ツーリングクラブで走りながらの連絡に使われているのは、特定小電力トランシーバーだ。これを腰に付けて、ヘッドセットにつないで使用している。トランシーバー本体は1万以下でも購入できるが、ヘッドセットが2万円程度もして高価だ。まだ、ツーリングクライブに入って間もないのでそこまでしてというのはちょっと気が引けたので、とりあえずトランシーバーのみを購入してみることにした。一番安そうな、ALINCOのDJ-PA20にした。価格は、8,800円(送料込み)だった。ただ、ヘルメットをしてバイクに乗っていたら、トランシーバー本体のスピーカーの音などほとんど聞こえないだろう。さてどうするか。
これがパッケージだ。安かったのは、赤色だけだったので、これになったが、別段色は何でも良かった。
本体を取り出したところ。
本体は、携帯程度で思ったほど大きくは無い。だが、最近の携帯は薄いので、それに比べるとかなり厚い。液晶にもたいした情報は表示されない。
アンテナは本体に沿ってたためるようになっている。
サイドにあるのが、PTTスイッチだ。このボタンを押して通話する。押していないときには、誰かが話している声が聞こえる様になっている。一対一ではなく、発信された音声は全部のトランシーバーで聞こえるらしい。
アンテナを伸ばしたところ。通常はこの状態で使用することになる。
裏蓋を開けてみた。単三電池3本が電源となっている。通常のアルカリ電池で数十時間程度持つらしい。
これは、添付されているベルトフック。大きめで太いベルトにも対応している。
そして、このスピーカーマイクを購入した。1,300円だった。オプションではなくサードパーティ製だ。横に付いているPTTスイッチを押すことでリモートで話すことができる。おそらくスピーカーがマイクを兼ねる仕組みのようだ。
そして、このスピーカー・マイクを購入した最大の理由は、下にイヤフォン端子が付いていることだ。これにヘッドフォンをつなげば、とりあえず、話が聞こえるだろう。との期待からだ。
こんな感じだ。これで、本体はベルトに付けるなり、バッグに入れるなりして使えるだろう。このマイクだけを、ネクストラップで首にぶら下げ、そこからヘッドフォンに接続し、話す時には左手でPTTスイッチを押して話せば良いだろう。数万円するバイク用のヘッドレストセットには、PTTスイッチが別途付いていて、ハンドルに取り付けられるので、話す時に手を放さないで良いという大きなメリットがある。本格的に使いたいときには、そのようなヘッドセットを購入すればいいだろう。
ただ、1台だけでは、どのような感じなのかよくわからない。6月のツーリングで使用してみたい。