2011年11月13日日曜日

F1 2011 第18戦 アブダビGP 決勝

アブダビは、夕方日が沈む前にスタートして、途中で日が沈み、暗くなってフィニッシュというコースとなる。また、ピットストップのタイムは、21秒程度となる。

気温26度。コース路面温度30度。

ブールノ・セナ、ディレスタ、小林可夢偉、マルドナード、バリチェロがプライムタイヤチョイス。
スタート直後、2コーナーで、トップ走行のベッテルがコースアウトして、右リアタイヤをパンク。

ハミルトン、アロンソ、バトン、ウェバー、マッサで1周目。

ベッテルピットインしたが、リアのタイヤだけでなく、ダメージがひどく、リタイヤとなった。

小林可夢偉は、11位まで上がった。

ペレスがピットイン。フロントウイングを交換した。最下位23番手に。タイヤはプライムに。
なぜかセナもピットインして、22番手となっている。この2台が接触したのかもしれない。

4周目、小林可夢偉は、13番手に後退。プライムタイヤではベースが悪いのか。

5周目、小林可夢偉ビットインして、タイヤをオプションに交換して、最下位に。

12周目、セナ、ペレス、小林可夢偉は17番手まで上がる。

バトン、KERSがおかしいとチーム無線。後ろのウェバーに詰め寄られている。

9位ディレスタは、プライムタイヤで少し遅いが、直線速度が速く、その後ろのトロロッソ勢をブロックして、前を行く、スーティルを先に行かせている。スーティルとは、13秒もの差が付いている。


14周目、オプションタイヤの小林可夢偉が、プライムタイヤのペレスをオーバーテイク。
ブエミが、ディレスタをやっとオーバーテイク。

ウェバーがバトンをオーバーテイク。

5番手マッサピットイン。
アグスグエアリがピットイン。

16周目
ハミルトン、アロンソ、バトンがピットイン。
さらに、シューマッハ、スーティルもピットイン。
コバライネンもピットイン。

17周目、ウエバー、ロスベルグがピットイン。
ウエバーピット時間がかかりすぎ。バトンに先行される。さらに、マッサにも先行される。

18周目。
ペトロフ、バルチェロ、ピットイン。

ブエミが、スローダウン。2戦連続でリタイヤか。

小林可夢偉14番手までアップ。前を行くセナをオーバーテイクして、11番手までアップ。

20周目、セナ、ブエミピットイン。
ブエミは、リタイヤ。

21周目、小林可夢偉がマルドナードをオーバーテイクして、10位に。
以下マルドナード、ペトロフ、ペレスと続く。

23周目。
先頭は、ハミルトン、アロンソ、14秒送れてバトン、2秒後にマッサ。
4番手マッサが、3番手バトンを抜けば、今年初めての表彰台となる。

9位ディレスタに対して1.5秒づつ詰めている。その差は、13秒。

25周目。
ウエバーは、5番手。このままなら、今年初めてのレッドブル無表彰台となる。
小林可夢偉は、さらにタイムを上げて、ディレスタに対して2秒近いタイム差で
追いかけている。

26周目。
未だタイヤ交換していないのは、ディレスタのみ。1ストップ作戦の模様。

マッサ、前のバトンに対して1秒以内に入る。

27周目。
ディレスタピットイン。プライムからオプションにタイヤ交換。
同時に、ペレスもピットイン。
小林可夢偉は、9位にアップ。前のシューマッハとは、30秒の差がある。さらに、1周のタイムは1秒シューマッハより遅い。

29周目。
ウェバーがマッサを1つ目のDRS区間でオーバーテイクしたが、次のDRS区間でマッサが抜き返し。1つ目のDRS区間で近づいて、2つ目のDRS区間でオーバーテイクするものだと思われるが、これを何度も繰り返している。大丈夫かウェバー。ウェバーとマッサがやりあっている間に、バトンが距離を開けている。

31周目。
ハミルトンがファースティストラップ更新1:44:469。対して、小林可夢偉のタイムは1:47:337。
1周で2.8秒も差が付くいている。

小林可夢偉、タイムが徐々に落ちいている。そろそろピットストップか。

33周目
小林可夢偉ピットイン。が、後ろが詰まっているため、かなり後退して。13番手に後退。
前は、先にピットインしているペレス。

35周目。
ウエバー、ピットインしてオプションタイヤ交換。
残り20周を割っていて、もう1周ピットインの必要あり。

36周目。
スーティル、ピットイン。

39周目。
ペレスが、10番手のヘトロフをオーバーテイク。ペトロフは、タイムがかなり落ちいている。
そのまま、ペトロフピットイン。

現在のトップ勢は、
ハミルトン、アロンソ、マッサ、ロズベルグ、バトン、ウェバーの順。
ウェバーは、ファースティストラップ更新して猛チャージ。

40周目。
マッサビットイン。が、同時に入ったコバナイネンに出口で詰まってタイムロス。
アロンソは、自己ベスト更新してタイムアップ。ピットストップを伸ばしている。

42周目。
アロンソピットイン。が、HRTがビットインン入り口で引っかかり、タイムロス。
そのため、ハミルトンの前に行けなかった。

44周目。
ウェバーがファースティストラップ更新して猛チャージ。

45周目。
小林可夢偉は、前の10番手ペレスより速いタイムで走行している。

47周目。
小林可夢偉、1つ目のDRS区間で近づき、2つ目のDRS区間で、前のペレスを楽々オーバーテイク。その前を行く、ディレスタとは10秒の差。だが、ディレスタもオプションタイヤに交換したことでタイムは悪くない。小林可夢偉自己ベスト更新 1:43:997。先頭を行くハミルトンより速い。

残り4周。
小林可夢偉は、1:43台と先頭集団と変わらないタイム。現在10番手。前を行くディレスタは1:44秒台。後ろのペレスは1:45台。

ハミルトンがチェッカー、アロンソ、バトン、ウェバーの順。
バトンにチームを奪われるような雰囲気もあったハミルトンも溜飲を下げた。
小林可夢偉は、10位入賞。1ポイントゲットした。
今回は、チームメイトのペレスよりもかなり速いタイムでの走行で、11番手と16番手というスタートの時の差を挽回して13秒の差を付けてのチェッカーだった。
また、同ポイントまで追われていたトロロッソは今回ノーポイントだったので、小林可夢偉の1ポイントで救われた感じだ。最後のブラジルでもがんばって欲しいものだ。

最初の周で、ベッテルがリタイヤしてレースとしては面白くなくなったが、2位ではあったが、アロンソの速さも光った。さして、初めて表情台にレッドブルが乗らなかったのは、ウェバーの3ストップ作戦がどうなのかという感じた。今年のプレリタイヤに合わないウエバーだが、車が良いのでそんなトリッキーな事をする必要はなかったのではないかという気がしないでもない。