2012年1月17日火曜日

SUZUKI ジェンマ 内部配線

さて、内部配線だ。

もう、インナーカウルは外れている。本当は、ここまで来るのにだいぶ時間をかけているのだが。
まずは、忘れていたバッテリーの保持具を取り付けた。これでバッテリーががたつくことは無いだろう。といっても、付いていないときにもがたついていたわけでは無いが、これで安心だ。
次に、前回写真を撮り忘れていたが、ヒューズボックスから電源を取ったところだ。ヒューズの向きは、他のヒューズと同じように読める向きにいれればOKだ。
取り付けたのは、下の写真でもわかるとおり。SIGNAL 15Aの所だ。電源取り出しケーブルに付いていたのが15Aだったので同じヒューズのところにした。
そして、これも写真を取り忘れていた、ETCアンテナの取り回しだ。ハンドルの横から内部に取り込んでいる。
ナビの電源ケーブルは、右のハンドルから取り込むのだが、ETCのアンテナの様にうまくいかなかった。というのも、右側のカバーをあけていないからだ。それで、今回は配線を通すワイヤを使った。
まずは、右のハンドルからそのワイヤをいれて、
なんとか、左のインナーカウル側に通した。
そして、PSPタイプの出力コネクタをそのケーブルに巻いて、引き出して配線した。かなりうまくいった。
が、中は、こんな感じにかなり配線が多くなった。これをメインキー後ろの空いたスペースに押し込んでおいた。これが後々大変なことになったのだ。

次に、サイドスタンドのキャンセラーを取り付けるために、サイドカバーを外すのだが、そのためには、シートロック機構のカバーを外さなければならない。このネジは、六角レンチで外すタイプだ。カバーの両方にあるプッシュピン4つを外しておく。

次に、車体左サイドの黒いカバーを外すのだが、これが、また一筋縄ではいなかった。今回、これに一番時間を取られた。まず、リア側の方向指示器が入っているカバーを止めている大きなネジを一つ外す必要があった。そして、その下に隠れているプッシュピンを取らないとサイドカバーは外れないのだ。
次に、引っかかるのがこのサイドブレーキレバーだ。これがなかなか抜けなかった。そして、これは、取り付けの際にも相当に大変だった。

で、やっと外れた。写真を撮ったりする余裕はほとんど無かったので、結果だけだ。折角外したので、樹脂保護材のプレクサスを塗って磨いた。黒々となってまるで新品の様になった。
これが車体側の状態だ。例のコネクタは、ちょうどメットインの所にある。
コネクタを外して、キャンセラーのソケットを取り付ける。
こんな感じだ。そして、外された側のコネクタには、水が入ったりするのを防ぐために、ビニールテープでぐるぐる巻きにしておいた。
それから、メットインの前に付いているネジだが、ねじ込めなくなっており、予想したとおり、板状の留め具(バネ板ナット)が付いていなかった。
以前WACOXの時にも、これが無くなって、大変だったので、いろいろなサイズのものがセットになったパッケージを購入していた。ちょうど合うものを見つけて、今回はしっかりとネジ止めすることができた。が、これが、災いするなどとは思ってもみなかった。このネジが左側のインナーカウルを押さえつけていたのだ。それがしっかりとネジ止めされたために、このネジを外さないとインナーカウルを外すのはとても難しくなったのだ。
とい言うことで、なんとか、組み終わり、カバーも取り付けた。

最後に、ナックルカードを取り付けた。これは、ミラーに共締めするタイプ。標準状態では、届かなかったので、付属の延長金具を使った。しかし、この延長金具だが、長いものと短いものと1本づつしか入っていないという欠陥商品だ。なぜに、1本づつなのだろうか。左右あるのだから、2本づつ付属しなければならないはずだ。
これが、アクセル側。
こちらが、左側。
いい機会なので、時計は、右から左に付け替えた。ナビが付くため、見にくかったのだ。左側ならとても見やすい。

前方から見た感じた。透明なのであまり目立たない。ただ、長い延長ケーブルの付いているリアブレーキ側が(下の写真では右側)が飛び出ているのがわかる。近所のホームセンターや、ダイソーなどを回ってみたが、合いそうな金具が無かった。
こちらは、後ろから見た状態。全く、目立たない。これで効果が高ければ言うこと無いのだが。
そして、ちょっと試乗してくるかと、メットインの中身を取り出そうと、ロック解除しようとしたが、全くできなかった。プレクサスで磨いたつやつやしたメットインのフタが悲しい。

たいそう落胆したが、走れないわけじゃ無いので、薄暗くなってきた中を走ってきた。気温も下がってきてだいぶ寒かったからかもしれないが、ナックルカードの効果はあまり感じられなかった。もう少し取り付けを工夫する必要があるようだ。