我が家のサーバーには、現在2TBのハードディスクが6台付いており、RAID5で構成されて約10TB容量となっている。だが、もし、このHDDに問題が生じると、とても面倒だ。それに、1TBのハードディスクが何台か余ってきているので、外付けHDDケースを購入することにした。
購入条件は、
・.全面からHDDが抜き差し出来ること。
・インターフェイスは、eSATA。できれば将来のことを考えてUSB 3.0も付いていると良い。
・なるべく多くのHDDを取り付けできること。
・低価格
・3TBのハードディスク対応
で捜したら、なんとぴったりの商品が見つかった。それが、今回購入した製品。
□ドスパラセレクト DP-9153
価格は、送料込み17,500円だった。
箱は、まあ普通だ。
開けてみると、上に小箱が入っていた。下に、本体だ。
小箱には、ケーブル類が入っていた。
・内部Serial-ATAを、拡張スロットに取り出してeSATAに変換するブラケットとケーブルのキット
・eSATAケーブル
・USB 3.0 ケーブル
。電源ケーブル
の4つだった。なかなか充実した内容だ。
ちゃんとマニュアルも付いてくる。
本体の外観は、価格の割には、高級な感じのするものだった。
フロントドアを開けると5基のベイが現れる。全面からHDDを抜き差しできるのはとても便利だ。
リア側。大きなFANが付いている。電源は、小型だ。端子は、電源、eSATA、USB 3.0となっている。
電源は、230Vと115Vの切り替えスイッチが付いている。
ベイのHDDスロットは、簡単にオープンできる。
取り出してみると、HDDを裸で出し入れするのではなく、このトレイに付けて出し入れするタイプだ。HDDを直接出し入れできるタイプの方が簡単だが、HDDを押さえる機構が悪くて接触不良が出る製品もある。
マニュアルは、英語のみ。でも、私の用途では、RAIDは使わないのであまり関係無い。
今回、日立グローバルの3TBのハードディスクを別途購入した。
HDDをトレイにネジ止めする。
そのほか、余っていた1TBのハードディスクも入れた。さっそく設置してみた。
サーバからアクセスすると、個々のハードディスクが普通に見える。5基もベイがあると今後も安心だ。もしも内蔵している2TB×6個のハードディスクにトラブルが発生してもこの外付けHDDケースに入れたHDDで内容をバックアップできる。全部3TBなら、最大15TBと言うことになる。かなりの大容量だ。
アクセス速度も、eSATA接続なので、普通に100MB/秒程度出ている。動作音も意外に静かだ。ケースの両サイドに多数の穴が開いていて、大型のファンをゆっくりと回してリア側に排気しているため、そこから吸気してHDD全体を冷却する仕組みだ。ファンが大きくて低回転なので、気にならないくらい静かだった。うちの場合、隣にあるサーバ本体がとても静かという程でもないので、なおさら気にならなかった。
低価格で、インターフェイスも最新のUSB 3.0に対応し、5基ものベイがあり、RAIDにも対応、ケーブル類もすべて入っている。これで17,500円は本当に安い。おすすめする。