2011年10月5日水曜日

5ベイ外付けHDDケース ドスパラセレクト DP-9153

我が家のサーバーには、現在2TBのハードディスクが6台付いており、RAID5で構成されて約10TB容量となっている。だが、もし、このHDDに問題が生じると、とても面倒だ。それに、1TBのハードディスクが何台か余ってきているので、外付けHDDケースを購入することにした。

購入条件は、
・.全面からHDDが抜き差し出来ること。
・インターフェイスは、eSATA。できれば将来のことを考えてUSB 3.0も付いていると良い。
・なるべく多くのHDDを取り付けできること。
・低価格
・3TBのハードディスク対応

で捜したら、なんとぴったりの商品が見つかった。それが、今回購入した製品。

ドスパラセレクト DP-9153

価格は、送料込み17,500円だった。

箱は、まあ普通だ。
 開けてみると、上に小箱が入っていた。下に、本体だ。
 小箱には、ケーブル類が入っていた。

・内部Serial-ATAを、拡張スロットに取り出してeSATAに変換するブラケットとケーブルのキット
・eSATAケーブル
・USB 3.0 ケーブル
。電源ケーブル
の4つだった。なかなか充実した内容だ。
 ちゃんとマニュアルも付いてくる。
 本体の外観は、価格の割には、高級な感じのするものだった。
 フロントドアを開けると5基のベイが現れる。全面からHDDを抜き差しできるのはとても便利だ。
 リア側。大きなFANが付いている。電源は、小型だ。端子は、電源、eSATA、USB 3.0となっている。
電源は、230Vと115Vの切り替えスイッチが付いている。
 ベイのHDDスロットは、簡単にオープンできる。
 取り出してみると、HDDを裸で出し入れするのではなく、このトレイに付けて出し入れするタイプだ。HDDを直接出し入れできるタイプの方が簡単だが、HDDを押さえる機構が悪くて接触不良が出る製品もある。
 マニュアルは、英語のみ。でも、私の用途では、RAIDは使わないのであまり関係無い。

今回、日立グローバルの3TBのハードディスクを別途購入した。

HDDをトレイにネジ止めする。

そのほか、余っていた1TBのハードディスクも入れた。さっそく設置してみた。
サーバからアクセスすると、個々のハードディスクが普通に見える。5基もベイがあると今後も安心だ。もしも内蔵している2TB×6個のハードディスクにトラブルが発生してもこの外付けHDDケースに入れたHDDで内容をバックアップできる。全部3TBなら、最大15TBと言うことになる。かなりの大容量だ。

アクセス速度も、eSATA接続なので、普通に100MB/秒程度出ている。動作音も意外に静かだ。ケースの両サイドに多数の穴が開いていて、大型のファンをゆっくりと回してリア側に排気しているため、そこから吸気してHDD全体を冷却する仕組みだ。ファンが大きくて低回転なので、気にならないくらい静かだった。うちの場合、隣にあるサーバ本体がとても静かという程でもないので、なおさら気にならなかった。

低価格で、インターフェイスも最新のUSB 3.0に対応し、5基ものベイがあり、RAIDにも対応、ケーブル類もすべて入っている。これで17,500円は本当に安い。おすすめする。