2011年7月19日火曜日

ツバメの2度目の巣立ち

玄関に作られた2つ目のツバメの巣では、巣立ちの季節になってきた。

6月18日には、まだヒヨコはおらず、親鳥が卵を抱いているのが見えた。
 それが、7月7日には、だいぶ大きくなってきて一番ピーピーと鳴いて、親鳥にえさをねだっていた。くちばしはまだまだ黄色い。
 親鳥たちも、昼間はひっきりなしにえさを運んでいる。大変な時期だ。
それが、つい数日前には、ヒヨコもだいぶ大きくなり、時折巣からはみ出て羽ばたきの練習をしたりしていた。
 そして、今日の夕方見たら、1匹だけが、巣から身を乗り出してじっと下を見ていた。最後の1匹になったらしい。兄弟姉妹たちは、すでに巣立ちしたのだろう。鳴き声が回りでするのだが、姿は見えない。時折親鳥と思われるツバメが来ると、ヒヨコの時のようにピーピー鳴くが、えさは与えてもらえないようだ。巣立ちを促されているのだろう。明日の夕刻には、おそらくこの最後の1匹もいなくなっているに違いない。
それにしても、ドングリ眼というかつぶらな瞳というか、寂しい感じというか、感情があるのじゃないかと思ってしまうような目をしている。近づいて写真を撮っても意外におとなしい。さすがにじっと見ていたら、巣の中に引っ込んでしまったが。

秋になったら、巣は取り壊して、この玄関電灯の上に、板を設置しようと思っている。そうすれば、巣も作りやすいし、糞も落ちにくくなるだろう。とにかく、ヒヨコが居るうちは、玄関は糞まみれ、泥まみれで、掃除しても1日と保たないのだ。幸いなことに臭いがないのがせめてもの救いだ。