2012年7月31日火曜日

SUZUKI Bandit250 でちょっと

暑いので、少し峠道を走って展望台にきた。

黄砂のせいなのか、霞んでいる。湿度が高くて、蒸し暑い。今年の夏は、冷夏という話もあったが、梅雨が明けてからは、高温が続いている。それでも、雨よりはマシだ、バイクに乗れるので。

出掛ける前に、すこし磨いたり削ったりした。だいぶ綺麗になったと自分では思っている。
特に、ツーリングで立ちゴケしてエンジンの左サイドがだいぶ傷が付いたので、やすりでごりごり削って目立たなくした。

カウルのシールドも樹脂保護材で磨いた。
ホイールも磨いた。

しかし、デジカメで撮ると本当に綺麗に見えるのがすごい。

マフラーも磨いた。だいぶ艶が出た。でも、こちらも右側に立ちゴケした時にマフラーのサイドに傷が付いてしまった。
自動販売機があったので、飲み物を買って飲んだ。すこし涼んだので帰ることにした。

そうしたら、レッドバロンがあったので、入ってみた。何かいいバイクがあればと思ったのだが、以前リード110を買い取り見積もりしてもらったことがあった。でも、そのときは、外見を調べた程度だった。並べてあるバイクを見ていたら、乗ってきたBandit250を見積もりしましょうかというので、見てもらうことにした。見積もりはタダだ。リード110の時と違って、エンジンベンチまでかけて、エンジン出力まで調べてくれてびっくり。

で、ちょっとショックなことが。

エンジン出力は、なんと27.5馬力しかないという。Bandit250の初期型は、45馬力なのに半分ちょっとの出力しか無いとは。どうりでエンジンばかりが回っていまいちパンチが無いのはこのせいか。これを修理するのには、エンジンかキャブのオーバーホールが必要で、最低でも8万円程度必要だという。さらに、フロントフォークからオイル漏れがだいぶ激しいと。こちらもオーバーオールが必要だという。特に、フロントフォークは修理しないと危ないとのことだ。まあ、このままずっと乗るつもりはなかったのだが。それにしても自分のバイクがどんな状態か調べてくれるのはありがたい。で、価格は最高3万円程度。もし、バイクを購入するのならそのバイクの価格にしたがって少し勉強できるとのこと。それにしても、3万円というのは...がっくりだ。とくに、このまま現状で乗り続けたら、エンジンにしても、サスペンションにしても良くなることはないので、悪くなるばかりだろう。綺麗にして乗っていたのに、興ざめしてしまった。

次のバイクを本気で考えた方がいいのだろうか。いっそのこと、マニュアルバイクは諦めて、ジェンマ1本で行く方がいいだろうか。

いろいろ悩ましい。

2012年7月30日月曜日

SUZUKI ジェンマ 九州国立博物館特別展『美のワンダーランド 十五人の京絵師』

九州国立博物館で今、特別展『美のワンダーランド 十五人の京絵師』が行われており、家内と良くこういった展覧会に出掛けている。今回も行くことにした。どれほど混んでいるかわからないので、ジェンマで行った。が、とても暑くて難儀した。ジェンマに付けている温度計では、37度をさしていた。

高速道路を利用した。
200キロを超える車重に22馬力というやや非力な単気筒エンジン。それに二人乗りだから、かなり大変だと思うかもしれないが、高速道路の走行も100km/h程度なら問題なく走行可能だ。もちろん、追い越し車線に素早く車線変更して追い越すというような走り方はなかなか難しいが、ゆっくりと車線変更して、じわじわ加速して追い越すというのは可能だ。登りでなければ、いつの間にか「ぬふわ」程度出ている事もある。さすがに、それ以上は、二人乗りでは難しいが。
 あまりに暑いくて汗が出て、のどが渇いたので、PAに入った。
 バイクが何台か止まっていた。止められないかと思ったが、少し隙間があったので、そこに入った。

左は、ハーレーだ。右の白いバイクもハーレーかと思ったが、YAMAHAだった。そのとなりは、VMAXだった。まっちょなバイクだ。

九州国立博物館にはちゃんとバイク専用の駐輪場がある。でも、数は多くないので、多数のバイクが来ていると止められなくなってしまう。バイクは、ワイヤーでロックするタイプ。時間制限は無く、250円を投入してロックを解除するタイプだ。

暑い中、バイクで来たが、駐車場はがらがらだった。車で来れば良かった。

かまぼこ形の変わった形状の建物だ。

早く入って涼みたかった。でも、思ったほど涼しくなかった。きっと、設定温度を高めにしているのだろう。以前だったら、寒いほどにエアコンを効かせていたモノだったが。
で、中は写真撮影が禁止なので撮れなかったが、どんなものが展示されていかは九州国立博物館のページで確認してほしい。なかなか良かった。江戸時代の画家も、西洋の洋画家と遜色ない多様性があるのだと改めて感心させられた。特に、エッシャーバリのモノクロームで直線的な作品などもあった。

九州国立博物館

「美のワンダーランド 十五人の京絵師」特設Webサイト

今回は、前期の展示だった。後期も見たかったが、7月8月9月となかなか休みが取れない。

2012年7月29日日曜日

F1 2012 第11戦 ハンガリーGP

F1 第11戦は、ハンガリーのハンガロリンクで行われた。予選でポールとなったハミルトンが優勝した。

今回の見所は、初めてフロントロースタートとなったロータスのグロージャンがポールのマクラーレ ハミルトンを負かして、初優勝なるかどうかだったが。予選5番手のライコネンが、3番手スタートのベッテルも抜き、さらにチームるんとのグロージャンまで抜いて、2位となり、第3スティントでは、トップを行くハミルトンに1秒以内に迫った。ここ何回かライコネンは同様のシチエーションとなった事があるが、残念ながらこれを成し遂げて優勝はいまだない。ライコネンがスタートで少しポジションを落としているので、もしもそれが無ければ、優勝もあったかもしれない。

さて、チャンピオンシップの先頭を行くアロンソは、今回は車がハンガロリンクに合っていなかったのか、予選でもトップ3に入れなかったが、それでも、なんとか4位をキープして、ダメージを最小に抑えるあたりはやはりチャンピオンの素質があると言うことか。

日本の小林可夢偉は、予選もあまり良くなく、スタートも芳しくなかった。対してペレスはスタートで何台か抜いて良いように見えたのだが、終わって見るとスタートと同じ14位となっている。今回のザウバーはあまり良くなかったようだ。小林可夢偉は、最後までペレスの後ろ15位を走っていた。特に第3スティントはソフトタイヤで長いスティントとなっていたが、何とか持たせていた。ところが、残り1周になったところで、ピットに入りそのままガレージに入ってしまった。戦略的に、リタイヤした方が何かメリットがあったのかは不明だが。もしかすると、ほぼ同時にコバライネンもリタイヤしているので、接触があったのかもしれない。

