2011年9月6日火曜日

Tsurugi 150 ちょっと綺麗に....がアダに!!

Tsurugi 150を一週間ぶりにエンジンをかけた。今回は、問題無くエンジンがかかった。が、アイドリングが低すぎてすぐにエンジンが止まってしまう。アクセルをひねって回転数を2,000回転程度まで上げておれば止まらない。それで、キャブのアクセルワイヤーの調整で、少しアイドリング回転数を上げた。

台風もどうやら日本海側に抜けたらしく、雨は降っていないので少し走ってきた。

帰って来てみると、いやに錆が目立つ。しかも汚い。
 マフラーのプロテクターを外して磨くことにした。
 ネジ2本を外して一番外側のプロテクターを外した。
 次にむ4つのネジを外してカバーも外した。
 最後にエキゾーストのカバーも外した。が、ねじ切ってしまった。3本のうち1本が駄目になった。なんて脆弱なネジなんだろうか。
 なんとなく、メッキのカバーが無くても良いような気がした。
 でも、せっかく外したのでコンパウンドで磨いて、見たが、汚れは取れたものの錆はほとんど取れなかった。それでも、だいぶ光り出した。
 元に組み立てた。だいぶぴかぴかになったが、錆はそのままだ。
 プロテクターの拡大。それでも、最初の写真に比べたらましか。
 1本ねじ切ってしまった所。まあ強度には関係無い所だから。無視しよう。ネジの部分が入ったままなので、ネジを買ってきても駄目だし。
 それと、内側の樹脂部分がだんだんと白ぼけてきたので、ポリメイトを振りかけて磨いた。
 以前に比べるとだいぶ古ぼけてきた。
 WACOXに比べても、塗装や樹脂部分の耐久性は低い気がする。WACOXは、ポリメイトで磨くと黒々と光ったが、塗装がつや消しのためだからなのか、あまり綺麗にならない。とにかく水で洗車すると、一気に錆び付いてしまいそうで、なるべく洗車したくない。洗車して綺麗になるのなら洗車するのだが、濡れているときには綺麗になったように思うのに、乾くと白ぼけた感じで綺麗になったという感じがしないのだ。

それと、以下の写真は、フロントの方向指示器のランプだが、LEDだと思っていた。小さいLED(?)が沢山付いているのだが、全然明るくない。拡大してみると、これって本当にLED?と思ってしまう。これも、もしかすると交流駆動で、高速点滅しているために明るくないのかもしれない。だからLEDに見えないのかも。

さらに、フロントフォークを見たら、ブーツが破けていた。
だいぶ暗くなってきていたので、光量が足りずに真っ黒に写っていたのだが、さすが一眼レフカメラ、撮った写真を加工したら、ちゃんと写っていたのでびっくり。これがコンデジだとここまでの階調がなくて加工しても見えなかったかもしれない。
たいしたものだ。いや、Tsuriugi 150にとっては、良くないが。まあ、これも、ブーツが破けたからといって、すぐに大きな問題と言うわけではない。

それにしても、ゴムやネジが脆弱そのものだ。1万円しない自転車とたいして代わらないクオリティだ。これで安くなったといっても16万円程度するのだから、品質は本当に低い。

私も、このTsurugi 150には、色々と気苦労をかけられているが、次は中華バイクだけは買わないつもりだ。もちろん日本メーカーの中国生産品は、リードを見てもこれほどひどい事は無かった。価格も相当高いが。今思えば、リードは2年間で、9千キロ程度乗ったが、カバーは一度もせず、洗車も一ヶ月に一度するかどうか、しかもほぼ毎日、晴れの日も、雨の日も乗っていた。それでも、こんなに錆びることもなかったし、ブリーカバーも一度も開けていない。どんなに汚れていても、洗車すると綺麗になるので洗車のやりがいがあったし。

今のTsurugi 150は、1年で、4千キロ弱。しかも、1週間に1度乗るかどうか、カバーも掛けていて、野ざらしというわけでもない。それで、この状態だ。

価格が半分とは言っても、やはりおすすめできる製品とは言い難い。

そうだ、Tsurugi 150はまだブリーカバーを開けていない。が、なんとなく定速から加速するときに、以前よりも何かガタガタする。ベルトが緩んでいるのだろうか。プリーカバーを開けなくちゃ行けないかなぁ。できれば、開けたくないのだが。WACOXは、外装はまあまあだったが、駆動系が良くなかった。その点は、Tsurugi 150の方が良い。排気量分、加速もするし。一気に80km/hまでいく。でも、もちろんフルスロットルでだが。余裕は全然無い。購入価格で言えば、WACOXの倍だから、それも当然だ。同じ価格で比較ならTsurugi 150の方が良いと言えるが。価格が倍でこれかよという気持ちだ。