2011年9月14日水曜日

Windows 8 Developer Previewをインストール

来年発売されるといわれているWindows 7の次、Windows 8のDeveloper Previewが公開されたので、さっそくダウンロードしてインストールしてみた。

まず、今わかっているWindows 8の内容は、以下のようなことだ。

1) タブレット用のGUIになる"Metro"が搭載される。
2) x86/x64のIntelアーキティクチャーCPUだけでなく、Android端末の主力となっているARMアーキティクチャーもサポートされる。
3) Hyper-Vという仮想環境が搭載される。

特に気になるのは、新しいGUIと既存のWindows GUIとがどのような関係になっているかだ。そして、もう一つは、ARMアーキティクチャーのアプリはどうなるのかだ。

1つ目に関しては、起動したときには、"Metro"状態で起動し、旧タイプのWindowsディスクトップをそこから起動するスタイルらしい。だが、内部構造としては、全く逆でWindows のWin32がベースにあり、"Metro" GUIがその上のシェルアプリとして機能しているとのことだ。おそらく、Windows 7用の"Metro"GUIもどきを誰かが作って公開するのじゃないかと思ったりする。もちろん。アプリが動くかどうかは微妙だが。そして、アプリケーションは、既存のWindows用と、別途"Metro"用と2つのアプリを動かすプラットフォームとなる。ARMでは、この"Metro"のアプリのみが通常は動くとのことだ。CPUアーキティクチャーの事を考えずに、アプリが作れるということは、おそらくスクリプト言語か、Javaの中間言語方式なのだろう。

さて、ではさっそくインストール開始だ。ダウンロードしたISOファイルをDVDドライブに入れてPCを起動すると...以下のような画面となる。なんだかかっこいい。
 少しすると、Windows 7などのインストール同様に、インストール先のドライブを指定するとインストールが開始される。
以前に比べると本当に簡単に手間いらずでインストールできるようになった。少しすると、再起動して、ライセンスが表示される。
よく読んで、「I accept ....」にチェックをいれると、グリーンの「Accept」ボタンが表示されるので、クリックする。次にコンピュータ名の入力を求められる。
適当に、コンピュータ名を入れる。次は設定だ。
当然ながら「Use express settings」をクリック。最後に、ユーザ登録だ。
「user」などと適当に入力して「Next」をクリックする。これで後は、起動するのを待つだけだ。そして、表示されるのが"Metro" GUIだ。
タイル状に並んだボタンの画面だ。単なるボタンではなく、たとえば天気予報などのサマリーが表示されるようになる。本来ならば、タッチパネルで画面をフリップすると横スクロールするのだろうが、あいにくマウスなので、下に表示されているスクロールバーをドラッグしてスクロールさせる。

スクロールさせてみると3画面分あった。Androidでは、5つの事が多いが、スクロールさせた雰囲気では、1画面めとか2画面目といったように区切りが無いようで、ずるずるとスクロールしていく感じだ。

マウスの左ボタンを押して、通常のスタートボタンがある付近にドラッグすると、
このような、スタートメニューのようなものが表示される。また、"Metro"のタイルにある「DeskTop」をクリックすると、
見慣れたWindows のデスクトップが表示される。左下のウインドウズマーク(通常スタートメニューボタン)を押すと、元の"Metro"に戻ってしまうので、いわゆるスタートメニューは出なかった。まだ慣れないので、出るようにできるのかもしれない。いやおそらくできるのだろうと思う。

これでは、シャットダウンはどうするのだろうか...

これが正しいかどうかはわからないが、"Metro"の右上のUserをクリックすると以下のようにメニューがでるのでLogOff」する。
すると以下のような画面になる。

実をいうと、PCを起動したときには最初にこの画面が表示される。ここで、キーボードから「CTRL」+「ALT」+「DEL」を押すと、ログイン画面が表示される。
この画面の右下に電源ボタンがあり、シャットダウンが可能だった。かなり迷ってしまった。だが、タッチパネルでどうするのかは、不明だ。タッチパネルが有効に場合には、きっと何かしらのボタンなりが表示されるのだろう。

ちょっと長くなったので、これで区切ることにする。