それにしても、抜けないハンガロリンクを地でいくレースだった。何しろ小林可夢偉が、スタートで順位を落としてケータハムの後ろになったが、そのケータハムを抜く事ができなかったのだから。DRSも効果が薄かったようだ。もちろんザウバーが直線がとても遅かったのも原因の一つかもしれない。しかし、ザウバーに限らず、他のチームでもあまりオーバテイクシーンは見られなかった。

2012年7月26日木曜日

大型自動二輪検定 その2

さて、大型自動二輪検定の続きだ。

10時半にヘルメットとメッシュジャケットを持ってきて、待合場で椅子に座って、1コースのシミュレーションを目をつぶってやっていたが、汗で気持ち悪いは、のどが異常に渇くので、販売機で購入したペットボトルを飲み続けたりしたが、集中できない。エアコンが効いているので、暑くはないのだが、調子は良くない。

11時前に、ヘルメットをかぶった試験官がやってきて、
「準備はいいですか」ときくので、
「はい」と答えた。
そして、コースに出ていく。試験官はとても親切そうだ。コースの試験塔の近くにある二輪専用の待合室にて、注意事項の書いた板があり、それを読んておくようにと言って、試験用のバイクを取りに行った。
説明を読むように努力したが、試験官が乗っている試験車バイクが気になって仕方ない。試験管は、コースをゆっくりと回って、スラロームや、S字、クランクなどに立ててあるポールを少しずつ動かしている。それをじっと見ていた。さすが試験官だ、バイクの乗り降り、コース内の滑らかな走行、ちゃんとコース内の信号機で止まるときの姿勢。発進の時の後ろ確認など、参考になる。そして、最後にスタート地点にバイクを止めた。
待合室にはエアコンもなく、とても暑い。


だが、直接日が当たらないだけましだが。半そでのシャツ1枚なのに汗でぐっしょりだ。試験官は、説明板に書かれた注意事項などを再度説明してくれた。こんなに親切なのは、やはり私一人だからだろう。そして、本来は、プロテクターをするのだが、メッシュジャケットにプロテクターが付いているので、ひざ用のプロテクターのみを付けるように言われた。


そして、本番前に、少しだけ走らせてくれるコースがあり、その説明を受けた。コースという程のものではなく、単にスタート地点周りを一周するだけだ。ジャケットを着て、ヘルメットかぶり、グローブした。グローブが汗でぐっしょりの手に引っかかってなかなか入らない。なんとつけ終わった。スタート地点に行き、バイクを目の前にした。


まず、第一の関門、ハンドルを両手で持って、サイドスタンドを払った。そして、右足を上げて跨ろうとした。しかし、プロテクターを付けた足はプロテクタでスボンが伸びないようで、足が思ったほどに上がらない。足先が、リアシートに引っかかってしまった。危うく、こけそうになったが、火事場の馬鹿力ではないが、右足をもう1cm程度上げることに成功して、なんとか、跨ることに成功した。でも、たったこれだけで、汗が噴き出てきた。この時、おそらくは両足を付いていたのではないかと思う。よく覚えていない。本来なら、右足はブレーキを踏んでいなくてはならない。バックミラーを合わせる仕草をしたが、実は何も合わせていなかった。後ろを振り向いて確認するはずが、気が焦っていたので、キーをONしてニュートラルを確認後、エンジンをかけて、方向指示器を出して走り出してしまった。とりあえず、2速にアップはできた。Bandit250に比べて、ライディングポジションはとても楽だ。シフトもしやすく感じた。でも、アクセルワークが荒いのか、ギクシャクした走りだ。アクセルを開くと、ボーッとスピードが出すぎてしまうので、あわててアクセルを戻すと、今度はエンジンブレーキが効いて、グンとスピードが落ちてしまうのだ。それでも、なんとかスタート地点に戻り、エンジンを切った。この時も、おそらく両足をついていたように思う。エンジンを止めて、第二の関門である。左足をついて、安定させて、右足を上げて、体を左にずらした。乗るとき引っかかった右足が何にも引っかからずに、下すことができた。しかし、左足が車体に近すぎて、右足の置き場がない。あわてて右足を少し車体から離れたところにおいた。今度は、左足が邪魔でサイドスタンドの位置が分からない。下を見たまま、少し車体から離れて、やっとサイドスタンドを見つけてかけた。なんと、乗車/降車できたので少しは良かったが、本番でもう一度跨らねばならない。うまくいくだろうか。


これだけで、どっと疲れてしまったが、これからが本番だ。


すると、試験官が塔からマイクで、「では出発してください」とのアナウンス。
大きくうなずいて、後ろを振り返ってから、ハンドルを持ち、サイドスタンドを払って、跨った。なんと今度は、引っかからずに乗り込むことができた。おそらく、この時にも、両足をついていただろう。思わず、キーをひねりそうになったが、あわててバックミラーを触り、それからキーをONした。なぜか、ニュートラルランプが光っていないように見える。先ほど降りるときに、ニュートラルにしていなかったようだ。しかたないので、車体を前後に揺らしながら、シフトレバーを下から上に上げるが、やはりニュートラルにならない。もしかすると2速のままだったかもしれない。今度は、なんども踏み込んで、そして上にあげた。でも、ニュートラルが付かない。手で、日陰を作ってみたら、点灯していた。日が強いので、光っているのが見えなかったのかもしれない。エンジンをかけて、後ろを振り返るのを忘れたまま発進した。


思い出しても、スタートの時にウインカーを出したか覚えていない。とにかく、T字路を左だ。左ウインカーを出して、減速して、ゆっくりと回った。ウインカーを戻した覚えがないが、コーナーを回った後、坂道を左折した。なるべくゆっくり走るために、1速のままだった。左右を確認して、4車線の道路を横断して、1本橋の停止線に止まった。気が付くと、ウインカーが付いたままだったので慌ててキャンセルした。

1本橋は、まずスタートは速めに出て、橋に乗ったら、ブレーキをかけて減速して進むというつもりだった。ところが、恐る恐るクラッチをつないで、アクセルを開くと、思ったよりも勢いよく飛び出してしまった。橋にのってから、気が付くともう半分近くまで来ていた。慌てて、ブレーキしたのだが、慌てていると失敗しやすいものだ、リアブレーキだけを掛けるはずが、思わずフロントブレーキもかけてしまった。1本橋上でフロントブレーキを掛けると操縦不能に陥ってしまうのだ。気が付くと、左に大きく倒れて、橋どころか道からも落ちてしまった。

