2011年8月29日月曜日

Tsurugi 150 英彦山に涼みに

Tsurugi 150のトラブルも一応解決した。近所を走ってみて問題なさそうだ。試しに距離を走ってみたくなった。が、天気は良過ぎて30度などまだ涼しいと感じるほどに暑い。バイクの温度計を見ると38度。長距離走るには過酷な天気だ。

これは、夜撮ったのではない真っ昼間だ。が、日が強すぎて外装の白いところに合わせると明るすぎてこんなに暗く写るのだ。それくらい日が強い。
 Tsurugi 150は、エンジンはすぐにかかるのだが、オートチョークが本当に効いているのかと思うほどアイドリングが低くて、1000回転以下だ。少しアクセルをあおって、アイドリングを続けなくてはならない。面倒だ。アクセルをはなすとストッとエンジンが止まってしまう。まぁ、夏だからとか冬だからとか関係無くこの状態なので、きっとオートチョークは効いてはいるのだろう。でなければ、冬はもっとひどい事になるだろう。が、冬でもアクセルさえひねっておけば、エンジンが止まることはないのだ。

アイドリングするようになって見てみると、デジタル電圧計はアイドリングでは12Vになっているが、アナログの方では少しだけそれを超えているようだ。デジタルの電圧計は、1V単位でしか表示しないのでかなりアバウトだ。

そうこうしているときに、どこに行くか考えていたのだが、暑ければ、涼しいところに行けばいいのだ。ということで、英彦山に行くことにした。3月に行ったときには、まだ雪が残っていた位に平地との温度差がある。

日焼けしないように長袖のブルゾンにメッシュタイプのバイク用グローブという出で立ちながら、思ったほど暑くない。いや確かに暑いが、汗が風で気持ちよい。

目的地に近づくと、だんだんと坂道がきつくなり、木も高くなってきて日陰も出来てとても涼しい。気持ちよく走れる。エンジンは、坂道と言うことと、高所と言うこともあって、アクセル全開でなんとか走れる感じだが。もっと排気量が欲しい。
 温度計を見ると26度と下界とは、別世界。本当にエアコンかけているような感じだ。長袖で丁度良い。
 やっと着いた。
 高住神社の駐車場にバイクを止めた。髙地で気温は低いが、日は強いので日向にいるとやはり暑い。3月に来たときには、10度程度と寒く、止めて写真を撮っただけで通り過ぎたが、今回はこの神社に行ってみることにした。
 鳥居の向こうに長い階段が見える。せっかく涼みに来たのだから、あまり高くないといいのだが。
 むむ。まだ有る。
 途中にわき水がある。冷たくて気持ちいい。
 まだあるが。
 と思ったら着いた。意外に高くなかった。
 これが天狗杉。高い。全体はとらえられない。もっと広角のカメラが必要だ。それほど大きい。
体の 悪い箇所を触ると、良いらしい。思わず、頭をなでてしまった。御利益があるだろうか。
 これが本殿?。
 右横に、御輿があった。こんな山奥で御輿を担ぐ祭りがあるのだろうか。有るのだろうなぁ。
 これは飲んでみなくては。
 水は澄んで綺麗だ。
 飲んでみたが、特に味はしなかった。ただ、思ったほど冷たくなかった。からだが、気温になれたか?

これは、土産物とか、お守りとか売っていた。でも、何か深刻そうなお二人が腰掛けて話し込んでいて、ちょっと近づきがたかった。
登りは、アクセル全開で登ってきた。早く涼しいところに行きたいという一心だった。帰りは、逆にゆっくり走った。後ろから原付らしきスクーターが走っていた。あまりゆっくり走っていては、迷惑かもとすこしペースを速めたら、見えなくなった。途中で分岐があったので分かれたのだろうか。

総距離は、130km程度だった。時間は3時間。平均時速43km/hとなった。

実は、ビデオも撮ったのだが、長回ししていて編集が必要なので、また後日。

長袖に、グローブなので日焼けはないだろうと思ったが、帰宅すると赤くなっていた。


Tsurugi 150 バッテリー取り付け

バッテリーカバーの修繕もでき、準備も整ったので、Tsurugi 150にバッテリーを取り付けることにした。

が、その前に、ドレインパイプを付けることにした。サイズを測ると、6mm強だった。
 近所のホームセンターで、ビニルパイプを買ってきた。内径6mmと5mmを買ってきたが、5mmの方が少しきつめで抜けにくいのでこちらを取り付けた。
 長さ20cmで、30円だった。ラベルには#06と書いてあるが、5mmだ。
 そして、サイドアンダーカバーを見るとかなり傷が付いている。ごろんと転けた感じだったのに、意外に衝撃があったのだと判る。とりあえず、コンパウンドで磨いて、ファックスをかけた。
 少しは、傷がめだたなくなった。
 バッテリーの端子が短く、取り付けに難儀した。狭いせいもあり、端子の取り付けボルトもとても締めにくい。そのうちにぽろりと端子が取れてしまった。エンジンに行っている配線ではなく、少し細いのでメーターなどに使われている電源だろう。ヒューズが付いていた。とにかくこの配線が短いため引っ張られて切れたようだ。
 エンジンに行っている太いケーブルと一緒にビニルテープでまとめた。
 この端子部分に切れた端子部分を半田付けした。だが、どれだけちゃんと付いたのか少々自信がなかった。
 割れたカバーも、問題無くネジ止め出来た。ただ、やはりちょっと心配だったのでぎゅうぎゅうには締めていない。


終わったら、暑さで本当に滝のように汗が出た。

さて、エンジンをかけようとセルを回すと、先週の重苦しいセルの音がウソのように、一発でエンジンが始動した。若干低めのアイドリングでも、バッテリーメーターは12Vを上回っている。

その後、30キロ程度走ってきたが、エンジンは調子よく回るし、ボルトメーターは、14Vをずーっと指していた。アイドリングとなると12Vを少し上回る程度だ。そういえば、以前はアイドリングが2,000回転程度だったが、最後にCKファクトリーに預けた時に、アイドリングを1,600回転まで下げていた。もしかして、これが影響したのだろか。でも、Tsurugi 150で走るときに、一気に走るので、あまりアイドリングする事は無いのだが....。

とにかく、なんとか復活して良かった。何か別の要因でバッテリーが放電して、エンジンも調子が良くなかったのだとしたらどうしようかと思っていたが、この状態を見ると、単に乗る機会が少なかったので、バッテリーが上がったのだろう。

充電器で十分に充電したせいか、いままで、一番エンジンの掛かりが良い気がする。アイドリングも安定しているようだ。少しでもアクセルをひねるとすぐに14Vまで電圧も上がる。

たまに、バッテリーを充電しよう。
そうすることで、いざというときに乗れるだろう。