2012年4月30日月曜日

ゴールデンウィークなのに雨

ゴールデンウィーク3日目となる今日は、昨夜から雨でしかも風も強く、とてもバイクを外で弄ろうなどとう事はできない1日だった。

今のところの天気予報だと、明日は曇り、明後日は再び雨、とあまり天気が良くない。今年のゴールデンウィークは、あまりぱっとしない1週間になりそうだ。商業的にも良くないかもしれない。

明日は、少なくとも雨が降らなければ良いのだが。

2012年4月29日日曜日

SUZUKI Bandit 250 復活編

エンジンがかからなくなったBandit 250だが、あの後毎日セルを回してみるが全くエンジンがかかる様子も無い。

意を決して、本格的に整備する事にした。

まずは、ヒューズから。セルが回るので、ヒューズが切れているとは考え難いが、もしもの事があるかもしれない。
ヒューズはシート下にある。

赤い配線の下にヒューズボックスが有る。配線が邪魔でボックスを弄るのに邪魔だ。

どうやってヒューズボックスを開けるのかわからなかったが、おそらくこれだろうとマイナスドライバーで肘ってみた。


と、簡単に開いた。中には、25Aが1つと、10Aが3つ入っており、25Aと10Aの予備がそれぞれ1個ずつあった。

これをラジオペンチで一つ一つ外して調べた。

ヒューズ自体は中くらいのサイズで、ジェンマと同じだった。が、どれも切れていなかった。

次に、ガソリンだがこれもフィルターにガソリンが溜まっていいるのが見えるので問題ないように見える。

タンクのフタを開けてみたが、130Km程度走っているので、だいぶ少なくなっているが空っぽと言うわけでも無い。燃料コックをPRIにしても、エンジンがかからないのは変わらなかった。

というわけで、これ以上調べるにはタンクを下ろす必要がある。

まずは、燃料コックに繋がっている2つのホースを外す。このときに、燃料コックはONの位置にしておく事。私は、PRIにしていてホースを抜いたとたんにガソリンがコックから出てきて慌ててしまった。

次に、タンクのシート側にある2つのボルトを緩める。

ボルトを外したところ。タンクの取り付け部の下にゴムのブッシュが付いている。

これが外したボルトとタンク下にあるゴムブッシュだ。特にゴムブッシュは忘れがちでタンクを外そうと持ち上げたとたんに外れてどこかに転げて行ってしまうので気をつける必要がある。

タンクの右側に冷却タンクから出ているホースがタンクに繋がっている。

これは、このようにその先がT字のジョイントに繋がっている。

これを上のように外す。これで、タンクはどこにも繋がっていない状態となるので、ハンドル側からシート側にスライドさせるようにずらす。そうするとタンクがフリーになるので、持ち上げて外す。

タンクの置き場としてすのこを用意した。

で、このようにタンクを置いておく。

タンクを外したら、エアークリーナーボックスが見える。タンクの真下に空気の取り入れ口が開いている。

エアークリーナーを覗いてみたが、エンジンがかからないほどに汚れているようには見えない。今回はこのままにしておく事にする。

それでは、プラグを確認する事にする。これが原因で無かったらキャブレターと言うことになり。相当に面倒だ。プラグであることを祈るばかりだ。この写真を見るとわかるが、プラグも簡単に外せるようでもない。冷却水のホースなどが被っている。SUZUKIさんよ、もう少しメンテナンス性を考慮した設計というのはできなかったのかね。もしかすると後期型はもっといい設計になっているのかもしれないが。

とりあえず、一番邪魔なこのボックスを外す。

ついでに、冷却タンクを見てみてみたが緑色した綺麗な液体が入っており、問題があるようには見えなかった。

今回購入したSUZUKI用という車載工具に入っていたプラグレンチを使ってみた。深いので、これ以外では外す事はできなかっだろう。工具を買っておいて本当によかった。おそらく、Bandit250標準のプラグレンチはもっと短いのではないかと思う。このプラグレンチは少し長くて、エンジンの上に付いているものが邪魔でこうやってプラグの穴に入れるだけで苦労する。

プラグレンチは17mmのスパナで少しずつ回してプラグを外した。

外したプラグ。確かに汚れているが、経年変化で交換するほど劣化しているようには見えない。が、花火を飛ばしてみると、なにやら色が柿色で、しかも、本来飛ぶところ以外にバチバチと火花が飛んでいる感じだった。

本来ならば、新品に交換するべきかもしれないが、注文はしているのだが、まだ届いていないので、とりあえずワイヤブラシでごしごしと磨いてみた。


とても綺麗になった。これなら新品とたいして変わらないだろう。

なお、プラグを外した穴には新聞紙を丸めて詰めておく。この穴からシリンダー内に異物が入り込まないようにしておく。ここに異物が入るととても面倒だ。たとえそれが、単なるほこりとか小さな砂でもエンジンにダメージを与える可能性がある。