やってしまった。走り出して1分経っただろうか。試験管も塔から駆け下りてきて、大丈夫だったかとやってきた。信じられないことだが、エンジンは切れておらず、倒れもしなかった。ただ、前輪は、道から落ちて、草の生えた土に落ちていた。つまり、前のめり状態になっていたのだ。試験管は、
「まっすぐ走って向こうの道路に上って、スタート地点に戻ってください」と。
その通りに、土の中を少し走って道に上り、ぐるっと回ってスタート地点に戻った。もう終わったと思ったからか、意外にスムーズに戻れた。降車も問題なくできて、サイドスタンドもうまくかけることができた。

緊張すると何もうまくいかないものだ。試験官は、思わず、
「怪我だけはするなよ」と私の顔を見た。
「(1本橋は)とにかく渡りきらないと。落ちたら即試験終わりだから。少々速くても渡り終えること。まぁ、走行もかなりふらついていたからなぁ」という。そんなにふらついていたのだろうか。
「もう少し練習してきてください」とのお言葉。

考えてみれば、バイクに乗れるのは週末だけ。バイクに乗る時間がとても限られているのだ。しかも、練習も1回のみで1時間もしていない。こんなので、試験に挑もうというのが間違いだったと改めて痛感した。とにかく、狭いコースなので、狭い中を走らねばならないが、それがとても難しいのだ。普通の道路を走るのは、特段難しくない。でも、狭い道をUターンしたりは、まだ慣れていない。

というわけで、1回目の検定は一つ目の課題である1本橋で終わってしまった。もう少し走れるのではと、甘く考えていたのだが。

このままでは、やはり、だめだ。もう少し練習しなければ。自信が持てるまで、練習しよう。次回はまだまだ先のようだ。


インターネットで、検定を受けた人のブログなどを見ると、やはり真夏と真冬は避けた方がいいようだ。今回も、とても暑くて汗を沢山かいて、とても疲れて、集中力も無くなってしまっていた。もう少し涼しくなって、秋になってから考えよう。


2012年7月25日水曜日

大型自動二輪検定 その1

記念すべき800投稿目の記事は、大型自動二輪検定だ。

色々と気になることもあるが、とにかく1度は試しに受けてみようと、試験場に軽自動車のSUZUKI Keiで朝早く出掛けた。朝から日差しが強くかんかん照りでとても暑くて、バイクで行こうという気になれなかった。試験場の建物自体は、なんと7時から開いているようだ。私が着いたのは、7時半頃だった。まずは、入り口の説明のルートに従って、必要な書類を調べたら、以下の物が必要だった。

・運転免許申請書
・受験資格調査票
・病気の症状等の申請用意

これらは、書類の記入を行う机の下の棚にあったので、記入しておいた。

まだ早いが、とりあえず試験コースに出て見ると、試験官が仮免許検定用の普通車を乗ってきて降りるところだった。「おはようございます」と挨拶すると、私が、ヘルメットを持っていたので、
「自動二輪?」と聞いてきた。
「はい」と答えた。すると
「大型自動二輪?」と再び聞いた来たので、また
「はい」と答えた。
「じゃ、事前審査しますから、二輪のスタート位置にある塔横の待合室で待っていてください」との事で、そこで待つことにした。先日塔の階段の下に、だいぶ錆びたCB750と思われるバイクが置いてあったが、これがまだ置いたままだった。

10分ほどして、試験官がやってきて、事前審査をしますという。そして、このCB750に鍵をつけて、
「では、このバイクを押して、スタート地点まで出してください」とのことで、サイドスタンドを外して、よいしょとスタート地点まで押していった。置いてあるところは、写真を見ての通り土で草が生えている。スタート地点は、舗装されており、土との間に段差があるのだ。たいした段差では無いが、勢いよく超えないといけない。なんとか、スタート地点に持ってこれた。確かに重いが、ハンドルがアップタイプのせいなのか、bandit250に比べるとかなり取り回しがしやすい。750だからと重くて扱いにくいのではないかと危惧したが、そんな心配は無用だったようだ。

サイドスタンドをかけようとしたら、試験官が
「一旦倒してから、起こしてください」という。倒すと言ってもガチャンと無様に倒すわけにもいかないだろうから、慎重にゆっくりと倒していった。すると、バンパーに当たって、たいして傾かないうちにそれ以上倒れなくなった。Bandit250だと完全に横倒しになってしまって、シート下に手を入れるのだって大変だったのにだ。試験車のCB750は中途半端に倒れている状態なので、ハンドルを持って、左手は伸ばして引き上げる感じで、右手は右のハンドルを向こう側に押す感じで少し力を入れるといとも簡単に立ち上がってくれた。少々気が抜けた。これでは、おそらく誰でも起こせるのではないだろうか。

起こしたら、次に、スタート地点のすぐ前の4車線道路まで押していって、
「8の字に押して回ってください」という試験官の言葉に従って押して回った。動き出すときに少し力がいるが、動き出してしまえば、なんてことは無かった。
「8の字に押し終わったら、試験塔の周りを回って、元有った階段下まで押していってサイドスタンドをかけておいてください」というので、押していった。ほんとに休む暇も与えてくれない。ところが意外に距離があり、しかも段差ありと、8の字に押して回るよりもこちらのほうが大変だった。特に、舗装されていない土のところでは、途端に重くなってかなり力が必要だった。それでも、なんとか元あった場所まで押して行け、スタンドをかけてフーッと一息はいた。しかし、Badnit250とこのCB750とはまるで別物だ。これで試験になるのだろうか。


CB750を置くと、塔から試験官が呼ぶので階段を上がると、
「これが事前審査の合格証です。半年間有効です」と書類をもらった。何か質問はというので、書いておいた申請書を見せて聞こうとしたら、
「これじゃ無いですよ。これは、新規に免許を取る申請書です。あなたの場合は、免許証があるので、機械で作成してくれますから、入り口でもらってきてください」という。どうやら書かなくてよかったらしい。また、
最初の時は、午後からの試験となります」ということで、ヘルメットなどを持ってくる必要はなかったようだ。ヘルメットとメッシュジャケットという大きな荷物をもってうろうろしたのが恥ずかしい。

