2011年9月23日金曜日

Tsurugi 150 湯布院ソロツーリング

大きな被害をもたらした台風も九州ではあまり感じなかった。それでも、雨が降ったり少し風が吹いたりしたが、それも通過して収まり、天気も回復した。

Tsurugi 150は不具合も解消して、なんとか乗れるようになったので、少し走ってみることにした。どこに行こうかと考えた。ある程度距離が走れるところというと別府はなんども行ったし、近所だが湯布院に行ってみることにした。調べると、湯布院においしい蕎麦屋があり、お勧めは黒豚蕎麦だという。まるでラーメンのような...。

ということで、湯布院に、黒豚蕎麦を食べに行くぞツーリングということにした。今回は、高速は通らずに、下の道をのんびりと走っていくことにした。

少し雲はあるが、天気だ。
 では出発。時刻は、8時半頃。3時間くらいかかるだろうか。約100キロだ。
 宇佐を通り過ぎて、あと30キロほどのところ。ここいらは、もうコスモスが咲いて、秋の気配だ。

そして、目を上げると岩の見える崖がなかなかいい景色。
そこから少し走ると、「仙の岩」が見えてくる。景色がいいので思わず止まって、見とれてしまった。
横の川もいい感じだ。
道端には、彼岸花が咲いている。
さらに進むと、ススキの群生が。なんとなく、阿蘇の外輪山という感じで、坂道をどんどんと登っていく。
Tsurugi 150は、とても調子が良い。車もほとんどいない田舎道なので、自分のペースで走れる。思わず、のんびりのつもりが、アクセルに力が入ったのか、11時過ぎにもう湯布院に到着してしまった。これではちょっと早すぎるので、「道の駅ゆふいん」に立ち寄ることにした。ここは、ちょうどゆふいんICのところにある。大型バイクが2台ちょうど出ようとしていた。なので、私のバイクだけになった。
道の駅ゆふいんはそんなに大きくない。こじんまりしている。
中は、トイレと、道路情報と、地元の産物とお菓子などの土産を売っていた。
しかし、大分登ってきたからだろうか、体が冷え切っていた。温度計を見ると18度しかない、寒いはずだ。
体を温めるために、ホット缶コーヒーを飲んだ。少し温まった。
少し中に入ってみたが、買おうと思うようなものもなく、トイレにも行って、時計を見ると11時半近い。小腹がすいてきたので、行列のできる店という噂なので、早めに行って食してみよう。

目的地は、「Murata 不生庵」 という蕎麦屋だ。かなり奥まったところにあるので、ナビがないと行き着くのは難しいかもしれない。ナビがあっても、行き過ぎてしまったくらいだ。
 右のプレハブ見たいのが店舗で、右から入る。店内は綺麗で、手前にテーブル席があり、一人者は奥の、二人席に導かれた。雰囲気はなかなかだ。店員は二人しか見えない。二人とも若い女性だ。言葉づかいもやわらかく、気持ちいい。蕎麦屋と聞くと、おっさんやおばさんがやっている雰囲気だが、ここははなり華やかだ。

 そして、この黒豚蕎麦を食べた。蕎麦はかなりさっぱりした感じ。黒豚は、とても柔らかくうまい。
 が、1,470円という価格に見合うかといわれると微妙ではある。でも、はるばる100キロ走ってきたのだから、食べた価値はあるというものだ。なお、本気で食べるには、量が全然足りない。一応お勧め品になっているが、一番リーズナブルなものがこれだ。もともと蕎麦は、あっさりしたものだ。だが、見てくれがラーメンのようなので、ラーメンのようなこってりしたものを想像していしまう。でも、実際は、あっさりしたのだ。なお、左上のものは、香辛料で、この料理には黒胡椒が合うというので、黒胡椒をかけたが、それでもあっさりしている。なお、店内にはジャズの音楽が流れていて、デザインとともにおしゃれだ。

ちょっと、物足りなかったので、由布院駅にある河原精肉店のから揚げを買って食べた。といっても、普通の若とりから揚げ100gと地とりから揚げ100gの200gを食べただけだ。それでも、かなり食いでがあった。

 価格は、若とりから揚げが230円、地とりが280円だった。その場で揚げてくれる。熱々だ。
 結局、湯布院に居たのは1時間程度だった。12時過ぎには帰宅の途についた。帰りも、同じ道を走ったが、とても気持ち良かった。

今回は、高速を通らなかったが、Tsurugi 150では下の道を通ったほうが面白い。いや別にTsurugi 150でなくても、下の道のほうがよかっただろうと思う。高速を通っても、30分程度短縮できた程度だろうし。高速は、あまりカーブもなく、とにかく面白くない。もちろんTsurugi 150だと出ても90キロ程で速度が出ず、他の車の邪魔になるということもあるが。やはり、下の道だとカーブもあり、景色もよく、気が向けば止まって景色を眺めたり写真を撮ったりできる。

もちろん、1日で500キロも走らなければならないということだと、高速でも走らないととてもそんな距離は走れないだろう。


帰ってから撮ったメーターの写真。走行距離は、226.7キロだった。

今回のTsurugi 150は、とても調子が良くて、エンジンもそこそこ回った。もちろん、登りはきつくて、60キロ出すのにも、アクセル全開にする必要があり、もう少し余裕がほしいなぁと思う。だが、もし、国産の250クラスのスクーターだと、200キロを超える車重があり、取り回しも大変だろうし、ヒラリヒラリという走行感覚は、軽いからだからだろうと思う。

あと、どれくらい乗れるか分からないが、WACOXは1年たらずで手放したが、Tsurugi 150は、もう1年は乗るつもりだ。もちろんも次の車体が見つかったら、あっさりと手放すことになるだろうが。

だって、WACOXの時も同じようなことを書いているし。