2012年4月7日土曜日

SUZUKI Bandit 250 インプレッション2

インプレッションの続きだ。

サイドカバーは、初期型はタンク色とシルバーのツートーンになっている。後期型は、細長いメッキタイプになっており、前期と後期型では全く異なっている。
燃料キャップは、鍵付きで、取れないタイプだ。手前に開く(下の写真では、左側に開く)。
メインスタンドが標準装備なのも初期型の大きなメリットだ。メンテナンスなどでは、大いに有用だ。
テールランプの上のカバーは分割式で、やや貧相だ。特にこの個体は、ずれが生じていてうまくない。さらに、塗装が剥げかけている。よく見ると、縁が赤い。
エンジンは水冷なので、大きなラジエターが付いている。
ラジエーターの冷却は、通常は自然空冷だが、裏に電動ファンも付いている。夏場の渋滞などで高温になるとファンが回るらしい。
オイルドレインは、エンジン真下にある。大きなオイルパンだ。2,700mlの大容量のオイルはここに溜まる。
エンジン前方には、オイルフィルターが付いている。エキパイが邪魔で外しにくそうだ。右の太いパイプは水冷のパイプだ。
前輪ブレーキキャリパーはフロントフォークの前に付いている。今のところ、ブレーキに不満は感じない。
リアのキャリパーは下側に付いている。初期型は、後期型に比べてディスク径が大きい。エンジン出力が高めだからかもしれない。
ヘルメットフォルダー。鍵を逆に回すとシートのロックが外れてシートを取り外せるようになる。


車体カバーを購入した。すでにだいぶ錆びているので、これ以上錆びると機能を損なうかもしれないので、かけておくことにした。特に私の場合、普段は乗らず週末だけしか乗らない。が、あまりいい物を買う気は無かったので、Amazonで千円程度の安い物を購入した。



ちゃんと、Bandit250がサイズリストに載っており、それによればLLとなっていたのでLLを購入した。
ロックワイヤーを通す穴も開いており、穴には金属の輪っかがハトメのように付いている。風で外れないように、車体下に紐が付いており、それで縛って飛ばないようになっているが、風が強いと関係無くめくれてしまう。なので、別途飛ばないように紐で縛っている。これは、ジェンマのカバーの為に買った物だが、2本付いていたので、それを使っている。意外に高くて2千円程度もした。この紐一本が、カバー全体と同じ価格だ。
が、適用サイズを買ったはずなのに小さくてリアはタイヤが半分はみ出てしまう。Bandit250用に買うのなら、もうワンサイズ大き目のものを購入したほうがいいだろう。


中古のため、取説が付いていなかったので、Yahooのオークションで取説を購入した。
説明書を見ると、工具はネジ留めされているリアシートを外さないと取れないらしい。では、そのリアシートはどの工具で外すのだろうか? といったことが、わかるので、やはり取説は重要なアイテムだ。買って良かった。
ちなみに、疑問の回答は、シート裏に付いている6角レンチで外すとなっている。が、残念ながらシートをひっくり返してみたが付いていなかった。
しかも、このBandit250は、下の写真のように通常のボルトが付いていて、スパナが無いと開けられない。しかし、ひよっとするとリアシートの下に工具が入っているかもしれない。リアシートを外してみた。
 リアシートを外した。思った通り、工具は無かった。Yahooのオークションを見てみたが、工具は無かった。もしそのうち出てくるようなことがあれば、装備しておきたい物だが、その前に適当な工具を集めて装備させた方が速いな。
リアシートを留めてあったネジを外した跡を見ると、赤い塗料が出てきている。オリジナルが赤だった事を物語っている。
 リアシートの奥には、ストップランプが見えるが、ランプを外そうとしたが外れなかった。最近では、ランプのソケットは樹脂製が普通だと思うが、これは金属製だった。

 そして、Bandit250でよく不具合として言われるのがキャブのかぶりだが、その原因の一つには古いことからタンク内のゴミや錆び、水などがキャブに入って調子を悪くすることが多いらしい。そこで、フューエルフィルターを購入した。透明なので、ガソリンが正しく流れているかを目で見て確認できるというメリットもある。



つづく。