「ありがとうございました」と挨拶してから、一旦駐車場に置いてあったKeiに戻って、ヘルメットやプロテクター付きのメッシュジャケットを置いて身軽になってから、入り口の担当者の所に行き、免許証を渡して、大型自動二輪検定を受けたいと言うと、免許証を機械に通して、申請書を印刷してくれた。住所氏名や、受ける試験をチェックするところがあるので記入した。そして、写真を張った。また、検定に必要な印紙を購入して住所氏名を記入してから、試験受付窓口に持っていった。写真は、自分で撮ってプリンターで光沢紙に印刷し、3cm×2.4cmのサイズに切り取ったのを用意しておいた。

受付は、自動車学校卒業者用とか、自動車2種免許用とか、検定を受ける人用と分かれていたので、検定を受ける人の窓口に行ったが、ほとんどが仮免許を取りに来た人たちのようだった。受付が終わると、そこで待っていてくださいと待合所を指さした。そこで、少し待つと、
「9時20分まで、コースを見れますので必要な方は見てきてください。時間になったら戻ってきてください」というので、さっそくコースの下見に行ってきた。
 前回来たときは、2コースだったが、今日は1コースだった。
コース図はこんな感じで張り出されている。


事前に、インターネットで調べてコース図は印刷して用意してあった。これをもとにある程度は頭に入れているが、実際にコースを歩くと、勝手が違う。コース図して上から見たのと、実際のコースで水平に景色を見るのとでは全然違うのだ。


これが実際に1コースを歩いた状況だ。画面が歪んでいるが、これはYouTubeでの手ぶれ補正をしたためだ。大変見やすくなっているので、少々の乱れは勘弁いただきたい。



これを見るとわかるとおり、1コースは最初が1本橋で、踏み切り、S字、スラローム、波状路、坂道発進、45km/hでの外周走行、急制動、見通しの悪いT字路、障害物、クランクという順番だ。


なお、コース図は以下のサイド入手可能だ。


バイク免許、一発試験を1回で合格する「一発必勝方法」


ただ、真夏の日差しが辛い。30分ほど歩き回ったら、汗がしたたり落ちて、手に持っていたコース図がびしょびしょになるほどだった。9時20分になったので、慌てて、待合場に戻ると、試験官が名前を呼び出して、まずは、仮免許の7,8人の順番を説明した。そして最後に、私の名を呼んで、普通は午後にするのだが、仮免の後に続けてやってもいいがという。コースは覚えたので、早く済ませたいという気持ちが先に立って、11時からの検定となった。なんと、自動二輪の検定は、私一人だった。夏休みに入っているので、もっと多いかと思ったのだが。できれば、だれか実際に検定しているところを見てみたかった。検定車使用料金を支払って、マークシート用紙をもらい、裏の説明に従って自分の受ける検定について鉛筆でマークする。鉛筆は、所持していなかったので借りた。鉛筆を返すと同時に、マークシートを見せて確認してもらってから、そのマークシートを待合場所近くにあるA4サイズの引き出しタイプの書類トレイに、大型自動二輪と書かれた引き出しがあり、その引き出しに入れた。それから、検定開始の11時近くまで、ひたすら待合場所で待った。やはり、午前にしてよかった。これが午後だったら、地獄のような待ち時間を、さらに長く過ごすことになったのだ。10時半には、ヘルメットとジャケットを持ってきて準備した。

とにかく、日なたを歩き回ったのがいけなかったのか、疲れてしまってぐったりしていて、早く帰りたくなった。体調も良くないこんな状態で検定がうまくいくだろうか。

まあ、1回で受かるなどとは考えてはいない。気がかりなのはほとんど練習していないスラロームだ。でも、その前に、初めて乗るCB750にはたしてまともに乗れるのだろうか。

つづく。

2012年7月24日火曜日

Bandit 250を倒したら起こせない

大型自動二輪の試験の前に、事前審査がある。そこでは、200kg以上有る750ccのバイクを倒して起こさなくてはならない。試しに、Bandit 250を倒してみたのだが、絶対に真似しない方がいい。全く起こすことはできなかった。それどころか、全く浮き上がりもしなかったのだ。

結局、Keiからジャッキを取ってきて、ジャッキアップして何とか起こすことができたが、何も無い所で起こすのは、絶対に無理だっただろう。いままで、ツーリングの時に倒しているが、皆が助けてくれたから起こすことができたのだ。一人では、起こせなかっだろう。

どうして起こせないのか。本当に、全く浮きもしないのだ。

これは、Bandit 250では無いが、この図を見て欲しい。

このような感じで倒れるのだ。タイヤは、浮いてしまっている。接地しているのは、ステップとタンク下のフレーム、ハンドルだ。ガソリンを入れた直後だったので、おそらく200kg程度になっていただろう。Bandit 250は意外にエンジンが高く、重心位置は高めなのだと思われる。その為に、とても安定が良くない気がしている。おそらくだが、矢印の所に重心位置があって、ここに200kgがかかっている。これを起こそうとすると、まずは、タイヤを接地させなければならない。ということは、ステップの所を支点として、シートやハンドルを持って持ち上げると言うことだ。どう考えても、200kgの半分の100kgのものを持ち上げる事と同意と言うことになる。私は、以前50kgのバーベルを持ち上げてみようとしたことがある。持ち上がらないことも無いが、相当に厳しい。ましてや、その倍となると、とても持ち上げる事はできない。従って、全く持ち上がらないということになった。ジャッキは、丁度矢印の付近のフレームの出っ張りにかけてジャッキアップして、タイヤを地面に付けられた。もう、すでにだいぶ車体は、起きていたので、そこからはなんとか起こすことができた。

もちろん、ガソリンを満タンにした後であったために、予想よりも重心位置が高かったことが大きな原因ではあっただろう。

この一件で、私は、750ccの200kgオーバーの車体を起こすことができるのかいささか自信を無くしてしまった。

そして、Bandit 250を倒してしまったら、起こすことはかなり難しいということもわかり、さらに、乗ることさえも怖くなってしまった。

こんな事で、大型自動二輪の免許などが直接検定で取れるのだろうか。

実は、もう一つ問題がある。これは、もしかするとBandit250だからなのかもしれないが、サイドスタンドを先に外して、乗車することができない。ハンドルが低くて、かつ狭いので、跨がろうとしても、ふらふらしてしまう。重心位置が高いことも要因の一つだろうと思うかのだが。大型自動二輪では、乗車の際に、先にスタンドをはらってから、乗車しなければならないそうだ。そんな不安定なことはできない。サイドスタンドを下ろして、それを左足で踏んづけてからいつも乗車している。それでも、安定していない。いつかは、右側に倒してしまうのでは無いかと心配だ。実際、2回目のBandit250でのマスツーリングの際に、それは起こっている。道が斜めで不安定なため、サイドスタンドを立てて、安定した状態にBandit250を置けなかったのだ。そこで乗車しようとして、こかしてしまっている。
私は、若い頃にバイクで事故に遭い、右足の太ももの骨を複雑骨折している。その為に、足が少し曲がっている。それが原因で、足が高く上がらないのだ。