で、磨いたプラグで花火を飛ばしてみると今度は綺麗に飛び始めたので、おそらくプラグの汚れが原因だったのだろう。しかし、2週間前まではなんの問題も無くエンジンがかかって走れていたのだからいきなり汚れるとも思えず、何が原因で汚れたのかわからない。でもこれを残りの3本にも同様に行った。汚れは、どのプラグも同じように感じだった。

これが2本目。

3本目。

4本目。

で、配線の被服が破けているところが2カ所あった。
まずは、タンクの下の配線。

ビニールテープでぐるぐる巻きに。白にしたのは特別意味があるわけでは無く、単に白いテープしか無かったからだ。

2つ目が、ヘッドライトから出ている太い配線だ。

こちらは狭くてぐるぐる巻きにできなかったので1回巻きにしておいた。

ちなみに、プラグの花火の飛び方の変化をビデオにしたので見て欲しい。


全部のプラグの清掃と取り付けが完了したのち、ガソリンを供給するために、タンクを仮取り付けし、燃料コックのホースをつないで、セルを回してみた。いままでは単にセルが回っているだけでエンジンがかかりそうな雰囲気も無かったのが、明らかに音が違い、程なくエンジンがかかった。もうだいぶ暖かいが、チョークをひっぱておくとエンジン回転数が上がってアイドリングが維持しやすかった。数回アクセルをひねってエンジン回転を上げておいてから、チョークをゆっくりと戻した。安定したので、数分程度アイドリングさせておいた。その間に、タンクをちゃんと取り付けて、サイドカバー、シートと組み付け完了。工具も仕舞った。

さて、ヘルメットとグローブを付けて、1時間半程度走ってきた。走行距離は、50km程度だった。前回、ふらつきの修理を行ったことで、本当に安定しており、とても乗りやすくなっている。エンジンも問題無く吹け上がり、1万4千回転でも特に問題は無かった。

前回ガソリンをいれてから、145km程度走ったところで、なにやら吹けがおかしくなった。おそらくガソリンが無くなったのだろう。コックを、RESにしたら、再びエンジンが吹けるようになった。

このままでは少し心配なので、ガソリンを入れた。前回の燃費は16km/l程度だったが、今回は、もっといいかもしれないと思っていたが、プラグが汚れていてエンジンがかからずにセルを回したりした事や、タンクを下ろすときにだいぶガソリンが漏れたのでそのためなのか、今回も16km/lだった。まあ、古いエンジンだし仕方ないのかもしれないがそれにしても燃費は本当に良くない。軽自動車並みだ。いや、最近の軽自動車はリッター20kmどころか30kmも走るらしいから、全く相手にならない悪さだ。

また、今回プラグの清掃を行ったが、本当にメンテナンスはしにくいバイクだ。やはり、2気筒、いや単気筒のエンジンが、弄ったりメンテナンスするのはしやすい。むやみに気筒数が多いと消耗品(プラグなど)が4つも必要で維持費的にも不経済だ。

しかしだ、それでも、このエンジンの吹ける時の気持ちよさもまた魅力ではある。

今回はハンドルが低いことはあまり気にならなかった。慣れたのだろうか。だが、クラッチは辛い。1時間半で手首の筋が痛くなってくる。実は、私の左手は若い頃に手首の筋を切断しており、そのために握力が無いので、そのために疲れやすいのだろう。

それにしても復活して良かった。ツーリングに行けなかったので、Bandit 250で少しでも走り込んで、慣れておきたいところだが、明日から天気が崩れて雨らしい。こんな時には、バイクがいじれる小屋でもあればいいのだが。そんな贅沢なモノは無い。

少しでも、走れるようなら走る事にする。

2012年4月26日木曜日

SUZUKI Bandit 250 エンジンかからず

体調は、いまだ治らずだ。それでも、一時に比べればだいぶ落ち着いてきている。しかし、いつ突然に激痛に襲われるのかわからないのが困ったモノだ。

今日は体調のいいときに、バイクを見に行った。先週末にエンジンをかけれなかったので、エンジンだけでもかけてみようと思ったのだ。ジェンマは、新しい事もありあっさりとエンジンが掛かり、10分ほどアイドリングしておいた。が、Bandit 250は、セルは勢いよく回るのにエンジンが全くかからない。なんどか試したがだめだった。


ガソリンを調べようと、サイドカバーを外した。

フィルターを見るとちゃんとガソリンが流れていた。PRIにしてみても変化無しだ。どうも、ガソリンの問題では無いようだ。セルは回るもののバッテリーが弱っていてスパークプラグの火花の飛びが悪いのかもしれないと充電してみることにした。

