2012年5月5日土曜日

SUZUKI Bandit 250 ツーリングテスト走行

5月4日の天気予報は、「曇りのち晴れ」。朝方は、どんより曇っていて今にも雨が降りそうなのだが、「のち晴れ」なのだから、確実に天気は回復する方向だ。天気予報を信じて出掛けることにした。

装備は、ナビに、ビデオカメラ、タンクバッグ、シートバッグと、完全にツーリング仕様だ。目的地は、一応、道の駅「歓遊舎ひこさん」だ。だが、そこまでにぐるぐると回るつもりだ。いままであまり走ったことの無い所を回ってみる。


11時頃出発。が、走り出したとたんに小雨が。

 1時間ほど走ったところで、一休み。陣屋ダム。
なかなか景色のいいところだ。だが、ここまでは、濡れた路面が続き、ぐねぐねした道で、滑りそうであまり速度も出せず、恐る恐るだった。次は、だいぶ昔に行ったことのある「小石原民芸村」に向かった。


対向車線は、大渋滞。

 その渋滞の最後尾を過ぎたところに民芸村が。

が、看板が。なんとつぶれたらしい。私有地なので勝手に入るなみたいな事が書いてあった。

が、自販機はあったので、これを買って飲んだ。トイレは閉まっていて使えなかった。気温は、12度とかなり寒かった。ここまで小雨とはいえ、ぱらぱらしたり、やんだりと言った感じの天気。もう昼も過ぎているのに、晴れる様子は全くない。どうなっているんだ。湿度が高いせいなのか、タコメータが曇って見にくい。速度計はクリアだったので良かったが。

ここから、目的地の道の駅に向かおうとすると、今の渋滞の方向に戻ることになりそうだったので、そのまま、走って大回りして逆側から行くことにした。道は、細くて少し行ったり来たりした。ナビが無ければ絶対に行き着けなかっだろう。

実は、昨日、ナビの更新を行った。今回の更新は、1.6GBもあり、データだけで無くアプリケーションも含まれていた。その為なのか、かなりナビの精度がいい。また、新たにできた道や、距離優先を選ぶと、かなり感覚に近い道を選ぶようになった。その効果があって複雑な道を行けたのだろう。

道の駅「歓遊舎ひこさん」に着いた。まだ雲は多いが、だんだんと雲の切れ目から日が照りだした。車が一杯で、入り口も渋滞していた。もしかしたら、さっきの渋滞ってここまで続いていたのだろうか。

駐輪場には、2台のみが先客で止まっていた。BMWだ。私のバイクを隣に止めるのは申し訳ない気がしたが、まぁ、引き立て役としてはいいだろう。ちなみに、ライダーは中年のご夫婦のようだった。

 ここでは、子ども達への土産にイチゴを買った。とにかくでかくてびっくりしたので、思わずレジに持っていった。
もう、1時半だったので、かしわ飯のおにぎり3つとお茶で軽く昼食とした。たいして腹減っていなかったし。

実は、今回革ジャンを着ていった。安物だが、本革だという。おそらく羊だろう。一枚革ではなく、パッチワークのように小さな革を貼り合わせてあるものだ。価格もとても安かった。Mサイズを買ったのだが、XL程度のサイズだった。輸入物で、日本語のタグは全くない。堅めで、ゴアゴアしている。大きいので、ウエストバッグで締めていないと、ウエストが膨らんでかっこ悪い。ただ、風は全然通さず、ここまで走ってきた山側の道では、12度と低かったが、寒さはほとんど感じなかった。とにかく、少しスピードを出してもばたつかないのがいい。

駐輪場なのに、行儀の悪い車乗りもいる。困ったモノだ。

腹も膨らんだので、また走り出した。

この前来た道の駅「おおとう桜街道」を通り過ぎた。以前来たときには、ここまで直接来たので1時間弱で着いたように思ったが、今回はすでに3時間以上経っている。前回の時には、ここまで来るだけで疲れ果てて、だいぶ休まないと走り出せなかった。ところが、今日は、すでに3時間以上経っているのに、疲れ果てていない。これは、揺れ現象が解消されたからだろう。とにかく、以前は走りにくく、まっすぐ走ろうとするとハンドルを強く握って、無理矢理補正していた感じだったので、疲れて当然だったのだ。今回は、ほとんどハンドルに力をかける必要が無く、軽く持っていれば、まっすぐ走ってくれる。


そして、次には、平尾台にやってきた。駐車場は意外に車が少なかった。

バイクは、何台か止まっていた。

そこで出会ったのが、この4輪車だが、ナンバーを見ると小型特殊のようだった。おそらく、トライクのようなカテゴリなのだろう。ヘルメットも被っておらず、ゆっくり走っていた。私より、だいぶ前を走っていて、ゆっくり登っていたので、追い抜いてきたのだが、少し休んでいたら、登ってきた。

家族づれも、この珍しい乗り物に興味津々と言う感じだ。

今日は、特に午後は天気が良くなって、バイクも沢山見かけた。

グループでのツーリングだろうか。
これもそうだ。
このグループは、かなり速度が速かった。


さて、結局、帰宅したら、16時半だった。つまり、5時間程度は走っていた事になる。走行距離は、169キロだった。これだけ走っても、前傾姿勢が辛いと言うほどでは無かった。確かに、腰も少し痛いし、腕もハンドルに突っ張るので手首もいたい。でも、我慢できないほどでは無い。またクラッチは、交換した事による効果は確実にあった。それでも、さすがに、かなり握力が無くなり、信号で止まるのはだいぶ辛かった。

こうしてブログを書いている今は、体中も痛しい、特に左手は疲れた感じがする。2日続けて乗ったらかなり辛かったかもしれない。

169キロも走ったので、ガソリンを入れた。今回は、あまりエンジンも吹かさず、シフトアップもうまくなったのか、1速、3速、5速と言うように2こずつアップする技もできるようになったのが、効いているのかかもしれない。燃費は、いままで最高の、18.8km/lだった。しかし、おとなしく乗った割には、もう少し伸びてもいいのでは無いかと思ったが、それでも、航続距離が200キロくらいになるのならいい。これを切るようだとちょっとつらいものがある。

全体的に、ツーリングも何とかなりそうな感じに思えた。天気予報でのこの日の最高気温は18度で、気温が低かったのも良かったのかもしれない。ただ、15時以降は、だいぶ日が照って、気持ちよかった。厚手の革ジャンで日が当たってもあまり暑くなかったのも良かった。真夏は、革ジャンでは無理かもしれないが。