トラウマが、よみがえってきてしまっている。

2012年7月23日月曜日

可夢偉 4位に繰り上げ

日曜のF1 ドイツグランプリで、ベッテルがペナルティーを受けて20秒加算となり、小林可夢偉は順位が繰り上がって4位、ベッテルは5位となった。ベッテルは、タイヤの終わったバトンを相手にしていたので、一旦先に行かせて改めてオーバーテイクすることは十分に可能だっただろう。チームとして指示してあげるべきだったのではないか。2位が、5位ではだいぶポイントが違う。逆に、小林可夢偉は、10ポイントのはずが、12ポイントになった。ペレスは6位で8ポイントとなっているが、まだまだペレスの方が、14ポイントも上回っている。

最高位4位とはいっても、複数回優勝していドライバーも珍しくないのだから、それを考えれは、4位になど喜んでいられない。ましてや、チームメイトのペレスは、2位も3位も経験しているのだ。アロンソをみればわかるように、運がいいというには良すぎる結果だ。それは、はたから見ればそう見えるのだろうが、実際はには、その時々に最適な自分のストラテジを考えているのだろう。可夢偉にはそこの部分がまだまだ足りない。速いと言われているドライバーの魅力は、そういう風に、ギリギリのところで、どう判断するのかだ。当然だが、チームの事をねちねちとぐちのように言ったりするなどは、もってのほかだ。起こってしまったミスをどう言い訳しようが、そのレースは戻ってこない。チームというか可夢偉担当のメカニックや、ストラテジストなどと良い関係を保ち、可夢偉の考えを十分に理解してもらうことが必要なのではないか。

海水浴

週末は、曇りの予報から、雨と言うことだったが、7月も下旬なので期を逃してしまいそうだったので、海水浴に行くことにした。雨でも、どうせ海に入れば濡れるので同じだ。ただし、気温が低いとだめだが。だが、心配をよそに、天気は薄曇りで、時折日も照る陽気だった。

いつも我が家は、土井ヶ浜に行っているのだが、ちょっと今年は自宅を出るのが遅くなり、途中で海の家こちらという看板を見つけてそこに行ってみることにした。室津という所だった。
 こじんまりとした白い海岸に、屋根だけの広い海の家が、海岸のすぐそばにある。プライベートビーチのようだった。天気は、だんだんと良くなってきて、気温も上がってきた。

人はあまりおらず、貸し切り状態だ。

これが、海の家だ。海側の一角を借りれた。屋根があって、直射日光を遮れ、壁も無いので、海風で涼しい。

昨日、ひどい豪雨だった為なのか、海は少し濁っていた。

また、このような海藻が多数浮いていた。泳ぐのにちょっと邪魔だった。

岩場が作ってあって、波が打ち寄せて、白く波立ちいい雰囲気だ。

少しすると、人が増えてきて、午後には、海の家も一杯になった。海岸側は、もうすでに無く、回り込む裏側でさえ空きが無くなった。繁盛している。ちなみに料金は、シャワー付きで、一人800円。小学生は半額だ。

日焼けに弱いので、Tシャツを着ていたが、日の当たる腕と手先が、赤くなった。今年も、海に来れた。子どもも大きくなってきているので、いつまで家族で海に行けるかわからないが、いけるうちは行きたいと思っている。

場所は、こちらを参照。

http://eco.pref.yamaguchi.lg.jp/beach/beach029.html

移動の途中で、マスツーリングしているバイクたちをよく見かけた。
これは、関門トンネルの入り口だが、バイクが多数止まっている。

こちらは、川棚温泉だ。

2012年7月22日日曜日

F1 2012 第10戦 ドイツGP 決勝 小林可夢偉5位入賞

F1 第10戦 ドイツGPの決勝が終わった。
ポール・ツー・ウインのアロンソが優勝。今回は、前回のような荒れたケースではなく、完全ドライのレースでの文句なしの優勝だった。ベッテルは、1時バトンに抜かれて3位まで落ちたが、バトンがタイヤが終わってしまって3位に落ちたので2位となっている。しかし、その2位となったときのオーバーテイクがコースを出てしまってのものだったため、審議対象となっている。

優秀したフェラーリのアロンソのチームメイトであるマッサはスタートでぶつかりフロントウイングを飛ばして緊急ピットインしたため、12位のポイント圏外に落ちてしまっている。そのマッサの破片を踏んだらしいハミルトンがタイヤをバーストしてしまい一時はラップダウンしたものの、その後は本来の速さを取り戻して、そのとき2位だったベッテルやトップのアロンソをオーバーテイクして、ラップダウンを解消するという速さを見せた。が、最終的には唯一のリタイヤとなった。

4位スタートのシューマッハは、母国ドイツということで期待がかかったが、タイヤに厳しいという車の特性によって、入賞者の中では、メルセデスの二人が3ストップとなり、7位10位に甘んじている。二人ともドイツ人だった。今回は、ドイツ人の最高位はベッテルの2位で、その下は、シューマッハの7位とあまり振るわなかった。

小林可夢偉は、スタートで行くところがなくなって右に行き、右への第1コーナーを曲がりきれずにコースアウトしたが、なんとかスタートと同じ12位番手に戻った。ここからじわじわと上位に上がっていって5位フィニッシュとなった。「たられば」をいうなら、スタートでコースオフしなければ、もう少しよい位置にいたかもしれない。

また、小林可夢偉は、タイヤのストラテジがほとんどのチームが取ったソフトスタートではなく、ミディアム、ミディアム、ソフトというものだった。今回は、このストラテジであっても、チームメイトのペレスが取ったソフト、ミディアム、ミディアムでもそんなに差は無かったようだ。しかし、わざわざ他チームと異なるストラテジとする意味がよくわからない(後で、直前にいるフォースインディアと異なるストラテジにしたい可夢偉が同意の上で実行したらしいとのこと)。チームメイトでストラテジを変えなくてはならないということは、そのストラテジに自信が無いということで、こういう所にもチーム力の無さがわかる。また、今回のピットストップ時間は、トップチームに比べて1秒以上も遅く、これにより、また小林可夢偉がコースに戻ったときに、予想された位置より後ろになるという事が起こっている。今回は、小林可夢偉のがんばりで、その遅くなった分をオーバーテイクしてカバーしている。前回の小林可夢偉のピットストップでちゃんと指定位置に止まれなくてクルーをひいてしまって、タイムロスしたなどと言うこともあるので、一概にチームのせいだとは言えないが、これもチーム力の差なのだろう。車が速くても、もそういう所でタイムロスしていては、上位に行くのは難しい。ピットクルーもドライバーもまずは、ピットストップタイムを少しでも短くできるように、さらなる訓練をしてはどうか。

