2012年5月18日金曜日

阿蘇ツーリング その2

さて、私が転けたところまでが「その1」だったが、それ以後だ。
 傷心のまま着いたのは、ここだ。
 そう、九重"夢"大橋。
 バイクの駐輪場には我々だけで無く沢山のバイクが来ていた。
ここにきた目的は、橋を渡るためでは無い。
ちょっと早めのランチを取るためだったのだ。ランチはこの九重"夢"バーガーだ。肉として牛は当然として豚や鹿やイノシシなどもあって、私は「鹿がー」にした。果たしてどんな味だろうか。
これがそのバーガーだ。
マクドナルドよりもボリュームがある。味は、若干ばさばさ系の肉でまずくは無いが、とてもおいしいと言うほどでも無かった。ただ、量はそこそこあったので、1個でお腹は膨らんだ。

ランチをとって、少し休んだ後、出発。

 やまなみハイウェイを軽快に走った。
そして、着いたのは阿蘇神社だ。
ここには、また有名な食べ物があった。
これは有名かどうか知らないが、チョコレート味のサイダーがあった。残念ながら試さなかったが。
 これが有名なヴェルケーノ(カレーパン)だ。が、我々ライダー達はいたずら好きで、このパンに持ってきた激辛のソースを中に入れて食べさせるというのをやった。私は、その激辛のソースを少しだけ指に垂らしてもらって舐めてみたのだが、口の中がひりひりするほど強烈だった。
 その後すぐに、熱々のヴォルケーノを食べたのだが、
辛さは麻痺して全然感じず、とてもおいしく食べることができた。噂では、なかなかの辛さらしいが、わからなかった。
昼のバーガーを食べてからあまり時間が経っていなかったので、このカレーパン1つでもそこそこ満足してしまった。そして、折角来たのでお参りすることにした。
大きな入り口をくぐって中に入る。
 ここは、以前WACOX H1で来たことがあるところだ。あのときは、ソロの1泊ツーリングだった。でも、やはりグループの方が絶対に面白い。ここでは、当然ながら交通安全のシールを買った。
この本殿を修復するらしく、この銅板を屋根に敷き詰めるらしい。そして、この銅板を1枚3,000円で奉納できるということで、我らがツーリングクラブも奉納することとなった。
出発前にトイレに行ったら、別のグループのバイクが止まっていた。
我らは、第2駐車場にバイクを止めた。バイク用というのは無かったようだ。
購入した交通安全のシールは、宇佐神宮のシールの隣に貼った。

阿蘇神社を出発した。もう、朝から160キロほど走っている。そろそろ燃料が危ない。
といことで、ガソリン補給を行った。
あんなにエンジンを回して走ったのに、燃費はいままでの最高の19.7km/lだった。
そこから阿蘇大橋を左折して南阿蘇にいく。そこで少し走って。俵山展望所についた。
ここには、
山口に有ったような、巨大な風車が並んでいた。
そして、もっと先に行くと外輪山が一望できる展望所だった。いい景色だ。

ここで景色を楽しんだ後、今日の宿に向かった。

今日の宿は、貸別荘だ。
部屋はこんな感じで、2階もあった。
台所もあって、料理もできる。
2階は天井が低めだが、きっと子ども達はこういうのが好きだろう。ただし、2階にはエアコンは無いので注意。
だんだんと日が暮れてきた。西の方向の空が綺麗だ。
夕食は、外で焼き肉だ。夕食は、車で来たメンバーが運んできてくれた。
 そして、だいぶ外も暗くなってきた。
腹も一杯だ。
楽しくわいわいやって、11時頃にはダウンしてしまった。

つづく。

阿蘇ツーリング その1

やっと、何とか整理が付いて、ツーリングの事がかけるようになった。

当日は、とてもいい天気で本当にツーリング日和だ。ただ、午前中は少し肌寒い感じがした。
これが、今回一緒に走るバイク達。私のBandit 250は、丁度真ん中付近。白いホィールだ。排気量は、最大1,800ccのハーレー、そしてGSX1400、などリッターバイクがほとんど、私以外で一番小さいのがW650だ。250ccがいかに非力なバイクかわかろうというものだ。

出発した。私の前を行くのは、GSX1400で右側に少し見えている。その前には、左側に青いZZR1200、そして右側に先頭を行く黒いZZR1100。

後ろに、さらにリッターバイクが並ぶ。しんがりは、リーダーのハーレーだ。

福岡県を南下していく。農道を走る。とても走りやすい。

耶馬溪に向かう。

本当にいい天気だ。だが、実を言えば私は景色などほとんど見ていなかった。とにかく慣れないギヤでエンジンの回転を維持しつつ、走って行くのに夢中だった。

最初の休憩地点である耶馬溪。

左端にBandit 250が見える。

なかなか綺麗な景色だ。絶景だ。ここで初めて景色を見ることができた。

心なしか空気もうまい。ゴールデンウィークでは家族連れで賑わったのかもしれないが、1週間過ぎた今は人はほとんどいなかった。

それでは、ここまでの走行ビデオだ。みればわかるが、リッターバイクは瞬発力が全く違う。何しろ、ちょっとアクセルをひねるだけで、首が後ろにのけぞるような加速を示すので、それに250ccのBadnit 250で付いて行こうとしたら、1万回転のパワーバントに常時入れておく必要がある。でも、それはかなり難しい。ビデオでもエンジン音がうるさいが、ほとんどが8,000回転以下だ。特にbandit 250は、6,000~8,000の間がビビリ振動がひどく、気持ちよくない。9,000を回ると逆に音が小さく感じるほどだ。

そして、ビデオの最後にあるように、転けてしまった。今回のツーリングで唯一転けたバイクとなった。恥ずかし。

立ち転け状態だったので、左側を少し擦ったぐらいだった。

よく見たら、サイドスタンドの付け根も擦っていた。

そして、一番困ったのが、ナビのRAMマウントの上の爪が飛んでいってしまったことだ。この部品一つが無いだけで、ナビを取り付けることができなくなってしまう。しかたないので、ナビはタンクバックにいれて走った。

帰ってから、見ると長さの違う爪があったので、

上だけ、短い爪を付けることでまた使えるようになった。助かった。

つづく。