2011年6月5日日曜日

6月に入ると蛍の季節だ。今年も見に行った。
見に行ったのは、田んぼの中に川が流れている様なところだ。あまり人気がないのが良い。蛍の数は多くないが、人が少なくて、車で行っても、十分に止められる。
細く欠けた月が出ていた。
本当に田んぼの中だ。
写真にはなかなかその状態を見せるのが難しい。でも、ほのかに光っていて一生懸命生きているのだなぁと思える。


カメラは、当然ながら、キヤノンのEOS Kiss Xだ。もう、X5がでているくらいだから、だいぶ古いが、十分に使える。最近では、FUJIFILMのFinePix HS10がお出かけや旅行のメインカメラになりつつ有るので、EOS Kissの出番は減っている。だが、このような極限状態での撮影(暗くて30秒オープン、ISO100)は、これでなくてはできない。

それに、先日の運動会などでも、EOS Kiss Xの出番になっている。やはり、ほとんどストレスなくシャッターがどんどんと切れる軽快感は、一眼レフの醍醐味だ。ネオ一眼とい割れるFinePix HS10もこの軽快感は無い。運動会は、被写体が一生懸命走っているので、コンデシのようにのんびりしていてはその瞬間を切り取るのは難しい。

だがまぁ、EOS Kiss Xは、液晶も小さく、動画も撮れないとだんだん時代遅れになりつつ有る。いつまでこれで我慢できるか解らないが、出来るだけ使い続けたいと思っている。

ServersMan Scooop by EXEMODE

Amazonを見ていたら、ServersMan Scooop by EXEMODEというトイカメラの様なビデオカメラが、4,000円程度で販売されているのを見つけた。写真を見ると、かなりチープだが、液晶も付いている。試してみたいかなぁと思っていたら、販売元のEXEMODEのWebサイトのアウトレット店で1,980円で販売されていて思わず、ポチッとしてしまった。送料込みで、2,160円だった。それでも、相当に安い。それが今日届いた。


これがパッケージ。
 意外に大きな箱でちょっとびっくり。裏側はこんな感じ。
 開けると,,,
 取り出してみた。もっと小さいものを想像していたので、その大きさにびっくり。X06HT IIと比較。あまりサイズに差はないように見えるが、
 厚さが断然厚いのでとても大きい。
 こちらは、先輩格のビクター(JVC)のPICSIO GC-FM1との比較。製品写真で想像したのはこのサイズだった。
 表面はつるつるぴかぴか。しかも、軽いので高級感は残念ながら乏しい。
 こちらが、表(?)側。ロゴが特徴と言えば特徴。
 上面。PICSIO GC-FM1同様に、電源ボタンが押しにくいので、ボタンを加工している。USB端子の格納部分が左側にある。真ん中には、AV出力端子。専用のケーブルが必要だ。
 底面には、三脚穴が開いている。
 レンズ部分。広角レンズ用のアダプタリンクを付けている。
 ボタンは、電源ボタンを除くと、裏面真ん中にあるこの三つのみ。
 動画ファイルは、サイドに有るSD(SDHC対応)カードに保存する。
 その下には、電池を入れるところがある。単3が三本。電池は2時間程度持つらしい。
 表面がつるつるなので手垢がとても目立つ。




さっそく、これを、Tsurugi 150に付けて走ってみた。

いつものように、出かけたのだが、先週と同じところで、また、速度取り締まりをしていた。ここに、いつもいるようだ。しかも、捕獲率も高そうだ。見かけたときにほとんど確保された車が見える。この直前は、上り坂で、緩く左カーブしており、路側帯が膨らんでいて、そこに隠れているので丁度見えにくくなっている。この道は、走りやすく、40キロ制限というのはどうなんだろうか。60キロで走っても、全く危険な感じは全くない。
信号で止まると、画角が狭いので、前の車にぶつかるように接近したように見える。バイクを、何台か見た。上の写真でもわかるとおり、カメラが大きいため、振動も大きくなり、撮影されたビデオもかなり揺れている。さらに、CMOSセンサーの為なのか、画面がくねくねとゆがむ。1時間程度連続して撮影したが、問題無かった。電池残量表示が正しいのなら、1時間程度連続撮影しても、1/3しか電池が減らなかったので、2時間以上は連続撮影可能ではないかと思われた。

グニャグニャの動画だけでは、なんなので、室内でも撮ってみた。このカメラの説明書をめくってみた。撮影距離は、40cm位なのだが、ピントが合っていない。スペックでは1.5m以上でピントが合うとのことで、40cm位では合わないのだろう。しかも、画角が狭いので、広角レンズを付けてみた。
広角レンズを付けるとだいぶ画角が広がり、ピントも少しマシになった感じだ。


PCとの接続は、サイドに有るこのレバーを上にスライドさせて、
 格納式のUSB端子を出して、PCにつなぐ。
 そして、電源を入れると、以下の様にUSBストレージとして使える。
これで、PCからは、内蔵メモリと、SDカードの2つリムーバブルドライブとして認識される。なので、SDカードをカメラから取り出さなくても、カメラをPCに接続しただけでSDカード内の撮影ファイルを取り込むことが出来る。しかし、とても遅い。SDカードを取り出して、カードリーダーに刺して取り込んだ方が断然速い。

まぁ、おもちゃの域脱していない感じなので、画質は価格なりと言うところだろうか。それでも、とりあえず動画がとれる事に違いはない。サイズが大きすぎるのが問題だが、軽いし、持ち歩いて何かあったら撮るというのが良いかもしれない。電源が乾電池というのもどこでも手に入れるという安心感もある。