今回小林可夢偉は、自己最高位である5位フィニッシュしたが、ペレスが2位と3位の表彰台となっているため、本人は当然ながらチームとしても、これを諸手を挙げて喜ぶというわけにはいかないだろう。しかし、今回は、ザウバーは5位と6位というダブル入賞を、果たしたことはポジティブな事ではあるので、この位置を安定的にキープできる様にならねばならない。

※レース後、審議対象となっいいたベッテルのバトンへのコース外オーバーテイクは、ペナルティとなり、ドライブスルー相当とされた。レースは終わっているため、規定により20秒加算で、可夢偉の後ろに入り5位となった。可夢偉はそのおかげで、繰り上がって自己最高の4位となった。

2012年7月21日土曜日

F1 2012 第10戦 ドイツGP

F1の第10戦ドイツGPは、隔年開催でホッケンハイムとなる。ホッケンハイムと言えば、昔は森の中を信じられない速度でぶっ飛んでいくサーキットと言うイメージだったが、コースが変わってからは他のサーキットとあまり変わらなくなったのはいまだに残念だ。なんとか過去のコースを復帰できないモノだろうか。たまには、本当に信じられないような高速なコースというのが有ってもいいと思うのだが。

さて、その予選が終わった。天気予報では、雨だったが、Q1は、なんとか雨を逃れた。Q1落ちしたのは、トロロッソのベルヌだった。

そして、Q2開始後から雨が降り出した。そしてだんだんとひどくなっていった。こういうときに、強いのは、本当に技術があり、経験深いドライバーたちだ。そこで、Q2開始と同時に真っ先に走り出したのは、マクラーレンのバトンだった。逆に遅かったのは、ザウバー二人とフェラーリの二人だった。雨がどんどんとひどくなってきていたので、とにかくイターミディエイトタイヤで路面が完全にびしょびしょになる前にタイムを出した方がいいに決まっている。その為、後から出たザウバーの二人は、タイムを出す前に本降りになってしまい、思ったようなタイムが出ずにQ2落ちしてしまった。特にかわいそうだったのは、ドイツ人のロズベルグだ。チームメイトのシューマッハが、Q3進出したのに対して17位とQ2最下位に終わった。そして一番遅くに出走を開始したフェラーリだったが、アロンソはひの技術力でQ3に進出。が、マッサは低迷してQ2落ちとなった。
これがその結果だ。ペレスと小林可夢偉は、ほとんど差が無く、実力が拮抗しているのがわかる。それなのに、今年予選で小林可夢偉が上回ることが多いのは、それだれF1での経験があるからだろう。しかし、雨となるとマシンの差よりもドライバーのテクニックとカンと経験値が物を言う。それが良く合われているのが、アロンソとマッサ、そしてシューマッハとロズベルグだろう。この悪いコンディションでQ3進出したメンバーを見れば、実力や経験があるドライバーばかりなのがよくわかる。

そして、Q3ははじめからかなりのウエットな路面で開始された。一部の選手からは、まともに走れない赤旗中断にしてはという無線も入ったほどだった。そのなかで、ぴかいちのタイムを出したのは、アロンソで、2位のベッテルに対して0.4秒もの差を付けた。そのベッテルも、3位のうぇばー似対して0.5秒近いタイム差を付けた。車が少々良くなくても、確実にポイントを取り、コンディションが悪いときには、ポールを取るというのは、やはり現在のF1ではぴかいちなどのだと改めて思い知らされた。母国グランプリに優勝したことが無いベッテルは今回はポールが欲しかったのだろう。インタビューでもかなり機嫌が良くなかった。

明日の決勝は、天気が回復すると言うことなので、今度はドライでのレースとなる。ピレリタイヤは、ここホッケンハイムは始めてるレースとなる。どのようなことになるのか楽しみではある。

2012年7月20日金曜日

SUZUKI の250ccバイク

先日発表がやはりあったGSR250だが、ほぼ予想どうりの\438,900だった。まぁ、これはと思わせない価格に落ち着いてしまったモノだ。馬力も、CBR250Rよりも低い24.馬力。見栄えが良い点は、2気筒だと言うことだが。CBR250Rは単気筒ながら、かなりなめらかに回ると評判だ。はてさて、GSR250は、2気筒でどうなんだろうか。

しかし、SUZUKIのラインナップを見ていて面白かった。

SUZUKI 125~250cc 一覧

最近、250ccは125cc以下同様にスクーターばかりになってきていると思っていたが、GSR250の前から、ST250 Eタイプという単気筒のネイキッドバイクがあるのだ。
19馬力と出力もたいしたことが無い。でも、146kgと軽量で、近所をはしるのにはいいかもと思わせるが、近所を走りるのなら原付2種のスクーターの方がいいだろう。まあ、これだと高速にも乗れるといえばそうだが。みな、趣味のバイク乗りたちは、大排気量のバイク乗る人が多く、それは女性も一緒だ。


さらに、面白いのは、なんとバンバン200が未だにラインナップに乗っているのに驚いてしまった。このST250やバンバンが現役車種だというのに、走っているのを見たことが無い。特に、バンバン200は独特のフォルムなので、見かけていれば見落とすことなど無いはずだ。さらにすごいのは、このバンバン200は、インジェンクションなのだ。そこまでして、この機種を残す意味があったのだろうが。それが何なのか知りたいモノだ。
ST250だとまだ存在価値があるように思うのだが、このバンバンは16馬力とさらに出力が低い。変わったバイクに乗りたいという存在意義しか無いように思える。

そういったラインナップに追加された、スーパースポーツネイキッドのGSRを名乗る250ccがGSR250ということになるが、これまた外していると言いたくなる。いわば、社内コピー商品というかバチモン中華製品と言う感じにしか思えない。

実は、先のGSR250の記事がかなり読まれているようでびっくりしている。GSR250は注目商品だったのだろう。いったいどういったことで注目されているのだろうか。やはり、低価格な250ccだからか。確かに、ST250は、471,000円となんとGSR250よりも高価な定価なのだ。そして、バンバン200も397,950円と目を擦りたくなる定価が付いている。もちろんこれらはあくまでも定価で販売価格では無いが。