 シガーソケットは、バッテリーに直接配線してあるので、これにワニグリップへ変換するプラグを挿入して、
 充電器を取り付けた。

こんな具合だ。

ちゃんとバッテリーが認識されて充電開始された。このまま放置して数時間経って見てみるとインジケーターがFULLになっていたので、充電器を外して、セルを回してみた。セルは、非常に力強く回るのだが、やはりエンジンはかからなかった。前回走ってから特に変更した点も無く、原因がわからない。少なくとも、バッテリーでは無いようだ。ガソリンもフィルターまでは来ているのを確認した。セルを回した後、排気口(マフラーの穴)を臭うと少しガソリン臭いのでおそらくキャブまでガソリンが来ているように見える。

原因を調べるには、タンクを外して、プラグやキャブ、エアフィルターなどを見てみないといけないようだ。まだタンクは外したことが無いので、今度外してみることにしたい。

話は変わるが、サイドカバーを外すときにぐらぐらしていたので調べたら、ネジ留め金具をとめているネジ穴部分の突起が折れていた。
Tsurugi 150のバッテリー取り付けステーを修復するときに使ったプラリペアがまだあるので、これで修理した。真ん中の黒いのは、プラリペアを落としてしまった所だ。肝心の突起は完全に修理できた。普通の接着剤ではこんな力のかかる部分の接着は今までの経験上不可能だったのが、強度も申し分なく修理できてしまうところが、プラリペアのすごいところだ。この前も、自動傘の開くときに押すボタンの樹脂が割れて取れてしまったのも修理できた。

 これが修理できたところだ。


2012年4月25日水曜日

体調不良はいまだ続いている

もう、5日も経つというのに、未だに治らない。毎日数時間おきに痛み止めを飲んでいる。この痛み止めでも効かないときには、座薬も数回使った。それほど痛みが激しい。さらに痛み止めは、副作用も激しく、目が乾く、焦点が合いにくい(なので運転は控える必要がある)、吐き気(むかつき)、本当にうんざりする。

こんな状態では、とてもゴールデンウィークに三泊四日のツーリングなど無謀というモノだ。諦めざるおえない。予約していた宿泊はすべてキャンセルした。

体調が戻れば、Bandit 250を弄るのを楽しみにしたい。

ああっ、早く治れ。

2012年4月22日日曜日

体調不良

昨日より、体調不良で寝てばかりだ。本当は、色々としたいことも一杯有ったのだが、どうも調子が悪い。

今朝方4時頃に激痛に見舞われ、緊急病院に行った。でも、緊急病院はとりあえずの事しかできないため、痛み止めをもらっただけだ。それでも、だいぶ楽にはなったモノの基本的に治療にはなっていない。

明日病院が開くのでちゃんと病院に行くつもりだ。

来週からゴールデンウィークだ。実は、3泊4日の四国ツーリングを予定している。果たして行けるのだろうか。実を言えば、昨年ももっと短いが四国ツーリングを計画していた。ところが、緊急手術をすることになり諦めた。今年も危ない。天気予報をみても雨マークがつき始めている。

2年前に、阿蘇1泊ツーリングに行ったのがとても面白くて、毎年いこうと思っているのだが、なぜかこの季節になると体調不良となってしまう。

まだ、完全に取りやめた訳では無いが、かなり危ない状況ではある。

2012年4月20日金曜日

SUZUKI Bandit 250 クラッチレバー

Bandit 250のクラッチレバーだが、私はクラッチを頻繁に操作しているととても辛くなってくる。購入先に揺れを修繕するために行った際にも、話したのだが、400ccやそれ以上の機種でももっと重いものもあり、実際握って比較したところでは、Bandit 250のクラッチはどちらかというと軽い方だとわかった。しかし、実際に使うと疲れてくるのも事実。よくよくレバーを見ていたら私の手の小ささが原因かだとわかった。

これが、クラッチレバーなのだが、外側に行くに従いグリップからひどく離れているのがわかる。そして、レバーの外側を使った方が軽いのは当然だ。だが、私は、手が小さいので、走行中に普通にグリップを握ると、指を伸ばしても一番外側のレバーの端には届きにくいのだ。そのため、だんだんとレバーの根元側を握るようになってしまう。当然ながら、根元側は力がいるので、とても堅く感じて疲れるという事になる。レバーの形が良くないのかもしれない。

そして、調べると他機種では、ブレーキレバーの調節機構と同じようなモノが、クラッチ側にも付いているものがある。ならば、他機種用でもいいので付け替えてしまえばいいのでは無いかと考えた。


そこで、Yahooのオークションでカワサキのゼファー用だという中古のレバーを落札した。写真ではもう少しマシかと思ったが、実際に届いたモノはかなり錆びて汚い。特にダイヤルが錆びている。


こんな感じだ。ダイヤルの数字も良く見えないくらいだ。よく見える場所であるし少し磨いてみることにした。


ワイヤーブラシに金属磨きをタップリと付けてごしごしと磨いた。


ピカピカとまではいかないが、かなり綺麗になった。ダイヤル以外の所も、磨いたら汚れも取れてだいぶ見てくれが良くなった。

裏にひっくれかえしてよくみると、ボルトが無かった。


それで、探すと丁度よいボルトが見つかったので取り付けた。

後は、取り付けるだけだ。