2011年9月11日日曜日

F1 2011 第13戦 イタリアGP 決勝

気温30度、路面温度42度、と最近になく高い。
スタートから、1コーナー(シケイン)までが長いので、スタートでの順位入れ替えの可能性は高い。


プライムは、ロスベルグ、セナ、スーティル、ペレス、小林可夢偉、の5台。

アロンソが、スタートで4位からトップに。

後ろでは、シケインで、多数の車が巻き込まれるクラッシュ。
また、リカルドが、ストールしてスタートできず。
小林可夢偉も前の車に追突してフロントウイングを壊している。
多重クラッシュの為に、セフティカー。
ここで、ペテロフ、ロズベグ、リウイッツイがリタイヤ。
ダンブロシオが走り出したが、途中でストップ。

小林可夢偉は、ピットに飛び込み、フロントウイング交換、そしてタイヤをプライムからオプションに交換した。

3周目、セフティカー解除、リスタート。

ベッテルが、タイヤ暖まりの悪いアロンソをオーバーテイク。

5週目、ウエバーは、1コーナーで、マッサとクラッシュ。ピットに戻るためには、コースを1周しなければならないが、フロントウインドを無くしたままで、コーナーに突っ込み、止まれずに、クラッシュ、リタイヤ。

11週目、スーティルリタイヤ。

4番手ハミルトンが、3番手シューマッハを抜きあぐねている。

13週目、1コーナーで、ハミルトンがオーバーテイクも、次のコーナーで、シューマッハが、抜き返した。後ろからバトンも来て3台が団子状態。

17週目、バトンがハミルトンを抜き、タイヤの終わってきたシューマッハを簡単にオーバーテイクした。バトンは、3位。

シューマッハは、タイヤ交換。次周、バトンもタイヤ交換。

小林可夢偉は、10位まで来ているが、後ろから来たセナに迫まられている。

19週目、ハミルトンタイヤ交換。

トップベッテルと2位アロンソの二人は、まだタイヤ交換ていない。

ここで、小林可夢偉タイヤ交換。すこし早いぞ。

20週目、アロンソタイヤ交換タイヤ交換を終えた、シューマッハとハミルトンがまた、やり合っている。

21週目、べっテルタイヤ交換。

小林可夢偉は、タイヤ交換後、速度が上がらず、14位に沈んでいる。逆に、ペレスは、プライムのままで、走りきり、6位まで上がってきている。1ストップ作戦は間違いない。

24週目、小林可夢偉が止まっている。リタイヤ。昨年も完走出来なかったが、今年も駄目か。

25週目、バトンが、2位アロンソに迫ってきている。バトンは、ファティストを記録している。

ロスブラウンから、シューマッハに対して、コーナーで、レーンチェンジするときに相手にスペースを空けておけと再三無線が飛ぶがシューマッハは無視。
が、28週目。やっとハミルトンがオーバーテイクに成功した。

30週目、セナが、マルドナドをオーバーテイクして、11番手に。

遅いと思われていたトロロッソのアグスグエアリが、8位のデレスタをオーバーテイクした。

7位のペレスはプライムタイヤながら、1分29秒台で走っていて、8位との差は、13秒開けている。

34週目、バトンがビットインしようとしたら、前の周回遅れのバリチェロもピットインしあわや、接触だ。

ペレスが止まっている。リタイヤ。結局、ザウバーは、2台ともリタイヤとなってしまった。

ベッテルがピットイン。

35周目、アロンソビットイン。ハミルトンも一緒にビットイン。
アロンソ出てきたら、バトンの前だった。暖まりの悪いフェラーリのアロンソを抜くのは、今しかないとバトンが猛追。そして、オーバーテイクした。

38週目、2位を走っていたシューマッハがビットインし、6位で戻った。前は、争っているハミルトンだ。

2位バトンとトップベッテルとは16秒近くも開いていて、挽回は、難しそう。

トロロソのアグスアグリが7位、8位にブエミとなってきている。だが、まだ、1回しかタイヤ交換しておらず、オプションタイヤしか使っていないので、まだ、ピットインが必要。

その後ろを走っていたセナと、ブエミがピットイン。

43周目、アグスアグリががピットイン。

ザウバーのリタイヤの原因は、2台ともギアボックスだった。

48週目、セナがブエミをオーバーテイク。9位に上がった。

最終まで、4位ハミルトンが3位アロンソを猛追。が、そのままチェッカー。

結果、盤石のレッドブル・ベッテル優勝。
2位は、マクラーレン・バトン。
3位は、フェラーリ・アロンソ。
となった。





今回のレースでは、ハミルトンが、簡単にシューマッハに抜かれた後、なかなか抜き返すことが出来ずにいたところを、後ろから見ていたバトンが簡単に二人を抜いて行ったことだ。ハミルトンは単独では速いかもしれないが、老練なシューマッハには歯が立たなかった。ハミルトンは、とにかく抜こうと後ろにぴったり付いて走るだけで、冷静な対応が出来ていないのが、まざまざと映し出された感じだ。逆に、バトンは、冷静にチャンスをうかがって、その時が来たら、一気に抜き去るスマートさはすばらしかった。

予選で全然駄目だった、トロロッソのアグスグエアリは7位、ブエミは10位と、レースでの速さを見せた。
逆に、小林可夢偉のザウバーは、信頼性の問題が出ているようで、2台ともリタイヤとなり、先行きが心配だ。去年は、前半が信頼性の問題が出て駄目だったが、後半巻き返してきた。しかし、今年は逆で、前半がまあまあで、中盤になって速さも信頼性も無くなってきているのは問題だ。