2012年5月1日火曜日

SUZUKI Bandit 250 オイル交換

4月1日に納車されて今日で丁度1ヶ月となる。まだ250km程度しか走っていないが、オイル交換する事にした。

エンジンを20分程度アイドリングしておいてオイルを暖めておいた。

オイルの投入口のフタをトル。

これまでのスクーターでは樹脂製が多かったが、これはアルミ製だ。

ネジは、約M20といったところだろうか。ノギスが樹脂製のいい加減なモノなので大体のサイズしかわからない。

いつもだと、オイルトレイに一旦受けてから処理するのだが、Bandit250はオイル量が3リットルと多く、溢れる可能性があるため、直接オイル処理箱で受けることにした。4.5リットル用だと、スクーターなら3回ほど使えるのだが、量が多めなの上、フラッシングも行うので1回で満タンだ。

ドレインボルトはエンジン真下のオイルパンにある。スパナは17mmだ。


もっと汚れているかと思ったが、それほどでもなかった。これだとまだ交換してからそんなに走っていないのかもしれない。

ドレインボルトは、M14だった。

ボルト部分がだいぶ削れている。交換しておいた方がいいかもしれない。ジェンマに乗って、南海部品までひとっ走りしてきたらなんと休みだった。火曜が定休日だと言うのをすっかり忘れていた。次回のオイル交換は、おそらく1年後だろうから、そのときに交換しよう。

オイルがある程度抜けたので、ドレインボルトを軽く締めて取り付ける。

フラッシングオイル代わりにこのオイルをつかう。4リットルで899円と激安だ。

、1リットルを投入後、ふたを閉めて、10分程度アイドリングした。

再度、ドレインボルトを取ってオイルを抜く。あまり変わらない。もしかすると、ほとんど走っていなかったのかもしれない。

次に、オイルフィルターを交換する。オイルフィルターはエンジン前方、エキゾースト管の真裏にある。3つのボルトで止めてあるので緩める。

最初、スパナを使用していたが、狭くて袋ナットの頭を舐めそうだったので、


実際にはラチェットレンチで緩めた。スパナは使用しないほうが良いだろう。

カバーの裏にバネが仕込んであるので、気をつけないとナットが飛んでいきそうになる。

中は、綺麗なモノだ。

が、よく見るとゴムパッキンが切れそうになっていた。おそらく、噛んでしまったのだろう。もちろん今回は新品と交換する。

オイルフィルターの新旧比較。新しい方は濡れていないので明るく見えるが、それにしても古いフィルターは黒い。おそらく、長く代えていなかったのだろう。

新しいフィルターを取り付けてカバーの袋ナットを締め付けて完了。

いつものように、IXLを入れる。最初は5%とのことなので、3リットル(3,000cc)の5%で150cc入れることにした。これにオイルを混ぜてよく攪拌する。なんだが、乳白色になって気持ち悪い。

その後は、3缶すべてを入れた。ふたを閉めてからエンジンをかける。オイルランプがなかなか消えなくてちょっと焦ったが、10秒ほどで消えた。エンジンを止めて、サイトスタンドを立ててから、ゆっくりと車体をまっすぐにして、オイルチェック窓から量を確認する。丁度真ん中程度でばっちりだった。

古いエンジンなので、IXLなどの添加剤が効きそうだが、さてどうだろうか。さっそく、試乗にでかけた。

走り出して思ったのは、メカノイズが大きめなこと。6速走行で5,000回転で走っても、少々うるさい。エンジンの吹け具合は、メカノイズが大きいためかあまりよく感じない。ただ、クラッチの切れはいい感じがした。いままでクラッチ操作が下手なので、出足やギヤチェンジでギクシャクしていたのだが、なんだかそれらがなめらかになったようで、うまくなったように感じる。しかし、どうしてメカノイズが大きく感じるのだろうか。IXLなどの粘性の高い添加剤をいれるとメカノイズが減りそうなモノだが。

試しにエンジン回転を高くしてみたが、特に大きな変化は無かった。しかし、乗りやすさは本当に良くなった。手放しでの走行も全然不安感が無い。

クラッチさえ何とかなったら、そこそこ走れる気がしてきた。天気もあまり良くなく、どんよりとした空だ。天気さえ良ければ、ツーリングにでも行きたいのだが。結局、近所をぐるぐる回って30km程度走って帰った来た。オイル交換で劇的な変化は無かったが、これであと3,000km程度は安心して乗れるだろう。私の場合3,000kmは1年くらいの走行距離となる。