そう考えると、GSR250はやはり注目されるべき製品なのだろう。もしもBandit250のような、250ccで4気筒で45馬力などという製品を出したら、きっと80万円くらいになってしまうのだろう。NC700が60万円台ででいる時に、そんな製品はだしてもきっと売れないだろうとは思うが。私も、いまは欲しくない。

2012年7月17日火曜日

SUZUKI GSR250 だった

SUZUKI ABS体験試乗会で受付前に展示してあったGW250だが、
まだ、名前も正式に発表されていないようだが、後で写真をよく見ていたら、

このように、市販予定車 GSR250と書かれていた。デザインからして、まさしくGSR400のテイストだったから、GSR250は確かに合っているだろうが、果たしてエンジンは、GSRの名にかなうものなのかはまだ不明だ。二気筒というのは、最近の騒音規制やエコなどを考えれば、よくやったと言わざるおえないが。

価格がいかほどになるのか不明だが、CBR250Rと同程度だとすると、40万円ちょっとなのだろう。でも、アルトで低価格軽自動車を作ってブレイクさせたり、チョイノリなどを作ったSUZUKIだと考えると、30万円中ころだったら、馬鹿売れするかもしれない。しかし、CBR250Rと同程度だとやはり、ちょっと高いと感じるのではないだろうか。何しろ単気筒とはいえ、スタイルはまさしくレーサーレプリカのCBR250Rに対して、オーソドックスなネイキッドタイプだ。だが、YBR250は、38万円程度だから、これ以下というのも考え難い気がする。

ワールドワイドでは、基本ベースのオーソドックスなこちらのほうが売れる気がしないでもない。YBR250よりは、デザイン的に近代的だし。

うわさでは、明日発表だという。スペックや価格はちょっと知りたい気がした。

2012年7月16日月曜日

SUZUKI ABS試乗会に行ってきた

連休中ということもあって、イベントも色々あったようだが、丁度福岡県で、SUZUKI ABS体験試乗会が開催されると言うことで、ジェンマに乗って行ってきた。


今日も、昨日同様にとても蒸し暑く、しかも実際に気温も30度を超えていた。

 10時開催と言うことで、丁度10時に着くように行ったら駐輪場には、すでにバイクで一杯だった。


試乗会が開催されたのは、八幡自動車学校だ。ということで、好きに一般道路で走るという試乗会では無かったのが残念。

受け付けで、あらかじめ用意しておいた申込用紙を手渡した。

この受付の前に置いてあるバイクは、何だろうと近づいた。最近はやりのスポーティな雰囲気のバイクだ。

シートカウルを見ると、GW250とある。ホンダのCBR250R対抗の低価格250ccとして登場すると言われているバイクだ。こちらはネイキッドタイプで、水冷の2気筒。エンジンなど見るとフィンがあまりない最近の水冷エンジンの感じで、低価格には見えない。

メーターは、真ん中にタコメーターがあり、右にデジタルの速度計だ。ハンドルは、セパレートハンドルだ。ただし、若干高めで、Bandit250の様な前傾姿勢ではなさそうだ。タンクは、手前が絞り込まれていてニーグリップしやすそうだ。イメージとしては、GSR系統のもので、いい感じに見えた。試乗できたら良かったが、展示のみのようだった。後で調べたら、まだ、発売日も正式名称も価格も発表されていないらしい。

奥に行くと、バイクが沢山並べてあった。こちらは、後でわかったことだがSUZUKIの試乗車ではなく、同時開催のバイクショップのものだった。これは、GSR400だ。レンタル可能とのことだったが、費用は聞いていない。現車を販売もできると言うことで、42万円の値札が付いてた。なかなかいい値段だ。新車買うよりいいのでは無いか。

 CB400 Super Fourだ。このカラーリングが人気なのかもしれないが、私個人はあまり好きでは無い。レッドならレッド一色の方が全然違っていい感じたろうにと思ってしまう。私の感覚がおかしいのだろうか。

SKAY WAVE 400。ハンドルはメッキタイプだ。乗りやすそうだ。特にシートの所のステップがエグれていて、足つきもしやすそうだった。

SUZUKI グラディウス400。V型2気筒だ。エンジンが直列4気筒ではないので、とてもスリムだ。代わりに、威圧感はほとんど無い。

Bandit 1250。リッターバイクだが、シートも低めで前部のボリュームに比べてリアが絞られていてあまり大きく感じなかった。400といわれても、そうだろうなと思う程だ。ハンドルはアップライトで、乗りやすそうだ。1254ccと中途半端な排気量だが、100馬力と思ったほどの出力は無い。代わりに、3,500回転で、10.9kgf・mと車並みの大トルク。

対して、こちらはエンジンがとてもワイドではみ出している。
XJR1300だ。ネイキッドタイプで、オーソドックスだ。代わりにあまりおもしろみが無い気がした。エンジン特性的には、Bandit 1250と同じようなタイプだ。大排気量でトルクの太い特性だ。

これは、YAMAHAの廉価な250cc、YBR250だ。SUZUKIのGW250と比べると、ちょっと古くさい感じのネイキッド。

ピンぼけですまないが、メーター回りもオーソドックス。バイク自体は、サイズも手頃で簡単に乗れそうだが、持っていてうれしいかは微妙だ。

YAMAHAのYZF-R1と思われるバイク。とてもコンパクトで、リッターバイクには見えない。特にフロント回りは低く、さらにシートの薄さを見ると、長距離は辛そうだ。これで、145馬力という信じられない出力がある。

YAMAHA FZ1。倒立フォーク。筋肉質のもりもりとした体格だ。リアシートはおまけ程度。

リッターバイクとは思えない、スリムなフロントフェイス。YZF-R1と同じ排気量だが、こちらは94馬力と控えめ。


これは、トライアンフのアドベンチャーのフル装備車だ。800ccの3気筒というのが珍しい。カテゴリ的には、オフロードタイプに見えるが、タイヤはオンロードタイプ。ワイルドなオンロードバイクなのだろう。

スクリーンも大きくていい感じだ。さらに、スクリーンの内側には、メーターを保護するパイプ状の枠があり、これにナビなどが付けられそうだ。メーターは、FZ6などに似ている。

フロントは、個性的なツインヘッドライトが面白い。さらに、フォグランプまで付いている。夜も安心だろう。どうも、トライアンフというと直立二気筒のイメージが有って、最近の車種を見ると、ホンダやスズキなどと同じようなモノが多い気がする。ハーレーのように、個性を伸ばしていっても良かったのでは無いかと思える。



