綺麗になった。グリスが空気の流れを妨げないように、ネジの所に見える2つの穴を、エアーダスターで吹いておいた。

以上で、懸案事項だった、エアークリーナーの交換とガソリンキャップの分解清掃が完了した。キャップをタンクに取り付けて、キーでロックしたり、外したりしてみたがとても調子よい。