試乗会では、このように肘、膝、胸と背中にプロテクターをつけさせられた。急制動を体験するので安全対策の為だ。

路面が濡れているが、このように水をまいて、そこで急制動してABSを体験する。

SUZUKIの試乗車は、SKEYWAVE 400 ABS。

SKYWAVE 650 LX。

GSR400。実際に、このブラックのGSR400に試乗した。ABSの効きに関しては、おそらく急制動になっていなかったのだろう。あまり感じなかった。でも、ブレーキは、路面が濡れているとは思えないほど、良く効いた。ABSも付いているという安心感もあり、濡れた路面での制動に関しては装備されていた方がいい。私も、できるならABS付きのバイクがいいと思う。Bandit250では、雨の日の制動はとても怖い。

グラディウス400。これにも試乗した。これは、自動車学校敷地内を先導車に従って、一緒に走った。ABSの急制動テストは無かったので、プロテクターはしなかった。でも、先導車が、意外に速くて、ちょっとびっくり。とにかく狭い中をくねくね曲がりながら、走るのだ。1カ所は、車用のS字を通った。車用は、幅が十分にあるので楽勝だ。できれば、二輪用のS字にして欲しかった。しかし、試験とはいえ、自動車のS字比べて、バイクののS字はなぜにあんなにアクロバティクな程に狭いのか。その上、ポールまで立ててあって、さらに狭くしてあるのだ。クランクなど狭い上に、内側にポールを立てているという意地悪さだ。

行くまでは、晴れていたのだが、走る直前くらいから雲が出てきて、時折パラパラと雨が降ってくるようになったが、ひどくはならなかったので良かった。しかし、ひどくなったら困るので、11時半前には退散した。夕刻には、かなり激しい雨が降った。梅雨末期の気候だ。


さて、試乗したGSR400だが、車格も丁度いい感じだが、クラッチが全然違うので戸惑った。最初の発進の時には、ギヤが入っていないのじゃないかと、改めてチェンジレバーを踏み込んだくらいだ。とうのも、私のBandit250がクラッチが完全に握った状態から少しでも放すと繋がるようにしてあるためだ。試乗車は逆に、完全に放す直前で繋がる感じなのだ。逆に切る方では、少しでも握ると切れる感じだ。指が短いので、私にはちょっと辛いセッティングだったが、クラッチ自体はとても軽いので、その設定がわかればすぐに慣れた。発進もスムーズでエンジンブレーキも丁度いい感じだった。アクセルをひねって回転が上がってくれば、かなりの加速を味わえるのだろな、と感じるエンジンフールだった。その癖、この狭い中でも、低速ながら3速に入れられるほどに、トルクも薄いながら有る感じだった。さすがにコーナーでは2速になるが。2速だったら、クラッチは触らないで、アクセルワークだけでコース内は走れる雰囲気だった。おそらくは、このスムースな感じが、大型二輪の試験車の750ccバイクも同様なのだろうと感じだ。

次に乗ったグラディウス400は、V型の2気筒だが、こちらはエンジンブレーキが効き過ぎる感じだ。しかも、アクセルを開くとこんどは、どこどこと加速が唐突な感じではじまる。コーナーに入ってからは、微妙なアクセルワークを要求される感じだ。GSR400と同様のアクセルワークを行うと、ギクシャクしてしまうのだ。吹き上がりも、どこどことした感じがあって、スームーズな感じでは無い。細くて、軽くて、乗りやすいが、エンジンフィールは、断然GSR400の方が良かった。もしどちらかを買うのなら、まちがいなくGSR400だろう。ちなみに、両方ともデジタルスピードメーターだった。最近のトレンドだ。

しかし、さらに思ったのは、Bandit 250が古くて、250ccで4気筒という事で、パワーが無くて走りにくいと感じていたが、確かに、400ccとなるとトルクもあるので、乗りやすいのは確かなのだが、楽しく乗れるのかと考えると、ジェンマにはかなわない。どうも、シートが高くて重心位置が高い感じで、コーナーがあまり楽しくないのだ。その点は、Bandit250とたいして変わらないと思った。

とうのも、2台ともバーハンドルとはいえ、若干なりとも前傾姿勢タイプで、停車した状態で、ハンドルを持ったままでは、上体を手で支える感じになってしまうのだ。だから、相対的に腰が高く感じて、不安定感が増すのだろう。

確かに、400ccは250ccに比べれば、トルクもパワーもあり、乗りやすいのは間違い無いが、基本的なスタイルが合わないのでは無いかと感じてきた。しかし、試乗と行っても、数分のことで、一般道を走ったわけでも無い。慣れないバイクに乗ってすぐにその良さがわかる訳でもないだろう。

ただ、Bandit 250に対して、間違いなく勝る点は、シフトフィールだ。とにかく気持ちよいようにギヤが思ったように入るのだ。とくに、ニュートラルにはすぐにコツッと入るのは気持ちいい。新しいとこういう点がいいのだ。もちろん、しっかりした足回りや、剛性感も言うこと無しだ。

とにかく、大型二輪を受験するに当たって今回の試乗はとてもブラスになったのは間違いない。とにかく、Bandit250でゆっくり半クラッチで走るのは、相当に難しい。安定感も無い。それに比べると、低速トルクがあって、ゆっくり走るのは、断然楽だ。これならば、より楽な乗りやすいバイクで試験を受けられるのだろうという事だ。それだけでも、少し安心した。少なくとも、400cc程度では、たいして重さも感じなかった。なにしろジェンマは、今回試乗した2台よりも重いのだから。

帰宅してちょっとショックが。いつものように、ジェンマの埃を拭っていたら、右のマフラーカバーにかなりの擦り傷があった。今回の走行では、転けていないし、いったいどこで擦ったのだろうか。大体、ジェンマでは一度も転けたことが無い。いや一度、低速で左に倒しすぎて、下を擦ったことはある。でも、それは左側で、マフラーのある右側では無い。

こんな感じだ。傷も新しいので、バイクを止めているときに、隣のバイクが擦ったのだろうか。

これが、ジェンマの駐輪状態だ。となりのスクーターとも十分に間隔が開けてある。擦りそうな感じでは無いのだが。少なくとも、擦り跡は新しく、以前からあるものでは無いのだ。ジェンマの塗装は、白では無く、パールホワイトなので適当にタッチペンでと行かない。よく見えるところだけに、ちょっとショックだ。

会場での走行の様子を撮ったビデオを載せておく。当然ながら、私の走行状態は、撮っていないので、走行が終わってから別な人たちのものを撮影したものだ。SUZUKIの試乗会だけでなく、最初と最後に出てくるのは、競技会の練習と思われるものだ。まさしく職人技だ。